昨日職場に、ある女性が私を訪ねてきてくれました。手が離せない仕事の最中だったので会うことができませんでした。手みやげだけが私のデスクにのっていました。
去年の夏は「
会う努力」を心がけていました。その時一番会いたいと思っていたのがイイジマさんです。そのイイジマさんが来てくれたのです。
今日はどうしても会わなければいけないと思って「
ル・ボンヴェール」という喫茶店で待ち合わせをしました。
たのんだ珈琲に少し口をつけたところにイイジマさんが入ってきました。私の顔を見るなり深々とお辞儀をしました。
「ツゥさん、お久しぶりです。あの頃とちっともお変わりなく…。昨日は突然職場の方に行ってしまって申し訳ありません。」
「いえいえ、とんでもありません。こちらこそすみませんでした。今日も呼び出してしまったりして…。どうしても会いたかったものですから…。」
その後昔の話などを1時間近くしました。ご主人を亡くされるなど色々苦労もあったようです。最近はやっと元気になったと言っていました。
「ツゥさんにはずっと会いたいと思っていたのよ。私もこれでけっこう忙しいの。月曜日は少しは手が空く時もあるので、月曜日になると今日こそは訪ねようと思ったりしていたのよ。でもなかなか会いに行けなくて…」
私がもっと会おうとすれば良かったのです。今年になっては会う努力もしなくなりました。それなのに、イイジマさんは私に会いたいと思ってくれていたのですね…。
Posted at 2011/03/08 19:17:38 | |
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