2018年02月17日
高齢化だなぁ…って、つくづく思った。
先日の水曜に休みをとって.免許の更新に行ってきました。
我ながら、やっと手にすることの出来たゴールド免許…いやぁ、「この写真が今後の5年間も有効でいいのか?」と思うほどの“悪人面”…ではなくて、思いっきりの“腑抜けた顔”になっちゃったのが悔やまれますが、仕方ありません…(元が元ですからね(笑)
しかしこの更新手続きで、ちょっと思ったことが有るんです。
今回は、愛知県最大の運転免許試験場が老朽更新の工事中のため駐車場が無くなって大変なことになってると聞き言…迷わず地元の大きな警察署に向かいます。
が、平日の昼間にも関わらず、免許手続きの窓口はかなりの混雑?!
しかもそのほとんどが…見事に高齢者ばかりでして、ちょっとたじろぐ(←ほんとか?)
更新のための講習会は、今回は“優良(なんて良い響きでしょ!)”なのでたったの30分って案内には書いてありましたから、これくらい我慢でしょ。と思ってましたが…やはり認識は甘かった(汗)
まずは受付。そこでは機械が番号札を発行してくれてます。
私は184番、でも…受付ではまだ「次、163番号の方~っ。」って呼び出してるし。。。
あはは、ちょっと待つか…。
ところがここからが長かったんですよ(汗)
この受付窓口はひとつしかなく、そこでは“これからの更新手続き方法”について案内してくれるんです。これはこれでとてもありがたいことですが、一人ずつ個別にですからね、結構大変。
単なる更新という人ばかりではないんですからね。違反とか更新忘れとか、もっと“エライコッチャ”な人もいるわけで…だからやっぱりちょっと渋滞中(汗)
とはいえさすがに受付も慣れた方らしく、すごく事務的ではありますが、それなりの早口で説明し、トントンっとさばいてくれてます。いやぁ、さすがだわぁ!!
が…その流れも順調ではないんですね、やっぱり。
ある時パッタリ止まっちゃったんです。
その原因は…一人のおばあちゃんでした。
受付の人が“書類のどこどこに記入して”“印紙を貼る場所はここ”って説明してても、「はぁ~。」ってうなずいたっきり動かない。「分かりましたか?」って聞かれると「で、ここは何書くの?」みたいに最初の質問に戻っちゃって…そこから説明がループしちゃうんです。
どうもこの担当さんの話すスピードが早くて聞き取れなかったみたいなので、今度はゆっくりと説明してもらうことでとりあえず流れは復活しました。あぁ、良かった良かった。
で、これで再びスムーズに進むかと思えば、今度は別のおとっつぁんが流れを止めちゃった。
番号札に気が付かず、横からやって来ていきなり窓口に「免許更新はどうすりゃいい?」って聞くんです。。。
すかさず担当者も「順番に呼んでるからちょっと待ってて!」とたしなみますが、どうもそれすら聞いてない。「わしは急いどるんで時間が無いんだわ。」とかなんとか…(汗)
すると、さすがにこの担当の方(実は結構な“肝っ玉母さん”風なんですね、見た目が)がちょっと声を強めにしてビシッとひと言「皆急いでても並んどるんだてっ!」。
さすが警察署ですわ、このひと言で一件落着です。
でもこれだけじゃ終わりません。
他にも、受付で説明を受けたその場で書類を書き込もうとするじっちゃんも居れば、暗証番号の登録端末の前で操作が出来ずに固まっちゃうばっちゃんもチラホラ…。
ひとつひとつでやはり流れがフン詰まっちゃって…結局30 分の講習を受けるだけのはずが、すべて終わるまでその5倍も掛かっちゃいました(汗)
窓口や操作機械がひとつしかないというのも混雑を生んでた原因でしょうけど、やはりご高齢の方にも早口で、しかも口頭だけの説明をするというのがそもそも無理なんでは…と感じましたね。。。私ですら聞き取りにくいって感じましたもん。(待ちくたびれて、寝ぼけてたのもあるけど)
でも、これは免許の手続きですからね。
それすらスムーズに出来ないような方は、かえって日頃の運転にも支障が出てるのではないか?と逆に心配にもなります。書類の書き方はわからなくても、番号札をもらって待つとか、書類の筆記台は別にあったことくらい受付に来るまでに見えてるはずなんですからね。
ご高齢の方にありがちな、思い込んだら聞く耳を持たない態度、周りへの配慮すらできなくなるほどの自分勝手な行動…最近、実の親父を見てて感じたことが、そのままここでも繰り広げられてるんですよ(汗)
で、こうした態度が運転にも表れる。。。
ウインカーは出し忘れる、周りのクルマのマナーが悪いと文句を言う、道を間違えて指摘すると怒る…うわっ、そのままじゃん(汗)
とはいえ、無下に「もうクルマは乗っちゃダメっ!」とも言えないところが辛い。親父も認知テストはクリアしてるらしいんですが、普段の運転を見てるとやはりちょっと不安を感じないでもありません…。
だからここにいらっしゃる人たちも多かれ少なかれ同じなんだと思います。
高齢化社会の現実を間近に見るにあたり、免許って更新ばかりしててもいいんだろうか?!なんて考えちゃいましたね。
(あっ、これは何も高齢者だけに見られることではなく、自己中を絵に描いたような迷惑運転を平気で繰り返すおバカな輩にも言えますけど)
…なんて偉そうに言ってますが、これはもちろん他人事でも無いわけでして、自分にも近い将来必ずやってくる未来の姿。
私自身、頑固者ではないと思ってますが、我がままで偏屈なジジイになってる気がします、確実に(⬅と、家族は言います。。。)
だから、いつまで責任もって自分が運転することを許されるのか?娘が家を出たあとの嫁と二人だけの隠居生活を始めたら、いったい誰が運転を止めてくれるのか?
(そもそも嫁と二人だけの隠居…考えただけでも長生きできないような?!)
ちょっと前までは「夢のような自動運転」なんてものは「絶対にNo!」って思っていた私ですが、最近は「それもいいかも」って思うようになってきました。
高齢化社会を間近に感じ、自動運転の実証実験のニュース映像を見るにつけ…やはりこういう未来も有りなんではないかと。
今回はありがたく新しい免許証を受け取って帰ってきましたけど…ね。。。
この先どうなるのかなぁ?自分の将来、車社会の未來って??
以上、あさからクドクドと…すみません。
電車の中で退屈してましたので(笑)
さっ、今日も仕事だ、がんばろーっ!
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Posted at
2018/02/17 08:35:00
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