
昭和48年4月…いよいよ登場しましたね、リフトバック。
その当時のカタログを見ていきましょうか。
表紙は、黒地に黄色のロゴ。
実に目立ちます!
で、開くともちろん…
ダルマとリフトバックの二つのシルエットが並びます。
見てお分かりのように…この2台は全く違うんですよね。
ダルマは…まだスラントノーズなんですから。
次からはしばらくこのリフトバック中心になります。
いきなり飛び込んでくるのが“LB”の文字。
Lift Back 略してLB…実に分かりやすくて、しかも端的に特徴をとらえてるこの2文字。
これが“ただの”ハッチバック(HB)だったとしたら…
きっと今のような人気は無かったんではないかと思いますね!?
ちなみになぜこのLBが追加されたのか?
それがここに書かれてます。
新しいレジャー時代への提案…高度経済成長の時代も一息つき、いよいよ週休二日が導入され始める時期なんだそうですって!!
だからこの車を使って、遊びに繰り出そうぜっ!!ってことだそうですよ。
あっ、ちょっと時代がずれたら…ワゴンっていう提案もあったでしょうからね。ここまでスタイリッシュなデザインにならなかったかもしれませんねぇ(汗)
さて、カタログに戻って
カッコいい雄姿!
そして…知る人ぞ知る48年式だけの特徴のうちの“ほんの一部”(笑)
この姿を追い求めるマニアもいらっしゃるくらい…いいかもっ!
さてこちらは…

STモデル。
その特徴は…
シルバーに縁どられたバナナですねっ。
室内は…
黒一色のGTよりも、ゴールド系が結構いいかもっ!?
なんていまさらになって思いますよ(笑)
で、このLBの正しい使い方(?)の説明。
何でも積めそうですよね。
でも…これはマジっすかぁ???
「ハンドルを畳めば…」それでも無理だと思いますけど。。。
キツネ様、積んでみたい気がします(爆)
でもせいぜい、モトコンポくらいかなぁ???
さて、対するダルマのページでは…
これは、写真すら前回のカタログから変わってませんね(笑)
それもそのはず…もうこのクルマは“脇役”になってます!?
その代わりの主役はこっちなんですから。
やはり余裕の2000ccでゆったり走るのが好まれるんだそうです。
高回転まで回して走る2T-Gは…街中ではちょっと疲れちゃうのかなぁ?!
で、この写真を見て、またまた驚いた。

中央に写る主役はなんと…
実はかなり売れてたんじゃないかって思いますよね!?
で、ここで珍しいカットをひとつ。
あんまりカタログで他社製品を使うのは見たことないんじゃ???
このバイクって…
私にゃ分かりませんけどね…トヨタが作ってるわけじゃありません!
そもそもどういうシチュエーションなんでしょうかね、これは???
ダルマのインパネは…
先回のGT/GTVで採用されたセンターコンソールは、実は他グレードでは今まで同様のシンプルな奴なんですよね。
しかもこれがベーシックともなると…
シガライターが無く、チャージランプとオイル警告灯が大きくレイアウトされ、タコメーターの代わりに置かれるのは…メモリーメータ。
そして、ラジオも時計も無ければ…ヒーターコントロール用のレバーすら付いてないっ!!!!
なんてすがすがしいほどの潔さなんでしょ!?
ヒーターが無いなんて…それじゃパネルも埋めちゃえばいいのにね。
この半端な感じが、めちゃ寂しいです(笑)
さて、次のページは…エンジン。

18R-Gが目立ちますねぇ。
ところがここで気が付いた。
あっ、ダルマにはまだ搭載されてないんですよね、18R-Gは!!!
ここ…試験に出ますよっ(笑)
もうひとつ、例のエアスポイラーですが…
やっぱりオプションは設定が残ってるようですね。
でも…たぶんリヤスポだけかなぁ???
これは、写真が無いから分かりませんね…残念。
最後はいつものようにカラーで締めくくりましょうか。
ダルマは10色。
んじゃLBはというと…

ちょっと少ない、9色。
ですが…よく見ると、微妙にダルマと違います。
その違いは
「ダッシング・イエロー」と「ロンサム・ブルー」「ジェントルベージュメタリック」がドロップし、代わりに「シビリアン・パープルメタリック」と「ピュアグリーンHM(ハイメタリックかな?)」が新設定。
パープルもグリーンも…結構いい色ですもんね。
実車を見たことがありますが、実に似合ってましたっけ!!!
というわけで今回はこれまで。
Posted at 2018/02/19 07:22:57 | |
トラックバック(0) |
カタログ セリカ | 日記