
「夕陽が泣いている」(作詞/作曲:浜口庫之助)は、1966(昭和41)年に発売されたザ・スパイダースの7枚目のシングルです。売上げが120万枚を超える大ヒット曲でした。この曲で初めてマチャアキを知りました。
堺正章は堺先生ともいわれる芸能界の大御所です。ザ・スパイダース解散後はソロとなって「さらば恋人」「涙から明日へ」「
街の灯り」などをヒットさせています。一度だけコンサートに行ったことがあります。父親は喜劇俳優の堺駿二です。好きな役者さんでした。マチャアキも父親譲りの演技で『時間ですよ』において笑わせてくれました。
ザ・スパイダースのメンバーは、田辺昭知(リーダー・ドラムス)、加藤充(ベース)、かまやつひろし(ギター・ボーカル)、大野克夫(オルガン・スチール・ギター)、井上孝之(ギター)、堺正章(ボーカル・タンバリン)、井上順(ボーカル、タンバリン)です。田辺さんは、タモリ、研ナオコ、由紀さおりなどが所属する田辺エージェンシーの社長です。真田丸の堺雅人もそうなんですね。それから、奥さんは「
初恋のメロディー」や「雨音はショパンの調べ」などを歌っていた小林麻美です。今考えても羨ましいです。加藤充さんは解散後は芸能界には残らなかったようですが、定評のあるベーシストでした。ムッシュかまやつは説明するまでもありませんね。「シンシア」「
我が良き友よ」といった拓郎の曲を歌っています。80歳も近いというのにいまだに現役のミュージシャンです。頭が下がります。大野克夫は解散後作曲者としても活躍しました。「
勝手にしやがれ」を初めとする沢田研二の多くのヒット曲を作曲しています。ガロの「
学生街の喫茶店」「
ロマンス」もそうなんですね。井上堯之さんは解散後、に井上堯之バンドを率いました。『太陽にほえろ!』『傷だらけの天使』の演奏は有名ですね。また、マッチやショーケンが歌った「愚か者」の作曲者としても知られています。井上順はグループの時は二枚目系だったと思うのですが、ソロになってからはマチャアキと同じお笑いキャラになりました。『夜のヒットスタジオ』の司会は良かったですね。歌手としても「昨日・今日・明日」「お世話になりました」「涙」などをヒットさせています。
海なし県で生まれ育ったので、ときたま猛烈に海が見たくなります。かつては、そう思ったらすぐに見に行ったのですが、去年は一度も行きませんでした。今年も半年が経つというのに、まだ行っていません。海の夕焼けが見たいなぁ…。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2016/06/12 16:47:52