ユニバーサルジョイントは、入力と出力で回転速度が異なるという記事について、私になりの結論がでました。入力と出力で回転速度が異なるという表現は、間違いではありませんが、誤解を生じる表現だと思います。
ユニバーサルジョイントの場合、入力側が一定角速度で回転していても、出力側が非一様角速度で回転するという表現が適切だと思われます。
より分かりやすく説明しますと、入力側の回転速度と比較して、0~90°までは加速し、90~180°にかけて減速するという周期を繰り返しているわけです。
しかし、これだとFRのトラックでも振動や騒音、寿命低下の原因になりそうですが、もう一つユニバーサルジョイントを入れることで、補正することが可能のようです。まあ、設置角などの条件がありますが。そのため、等速ジョイントが登場するまでは、絶妙なセッティングで設計されていたと察する次第です。
ただ、この説明からすると、等速ジョイントが明らかに優れています。今はもう、プロペラシャフトにユニバーサルジョイントを用いる乗用車はないかもしれませんね。
Posted at 2018/05/14 19:02:38 | |
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