現状復帰という言葉がふさわしいかどうかすら、実はわからなくなってるのが…今回新たに乗せた18R-GRの「白煙エンジン」(笑)。
こいつはいったいどういう素性のエンジンだったのか、いつからこうなっちゃったのか…すら、実はわからなくなってます。
でも記憶をたどると…そもそもは2005年に中古で落札した「18R-GR」が最初だったはず。それはクロネコ配送トラック7台が集結して運んでくれた(ただ受領物ゆえに下ろすための頭数を7人、集めてくれただけなんですけど)ものであり、すべてのパーツをきれいに洗って部品も総取り換えして組み上げたと記憶してます。
だからもちろん調子は良かったんですが…しばらく使っていたものの、車検が来るからと再び「18R-GU」に積み替えて、それからどうしたっけかなぁ??
加えて、エンジンのブロックやヘッドの中古単品を数個買い集めたり、10年以上実家近くの修理工場に預けっぱなしで放置してた部品取りエンジンを持ち込んだり…と色々増え続け、それで嫁が怒って一部を慌てて廃却したりと…こんなこと繰り返してるうちに当然混乱しちゃってるんです(爆)
加えて、その頃の記録はすべて写真に撮っていたんですが、それも記憶媒体のクラッシュのせいで記録のすべてが消失したがために、この混乱にますます拍車をかけているわけで。。。
(ついでに自身の記憶力低下も当然加わってますが…。)
なので、先日のブログで着手した「部品取りヘッド」も、せっかくバルブステムオイルシールを交換したものの、他に悪いところが有ったんじゃ無いか?だから使わなくなってたんじゃないの??・・・なんて思っちゃうと、やはりそのままヘッドAssyをまるっと交換するにもちょっと躊躇しちゃうんですよね。 いや、だってヘッドAssyだけ交換するとしても、ヘッドガスケットは再使用が効かないわけで・・・でも今回は新品使ってますので、もったいないんです。。。
高いもんね、やっぱり(泣)
で、考えた結果…まずは一番簡単な方法を思いついたわけです。
それは…
オイル漏れの顕著なこの「非オリジナルなカムシャフト」を外して、純正カムに戻せばいいんじゃないのってこと。
ということで、そのカムを探す探す。。。
なんたって10年は経ってるでしょうし?!
で、なんとかカムは見付けたけど・・・今度はスプロケットが見つからない(汗)
いろんなところをひっくり返してひとつひとつ確認して、やっと見つけたわけですが…その途中でいきなり雨に降られて、散々な目に遭いましたぁ。
で、カムとスプロケを3本ボルトで締結して
ポンと入れ替え…なんて生易しい物であるはずは無く
ここから当然、地獄の(?)バルブクリアランスの調整に入ります。
もちろんカムシャフトを変えれば当然この作業は付いてまわるわけですが…この作業は『カムシャフトをしっかりと組んだ状態で隙間ゲージを使ってカムとリフターの隙間を測定し、厚さ違いのシムを探して、無ければ近い厚さのものを削って近いモノを作って(滝汗)

再びカムシャフトを外し、バルブリフターを外して入れ替えたのち、再度カムシャフトをしっかりと取り付けて、再度隙間ゲージで確認』なんて手間かかることを何度も繰り返すわけで…
これだけで数時間コースです今回も今回も腰痛くなりました(泣)・・・が、何とか終了。
セルモーターを回して、カバーを外した状態でカムキャップからのオイル漏れの状態を見たところ・・・かなり改善されたように見えますので、いちどこれで様子を見ようと言う事にして…夕方になっちゃったのでここで作業終了。
また後日、白煙状況を確認したいと思います。
しかし、それと共に過去のブログなどで出来るだけ遡って、少しでもエンジンの変遷をまとめておかなきゃいけませんね。
完全に記憶から抜け落ちてるエンジンも無きにしも非ず。。。
そしてそれを当然使える状態にしておかなきゃ…いざというときに何かあってから準備するんじゃ、今回みたいに時間ばかりをロスしますからね…ダメだわぁ。
ということで、この続きはまた明日。
Posted at 2024/09/21 05:40:47 | |
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セリカ エンジン | 日記