憂鬱な月曜日…なのだが、休日出勤の代休で休みとなった。もちろん、代休だからって本当に休んでられる状況ではない。昼前くらいには仕事しに行くのだが、朝だけでものんびり出来るのはありがたい。しかし、今の職場に異動してから、本当に休日出勤が増えた。何分、職員の数が少ないのだ。非常勤や補助の職員を加えればそれなりの人数にはなるが、そういう人たちを「1」とカウントするわけにはいかない。職場の分掌は現有職員で回さねばならない。一人につき、二つも三つも主任業務が降ってくる。仕方のないこととは言え、少々うんざりしてしまう。
「人手不足」を口実…というか旗印として、
外国人材の受け入れを拡大しようという動きがある。外国人だからという理由で排除するというのは差別だと思うし、優秀な人材が得られるのであれば、それはそれでメリットもあるのかも知れない。ただ、何か調子いいなって思うのも事実。国内の人件費の高さを嫌い、外国に工場を移し、現地民を安い賃金で使役して儲けてきた企業・業種って枚挙に暇がないと思う。また、C国とかK国とか、一度関わってしまうとなかなか抜けられない(誘致の時はいいことを言っていて、後出しじゃんけんで規制をかけ、撤退時には多額の金を毟り取る)ような地域に進出した企業は苦労したとも聞くしね。目先の利益を得ることに汲々として、自国内を軽視した報いを受けている企業・業種だってあると思うんだよね。
まして、現在
日本国内には170万人の完全失業者がいる。これは、働こうという意思があり、職が見つかればすぐに働くことが可能な人間達だという。端から働く気のないニート達は含まれていないのだ。そういう人間を放置してまで、外国人を呼ばねばならないのだろうか。言葉の壁や文化の壁もあるというのに。外国人労働力に頼る前に、国内で燻っている労働力を上手く使えないものだろうか。
ってなことを書いてみたが、170万人の完全失業者だって選り好みをする権利があるわけなんだよね。求人はあっても、「その仕事はしたくない」「条件が合わない」「自分に合っていない」とか、応募しない理由はいくらでもあるわけでね。そう考えると、「日本人がやりたがらない仕事を外国人に押し付けようとしている」という面があるのだろう。それによって、一時的に助かる企業・業種はそれなりに多いと思われる。しかし、嫌なことを他人に押し付けていれば、近い将来、必ず大きな負債を抱え込むことになる。
前述の完全失業者だけでなく、「自分の長所を生かせる仕事をしたい!」とか「自分に合った仕事をしたい!」なんてことを公言しながら働こうとしないヤツもいる。バカじゃないかと思う。みんながみんな、自分の現在の職業や待遇に100%満足しているわけはないじゃないか。働く理由なんて、そんなモン、飯を食う為ってのが第一義に決まっている。やり甲斐だのなんだのって、それは二番目以降のことではないのか。
キャリア教育だ何だのと言われるようになって久しいが、そんなの学校で教えることじゃない。学校ではきれい事しか言えないしね。「君の成績じゃあ○○になるのは無理だよ。精々××だね。やりたくなくても妥協しなさい。」なんて言おうものなら大問題だ。やはり親世代が「働かざる者食うべからず」っていう社会の大原則、現実を伝えなきゃならないんだと思う。
何書いてんのか分からなくなってきたけど、要は外国人に門戸を開くのもいいけど、国内で「働きたくても職がない」と言っている人たちを有効に活用する方策を考えてくれればいいのにってこと。もっとも、「働きたくても
(自分に合っていて、キツくなくて、お給料が良くて、お休みもしっかり取れる)職がない」ってことなら難しいよね。ってか、そんな職があるのなら私も転職したいくらいだ。
さて、洗濯も終わったようだ。干したら嫌だけど仕事に行くか。貧乏暇なしである。
Posted at 2018/10/29 09:21:48 | |
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