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ライーザのブログ一覧

2011年08月29日 イイね!

8チャレエントリーリスト&タイスケ

9/3(土)に岡山国際サーキットで開催されるRX-8チャレンジ(8チャレ)のエントリーリスト(途中経過)とタイスケが発表になりました。

http://okayama.zimotylife.com/tuning/default.asp

http://sidepontoon.web.fc2.com/meistercup/20110903rd2/timerd2.pdf

あれ、今回走るはずのショップがいくつかない・・・。参加予定のRE雨宮・レボリューション・ファムスピード・R Magic・藤田エンジニアリングはどこいった?このエントリーリストは途中経過ですし、まだ仮エントリーって事なのかな。

タイスケ見ると、MTの上位クラスが8のショップクラスと混走、MTクラスの残りとATはロードスターを混走ですね。STDは1台しかいないし、タイスケにSTDの単語も無いので、今回はSTDクラス消滅でMTクラスに統合されたっぽいですね。
Posted at 2011/08/29 21:26:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | 走行会情報 | 日記
2011年08月24日 イイね!

スマホのGPS精度を高めるウル技(裏技)

スマホのGPS精度を高めるウル技(裏技)※今回紹介したアプリの使用を誤ると、GPS機能が使えなくなるなど深刻な問題が発生する事があります。私ライーザは、今回紹介したブログの内容を実行した事により発生した問題に関しては一切責任を負わないものとします。GPSの設定変更は、自己の責任において行って下さい。

スマホのGPS精度は機種によってバラバラで、私が持っているスマホ「Galaxy S2 SC-02C」はGPSの精度がかなり悪い方です。googleマップのアプリを開いて現在地を確認すると1km以上離れた場所が現在地として表示されるので、ナビとして使うには致命的な誤差です。電車に乗ってドア近くで「GPS test」というGPS衛星からの受信状況を調べるアプリを起動すると、掴んでいる衛星の数である"In View"の値は6なのに、端末が位置座標を特定するのに使用している衛星の数である"In Use"の値が0のまま一向に増えず、googleマップのアプリを起動すると、現在地のマークが数秒おきに点から点にワープします。しかも、線路から離れた位置にワープして一度も線路上に表示されませんでした。Galaxy S2のGPSの精度はイマイチって聞いていましたが、ここまで悪いとは予想外でした。

そんなGalaxy S2のGPSの精度を改善する方法があるというのを知り試してみました。これは非root端末でも可能なやり方ですが、今回利用するアプリの設定によってはGPSが全く利用できなくなりますのでご注意下さい。また、Galaxy S2以外の端末でも可能かどうか不明です。

今回「AngryGPS」というアプリを使うのですが、Android公式マーケットにはありませんので、以下のHPからVibrant_CM7_GPSFix_V1.4-Script.zip(このブログの執筆時点でのバージョン)をダウンロードし、このアーカイブの中に入っているAngryGPSmod.apkをスマホにインストールします。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1199613

AngryGPSmod.apkをスマホにインストールする方法としては、

1)スマホで直接上記のサイトにアクセス → 該当アーカイブをダウンロード → ZIP書庫を解凍できるアプリを使う
2)PCで上記サイトにアクセス → 該当アーカイブをダウンロードして解凍 → 該当ファイルをマイクロSDカード経由でスマホに移動する
3)PCで上記サイトにアクセス → 該当アーカイブをダウンロードして解凍 → 該当ファイルを共有フォルダに移動 → Windowsファイル共有(SMB)に接続することが出来るアプリとWi-Fiを使い、ネットワーク経由でスマホからPCにアクセスしてインストール

などが挙げられ、今回は3の方法で「AngryGPS」をインストールしました。利用したアプリは「ES ファイルエクスプローラー」というファイラーです。アプリの紹介及び使い方については下記のサイトを参照。
http://androbiz.com/tool/convenience/707.html

「ES ファイルエクスプローラー」でPCにアクセスできるID及びパスワードを使ってログインは成功したのに、共有フォルダにアクセスしようとすると、

これは以下によって引き起こされるかもしれない:
・WiFiはオフです
・SMBサーバはネットワーク範囲を超えます
・IPは無効です
・ファイアウォールによって妨げられました
・SMBサービスは取り止めになっています


上記のエラーメッセージが出て該当フォルダにアクセスできない事があります。その場合、まずWindowsサーバーのイベントビューアのシステムログを確認してください。そこに、

イベント ID : 2011
ソース : Srv
説明 : サーバーの構成パラメータ "IRPStackSize" が小さすぎるため、
サーバーはローカルデバイスを使用できません。このパラメータの値を大きくしてください。


上記のエラーメッセージが出ている場合は、下記のサイトを参考にして対処してください。私のPCはIRPStackSizeエントリが存在しなかったので、作成して18の値を入力したらスマホからPCの共有フォルダにアクセスする事ができました。
http://support.microsoft.com/kb/177078/ja

AngryGPSのインストールが終わったらアプリを起動します。Settingsをタップし、以下の3箇所のパラメータを変更します。

General Settings > Operation Mode:「STANDALONE」を「MSBASED」に変更
SUPL Settings > Server Type:「UMTS SLP」を「1X PDE」に変更
SUPL Settings > AGPS Mode:「SUPL」を「CP+UP」に変更


これで設定完了です。「GPS test」を起動してGPS受信状況を調べてみると、AngryGPSで設定変更する前よりも、端末が位置座標を特定するのに使用している衛星の数である"In Use"の値が0から切り替わる速度が速くなり、この値も設定変更前よりも増えました。そして、googleマップ上の現在地がだいたい同じ位置に表示されるようになり、電車に乗っている状態でgoogleマップのアプリを立ち上げるとちゃんと地図上の線路の上をマークが移動するようになりました。上手くいきました。

これでGPSがちゃんと機能するようになったので、googleマップやGPSLapsなどGPSを利用するアプリがようやく実用で使えるレベルになったかと。AngryGPSで変更したパラメータの一部は元の値に戻る事がありますので、時々チェックしてみてください。

写真はJRの電車に乗って移動中の「GPS test」のスクリーンショットです。通路側の座席に座っていて、電車の速度が63km/h(GPS上の表示)出ている状態で、掴んでいる衛星の数である"In View"の値が11、端末が位置座標を特定するのに使用している衛星の数である"In Use"の値が10とGPS衛星をしっかり捕捉&受信できています。

「AngryGPS」で設定変更前後の「GPS test」の動作状況と、「AngryGPS」で設定変更している様子を撮影してYouTubeにアップした動画がこちら。



http://www.youtube.com/watch?v=_GTgVfWUcJE
2011年08月16日 イイね!

高解像度でキャプチャするには

1440x1080にリサイズしてエンコードするのなら、キャプチャする際にはなるべく高解像度の方が画質が綺麗ですよという書き出しで今回のブログを書く予定でしたが、前回のブログ「キャプチャ解像度に関する検証」で、東方Projectのゲームは960x720よりも640x480でキャプチャした方が画質が綺麗である事が検証されたため少々困ったことに(汗 PCゲームによっては高解像度に設定した方が画質が綺麗なものもあるので、今回はなるべく高画質・高解像度でドロップフレームなしでキャプチャにする方法について紹介します。

まず、私が使っているPCのスペック、キャプチャソフト、キャプチャコーデックについて。

OS:WinXP SP2、CPU:Core 2 Duo E8400(3.00GHz)、メモリ:4GB
キャプチャソフト:Display2AVI 1.1.0
キャプチャコーデック:上記ソフト付属のRUnlength Sato Huffman(RuSH)

今回は960x720の高解像度&60fpsの条件でコーデックの種類と設定を変えてキャプチャします。目標はドロップフレームなしです。まずは、今まで使ってきたRUnlength Sato Huffman(RuSH)のコーデック。東方地霊殿の設定で960x720のウィンドウモードで起動して60fpsでキャプチャすると、最初からドロップフレームが発生してしまいました。Display2AVI上のCPU使用率を見ると40%前後で、ゲーム中のフレームレートが60fpsをなかなか維持できずによく60fpsを下回る時がありました。キャプチャ1分間のファイル容量は約2.79GB(47.6MB/s、ドロップフレーム有)。

今度はサイズそのままで30fpsに落としてキャプチャしてみたところ、ドロップフレームは発生しませんでした。こちらもDisplay2AVI上のCPU使用率は30%前後で、ゲーム中のフレームレートはギリギリ60fpsを何とか維持しているような感じ。キャプチャ1分間のファイル容量は約2.32GB(39.6MB/s)。60fpsキャプチャでフレームレート低下の原因がCPU処理速度がボトルネックなのか、HDD転送速度がボトルネックなのか判断が難しいです。

ハードディスクの書き込み速度について調べるため、CrystalDiskMarkを使い、キャプチャデータを保存するパーティションの各種転送速度を調べてみました。

CrystalDiskMark

-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 (C) 2007-2010 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 113.323 MB/s
Sequential Write : 111.836 MB/s
Random Read 512KB : 43.937 MB/s
Random Write 512KB : 65.496 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 0.642 MB/s [ 156.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 1.535 MB/s [ 374.7 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 0.699 MB/s [ 170.8 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 1.527 MB/s [ 372.7 IOPS]

Test : 1000 MB [F: 0.1% (0.1/81.1 GB)] (x5)
Date : 2011/08/13 2:16:11
OS : Windows XP Professional SP2 [5.1 Build 2600] (x86)


サンプルとして、

640*480*32bit*60fpsの非圧縮で大体73MB/sの帯域が必要

非圧縮
1280*720p  59.94fps 106.8MB/s 6409.7MB/m 375.6GB/h
1920*1080i 29.97fps 100.3MB/s 6020.5MB/m 352.8GB/h
1920*1080p 59.94fps 120.0MB/s 7199.9MB/m 421.9GB/h

代表的な可逆圧縮コーデックを使うと最低でも容量が非圧縮の半分以下になるので、このベンチマークテストを見る限りだと書き込み速度は十分に足りていると思うので、そうなるとCPUのパワー不足が濃厚な可能性が高いです。

そこで、高速だけどそこそこ高圧縮な可逆圧縮コーデック!「Ut Video Codec Suite」を使ってキャプチャしてみる事にしました。結果から先に言いますと、デコード速度優先・圧縮率優先のどちらを選んでも、容量とともにRuSHとほぼ同じで、CPU使用率については状況によってUtの方がCPU使用率が高くなり、こちらも60fpsでキャプチャするとドロップフレームが発生しました。うーむ・・・。Huffyuvでもキャプチャしようと思いましたが、Display2AVIではなぜか選択可能なコーデック一覧に項目が出てこなくて選べませんでした。

いろいろ調べた結果、AMVビデオコーデック(シェアウェア)が画質と軽さのバランスが良く、同じコーデックで圧縮率がいろいろ選べるとの事なので、このコーデックを使って検証します。AMVビデオコーデックは元々アマレココというキャプチャソフトに付属していたコーデックなのですが(今は付属していない)、アマレココの対応OSがWinXPの場合SP3となっています。私のパソコンはWinXP SP2で多分使えるだろうと思って、アマレココとAMVコーデックをインストールしてアマレココを立ち上げようとすると、

AmaRecCo.exe エントリ ポイントが見つかりません

プロシージャ エントリ ポイント GetLogicalProcessorInformation がダイナミック リンク ライブラリ KERNEL32.dll から見つかりませんでした。


というエラーメッセージが表示され、OK押しても何度も同じエラーメッセージが表示されます。何度かOKを押したところでアマレココが立ち上がり、AMVコーデックの設定画面に映ろうとするとまた同じ現象が発生します。どうやら、WinXP SP3じゃないとこのメッセージが出るようです。以前SP3にアップグレードした時に、IE系のWebブラウザのアクセスが重くなって元に戻したのですが、今回もう一度SP3のアップデートに挑戦してみました。元に戻せるようにAcronis True Imageでバックアップを取り、SP3のファイルをダウンロードしてきてアップデート開始!・・・、「インストールを終了しています  詳細 クリーンアップを実行しています」のまま進まない。

SP3のインストールが終わらない

暫く待っても様子が変わらず、HDDのアクセスランプは一定間隔で点灯するだけで作業している様子が無かったのでシャットダウンし、手動で再起動したところ無事立ち上がりました。自動更新によるセキュリティ更新プログラムを45個ほど当てて再起動してアマレココを起動したところ、今度はエラーメッセージが出なくなりました。しかし、以前SP3を当てた直後に発生したIE系のWebブラウザのアクセスが重くなる症状が出てしまいました。私はDonut RAPTというIE系のタブブラウザを使っているのですが、リンク先にアクセスしてページを切り替えた直後に暫くプチフリーズしてしまって操作を受け付けなくなってしまいます。新たなページにアクセスする際に高頻度でこの症状が出るので、これが非常にストレス。我慢できなくってAcronis True ImageでSP2に戻してしまいました。

その後、インストールしている「AVG Anti-Virus Free Edtion 2011」というアンチウイルスソフトが悪さをしているのかなと思い、このソフトをアンインストールしてからSP3のパッチを当てることに。そしたら、例の「インストールを終了しています  詳細 クリーンアップを実行しています」の画面で、今度はHDDのアクセスランプが付きっぱなしになってしまいました。暫く様子を見てましたが、これまた終わる気配が無かったので、手動でシャットダウンして再起動。今度は以前よりページが切り替える際のプチフリーズ時間が短くなりましたが、それでも気になります。タスクマネージャーのプロセスを監視したところ、アクセスした直後にCPU使用率が60%に上がり、プチフリーズしている間はCPU使用率が高いままになっていました。SP2だと一瞬50%ほどになりすぐに数%に落ちるのに。PCに詳しい友人に聞いたところ、その現象ならIEのコンポーネントバグなのでSP3適応すると回避できなくて、修正予定も無いため、SP3を使わないかWin7、Vistaに移行しない限り解決しない問題と回答が帰ってきたので、SP3を使うのを諦めて、結局SP2に戻して使うことにしました。

アマレココを使わなければ問題ないと思って、いつも使っているキャプチャソフト「Display2AVI」でAMVコーデックを使おうと思って同ソフトを立ち上げると、こっちも

プロシージャ エントリ ポイント GetLogicalProcessorInformation がダイナミック リンク ライブラリ KERNEL32.dll から見つかりませんでした。

のエラーメッセージが。何度かOKすれば使えるだろうと思って強引にAMVコーデックを使い検証しました。AMVコーデックには2種類あって、AMV3がどのモードでもYV12に色空間を圧縮するのに対し、AMV2は入力と同じ形式のまま、あるいはYUY2を使って圧縮することができます。レジストしないとキャプチャした動画にAMVのロゴが入るものの、機能そのものはフルに使うことが出来るので、検証するだけなら未レジストで十分です。AMV2とAMV3のコーデックの設定画面はこんな感じ。

AMV2の設定画面

AMV3の設定画面

では、東方地霊殿を960x720のウィンドウモードで立ち上げ、リプレイを60fpsで1分間録画する条件で、コーデックを圧縮率を変えてキャプチャして検証してみました。

codec  モード  画質 圧縮率   処理速度 圧縮
フォーマット 
 1分間録画の
ファイル容量
CPU
使用率 
ドロップ
フレーム 
RuSH (60fps)         2.79GB
(47.6MB/s)
40% ×
RuSH (30fps)         2.32GB
(39.6MB/s) 
30%
AMV2 R2:標準可逆 可逆 約1/3 普通 RGB
YUY2
2.20GB
(37.5MB/s)
25% ×
AMV2 R3:標準 約1/4 普通 YUV444
YUY2
1.84GB
(31.4MB/s)
28%
AMV3 S2:可逆標準 可逆 約1/6 普通 YV12 1.17GB
(20.0MB/s)
18%

※補足 ドロップフレーム ○:コマ落ちなし(ドロップフレーム無)、×:コマ落ちあり(ドロップフレーム有)

AMV2 R2ですが序盤はドロップフレームが無かったのですが、45秒を過ぎた辺りからドロップフレームが発生、AMV2 R3とAMV3 S2はドロップフレームは発生しませんでした。HDDは円盤状のメディアを回転させてヘッドを移動させることでデータの読み書きを行なう構造から、外周にあるデータほど(1周のデータ量が多いことから)ヘッドの移動量が少なくて線速度も速いので、外周では読み書きが高速に行なわれ、逆に内周ほど遅くなるという性質があります。

HD Tune

HD Tune: ST3500320AS Benchmark

Transfer Rate Minimum : 51.6 MB/sec
Transfer Rate Maximum : 109.7 MB/sec
Transfer Rate Average : 84.3 MB/sec
Access Time : 14.0 ms
Burst Rate : 107.9 MB/sec
CPU Usage : 4.9%


私はHDDのパーティションを切って、読み書きが高速に行われる外周の領域にキャプチャ専用のパーティションを作成して使用しています。AMV R2にキャプチャの後半でドロップフレームが発生したのは、途中で書き込みの速度が間に合わなくなって発生したのが原因だと思います。これと、AMV2 R2の方がAMV3 R3よりもCPU使用率が低かったのにもかかわらずドロップフレームが発生した事から、CPU処理速度よりもHDD転送速度がボトルネックになってドロップフレームが発生したという結果となりました。ただ、CrystalDiskMarkのSequential Writeでは111.836 MB/s、さらにHD TuneでTransfer Rate Minimum : 51.6 MB/secという数字が出ているのにもかかわらず、データ転送量37.5MB/sでHDDへの書き込みが間に合わないというのは数値的に納得がいきませんが。HDDに書き込むまでの経路のどこかでボトルネックが発生しているのか?また、RUnlength Sato Huffman(RuSH)コーデックだと、30fpsで約2.32GB(39.6MB/s)でドロップフレームが(ギリギリ)発生していない事から、このデータ転送量以上はドロップフレームが発生すると容易に決める事ができません。

RUnlength Sato Huffman(RuSH)コーデックは、AMVコーデックと比べると圧縮率が低くてデータ転送量が多いのがよくわかります。AMV3コーデックは、S2:可逆圧縮でもCPU使用率が低くてデータ転送量が少ないので、とても優秀なコーデックですね。960x720の60fpsでこの結果ですから、YouTubeにアップロードする前提で640x480の30fpsでキャプチャすれば、マシンパワーがあまり高くないパソコンでもドロップフレームが発生せずにキャプチャできると思います。色空間がRGBではなくYV12ですが、YouTubeにアップロードするのならそれほど問題にならないでしょう。

以上の事から、私の環境下ではCPU処理速度よりもHDD転送速度がボトルネックになる事がわかり、高解像度・高フレームレートでキャプチャするには、RUnlength Sato Huffman(RuSH)コーデックよりもAMVコーデックの方がドロップフレームが発生しにくいという結果となりました。厳しい条件下でのキャプチャではコーデック選びと設定が更に重要になり、条件によってはハイスペックなパソコンも必要になってきますので、自分のパソコンのスペックと相談してキャプチャする条件を決めましょう。

フォトギャラリー
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2733571/photo.aspx
Posted at 2011/08/16 03:51:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 動画編集講座 | 日記
2011年08月14日 イイね!

キャプチャ解像度に関する検証

以前の「YouTubeに高画質でアップロードするには」のブログで、

・YouTubeに高画質でアップするには高解像度(HD)の動画ファイルが必要
・標準解像度(SD)の動画は編集ソフトで解像度を拡大して出力する

と書きました。しかし、元の動画の解像度を拡大するという事はボケるなどの画質低下を招きます。特に640x480から1440x1080にリサイズするとピクセル数が5倍も違うので、昨日のブログでの「東方地霊殿 NORMALクリア 霊夢A 高画質版(HD)」動画を作成する際に、キャプチャする解像度を640x480から960x720にアップしてその差を少なくして動画を作成してみました。

キャプチャソフト及びコーデックは前回と同じ、Display2AVI 1.1.0&RUnlength Sato Huffman (RuSH)。東方地霊殿の設定で960x720のウィンドウモードで起動して60fpsでキャプチャすると、最初からドロップフレームが発生してしまったのでキャプチャを中断する事に。30fpsに落としてキャプチャしたところ、ドロップフレームなしで何とかキャプチャすることが出来たので、これを元にAviUtl&Lanczos 3-lobed 拡大縮小フィルタで1440x1080のリサイズしてエンコードしました。

では、640x480でキャプチャして1440x1080にリサイズの動画と比べて画質はどうなのかと思い比較してみました。


■640x480でキャプチャ → 1440x1080にリサイズ

640x480キャプチャ→1440x1080エンコード

640x480キャプチャ→1440x1080エンコード


■960x720でキャプチャ → 1440x1080にリサイズ

960x720キャプチャ→1440x1080エンコード

960x720キャプチャ→1440x1080エンコード


予想に反して640x480でキャプチャの方が文字の輪郭がはっきりしていて、コントラストが良好です。東方永夜抄の動画でも比較してみます。東方永夜抄は環境設定で640x480しか解像度が選べないので、VsyncPatch(Vパッチ)と呼ばれる非公式のパッチを使ってウィンドウモードの解像度を変更する必要があります。

■640x480でキャプチャ → 960x720にリサイズ

960x720

960x720


■640x480でキャプチャ → 1440x1080にリサイズ

640x480→1440x1080

640x480→1440x1080


■960x720でキャプチャ → リサイズなし

960x720のまま

960x720のまま


■960x720でキャプチャ → 1440x1080にリサイズ

640x480キャプチャ→1440x1080エンコード

640x480キャプチャ→1440x1080エンコード


640x480

960x720
960x720
640x480

1440x1080
640x480→1440x1080
960x720

リサイズ無
960x720のまま
960x720

1440x1080
640x480キャプチャ→1440x1080エンコード


こちらも640x480でキャプチャの方がコントラストが良好です。何故このような状況が発生したのかと言うと、東方Projectのゲームは640x480の解像度で動作しているので、ゲーム中の解像度をこれより大きい設定にしてしまうと拡大によるボケが発生してしまいます。試しに960x720のウィンドウモードで起動してスナップショットを撮影したら、640x480のBMPファイルが作成されました。

拡大によるボケの差のイメージ(Photoshopで拡大)

■640x480
http://mkimg.bmcdn.jp/minkara/photo/000/002/728/997/2728997/p7.jpg

■960x720
http://mkimg.bmcdn.jp/minkara/photo/000/002/728/997/2728997/p8.jpg

以上の事から、東方Projectのゲームのキャプチャに関しては、無理に解像度を上げてキャプチャするよりも、640x480のサイズのままでキャプチャしてAviUtl&Lanczos 3-lobed 拡大縮小フィルタでリサイズしてエンコード後にYouTubeにアップロードした方が画質が綺麗という結果となりました。


フォトギャラリー
http://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2728997/photo.aspx
Posted at 2011/08/14 05:14:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 動画編集講座 | 日記
2011年08月13日 イイね!

東方地霊殿ノーマルクリアの高画質版をアップ

東方地霊殿ノーマルクリアの高画質版をアップ先日の「YouTubeに高画質でアップロードするには」のブログに書いたテクニックを使い、以前SDのままアップして画質がイマイチな「東方地霊殿 NORMALクリア 霊夢A」の動画の高画質版(HD)を作成してアップしました。1080p対応です。


再生リスト(連続再生)
http://www.youtube.com/watch?v=5DFqewA-enA&list=PLE6B87FB44C28A36B




個別再生
・前半(1~4面)
http://www.youtube.com/watch?v=5DFqewA-enA



・後半(5~6面)
http://www.youtube.com/watch?v=UozTOiDFkBw



1080p

1080p


過去にアップロードした標準画質の動画はこちらです。画質が格段に悪いです。
http://www.youtube.com/watch?v=Xi0_9yq4MqE&list=PLAB90F62DCDE41B6D



360p

360p


ゲーム画面のスナップショット

ゲーム画面

ゲーム画面


地霊殿のプレイ動画を見直して改めて思ったのは、やっぱり難易度の高さ。システムは風神録とだいたい同じですが、風神録のつもりでどんどんボムを使ってしまうとあっという間に火力不足になり、敵がなかなか倒せなくなって苦労します。また、5面が道中・ボスの両方とも難しく、おりんりんは風神録の早苗さんと同じ5面ボスとは思えないほどの強さを誇ります。4,5面でいかに落とさず残機を最小限に抑えるかがクリアのポイントとなります。

4面ボスのさとりんの方がお空よりカリスマ性が高くて、キャラクター的に6面ボスに向いていると思います。でも、そうなると6ボス&EXボスが古明地姉妹となり、紅魔郷の6ボス&EXボスのスカーレット姉妹と同じ姉妹組み合わせ(妹の方がEXボスというのも同じ)になってしまいますね。

BGMは、2面ボス:緑眼のジェラシー、4面の道中:ハートフェルトファンシー、4面ボス:少女さとり ~ 3rd eye、5面道中:廃獄ララバイ、5面ボス:死体旅行 ~ Be of good cheer!などが好きです。明るい曲が多い風神録に比べ、地霊殿はちょっと寂しい曲が多いです。永夜抄は渋い曲が多いですね。今回紹介する地霊殿のお勧め動画は、どれもBGMがテーマです。

・【東方電気笛15】緑眼のジェラシー【パルスィ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5590631



http://www.youtube.com/watch?v=s1Cwwp44lqg


・【東方電気笛×ピアノ演奏】少女さとり~3rd eye【合作】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6435710



http://www.youtube.com/watch?v=K5uSQUkwZdw


・東方地霊殿「廃獄ララバイ」をアイリッシュ楽器等で演奏してみた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4991496

・【第3回東方ニコ童祭】廃獄ララバイ【東方電気笛28】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14913125



http://www.youtube.com/watch?v=NHoWzIlJ0tc


フォトギャラリー
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2727110/photo.aspx
Posted at 2011/08/13 07:38:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東方Project | 日記

プロフィール

「先日の土曜日にマツダ本社&マツダミュージアムに行って「RX-8 生誕20周年イベント」に参加してきました。エイトの里帰りできてよかったです。」
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中部地区でRX-8に乗っています。よろしくお願いします。
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