
足利もだいぶ寒くなってきました。晩秋ですね。今週で11月が終わり、来週は12月になります。冬が始まってしまいます。寒いのは苦手です。
この秋は読書の秋にしようと考えていました。池波正太郎の「真田太平記」を読み進めるなど、少しずつ読書のペースが戻りつつあります。
昨日はちょっと思いついたことがありましたので、高村光太郎について調べ物をしました。光太郎の詩集「
智恵子抄」は学生時代に暗唱するくらいに読みました。今でも時々「智恵子抄」の中のフレーズがふと口から出てくることがあります。
いやなんです あなたのいつてしまふのが――
昨日、高村光太郎の詩を見ていた時に頭の中に浮かんだのがこの曲なのですが、何という詩かわかりますか?
「道標ない旅」(作詞/作曲:永井龍雲)は、1979(昭和54)年に発売された永井龍雲の5枚目のシングルです。永井龍雲は私と同世代のフォークシンガーです。現在でも活動を続けています。CDを買うことはありませんが、時々YouTubeでチェックしている歌手です。
この曲はCMに使われたこともあってヒットしました。1979年は学生生活最後の年でした。この歌はこれから社会人になろうとする私を勇気づけてくれました。
「道標ない旅」が頭に浮かんできたのは次の詩を読んでいた時でした。教科書によく取り上げられる有名な詩ですので知っている人も多いでしょう。
道程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2019/11/28 12:02:31