2019年12月15日
昨夏の日記に柔道大会役員をした際の雑感を書いた。今日もまた、4時半起きをして柔道大会の役員の末席に名を連ねてきた。剣道なら学生時代にやっていたのでまだ分かるが、柔道となると自分ではやったこともなく、見ていても試合運びの巧拙やら判定の視点やらがまったく分からない。まあ、技術的なことは分からないが、一生懸命やっている選手や指導者の姿には学ぶべきところが多い。
前回は否定的な日記だったが、今回もそうなってしまった。開会式で大会委員長が訓示を垂れている場面で、チームの引率者と思しき男性2名がずっと談笑していたのだ。1人はずっとスマホを弄りながら…。もう1人は連盟指定の制服を着ていたから、所謂「経験者・専門家」の筈である。勿論、演台からはだいぶ離れているから、挨拶している委員長や本部にいる役員からは分からない。
いやね、大体「何とか委員長の挨拶」なんて、面白くないのは百も承知してるよ。真剣に聞いてみても「どこかで聞いたような話」ばかりなのも知っている。しかし、仮にも「道」がつくスポーツの指導者が、それをまったく聞かずに不要不急としか思えない内容の話をしているってのはどうなんだろう? そのざまで、後進の者達をどうやって指導しているのだろう。「目上を敬い、指導には虚心に耳を傾けなさい。」なんて言っているとしたら、もはやファルスでしかない。
肉体が健全であっても、精神が健全であるとは限らない。「スポーツマン=爽やかな好人物」なんていうのは、残念ながら大いなる勘違いなのかも知れない。
Posted at 2019/12/15 21:51:30 | |
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日々の徒然 | 日記