納車の日が決まりました!
9月7日 大安です。
って、もうすぐですねw
納車の日が決まると同時に、別れの日もまた決まったことになりまして・・・
エボを手放すことになっております・・・・。
今日、伊勢崎まで出かけてきましたがこれがラストランになりました。
何かもう、運転していて「これが最後かぁ・・・」と思うと涙が出そうでしたよ(´;ω;`)
↓以下長文になるかと思います。「それでもおk!」という方は見て頂くとありがたいです。
高校の時、WRCの活躍でエボに憧れ中古車雑誌を何冊も立ち読みしては、エボに乗ることを夢見ていました。
免許も取り、いざ車を買うか!となった時、目星を付けていたエボⅣを見に中古車屋に行きましたが、一足遅く売れてしまった後でした。
意気消沈しました。
程度もよさげで結構安かっただけにホント悔しかったのを覚えてます。
何となくその帰りに別の中古車屋に行きました。そこで出会ったのが今のエボです。
完全にノーマークの中古車屋でした、1~2週間で展示している車両の半分くらいは入れ替わってしまう所で、情報誌に掲載する暇もない中古車屋でしたので。
「今逃すとまた買えなくなる・・・」そう思いましたが、これは買えないとあきらめてました。
欲しかったエボⅣよりも新しいエボⅥ、走行距離は10万キロを超えてましたが当時はなかなかいいお値段が付いてたもので・・・安いエボⅣがやっと買えるくらいの予算では到底無理でした。
それから数日後。
「足りなかった分は働いてから返せよ。」
今は亡き父はこう言い、契約書にサインをしてきていました。
感謝しきれないくらい感謝しました。手放す間際となった今、同じように感謝の言葉を伝えられないのが本当につらいし、何も返すことが出来なかったのが悔しいです。
それから専門学生になり、エボを通じてたくさんの友人が出来ました。
車が好きな仲間同士で集まり旅行に行ったり、
夜な夜な走りに行ったり、サーキットに行ったり、
書ききれないほどの思い出すべてとエボと一緒に過ごしてきました。
学校に通うため知らない土地に一人暮らししていた時も、エボと一緒だと家族を連れてきたかのように不思議とさみしい気もしませんでした。
そんな学生生活も終わり、通勤用にR2を買ってからはエボに乗る機会も減ってしまいましたが、たまに動かすエボはへそを曲げたりせず全力で自分に応えてくれました。
しかしそんな社会人生活も1年が過ぎ、エボも限界が近いことを悟りました。
かねてから抱えていたAYCの不調、18万キロを超えてきていることの各部の経年劣化(これが本当に深刻なところまで来ていました)、乗れることは乗れるのですがそんな痛々しい姿のままひたすら延命させながら乗りつつけるのは辛く、手放すことを決意しました。
今こうやって文章を書いていても涙が出ます。
車を家電のように考えてる人には「何を車ごときに泣いてるんだ?」と、思うかもしれませんが、自分はむしろ涙を流せるのは良いことだと感じてます。
それだけ車を大事にすることが出来て、それだけ車にとっては幸せだったのではないかと。
もうすぐお別れですが、本当にたくさんの事を学ばせてもらったし、たくさんの物をもらいました。
一人でも多くの人が「こんなオーナーが乗ったエボがあったんだな」と感じてくれれば、とてもうれしいです。
Posted at 2011/09/06 02:34:03 | |
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