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　愛という言葉を口にするのは気恥ずかしく思っていました。そもそも愛なんてよくわかりませんでした。文学や音楽でいろいろな愛を学んできました。この曲もそうした中の一つです。
　「愛のメモリー」（作詞：たかたかし　作曲：馬飼野康二）は、１９７７（昭和５２）年に発売されました。最初は「愛の微笑み」という題名でした。江崎グリコのアーモンド・チョコレートのコマーシャル・ソングとして使用されたことで注目されました。「愛のメモリー」と題名を変えて発売されると大ヒットしました。
　松崎しげるは「黄色い麦わら帽子」というグリコアーモンドチョコレートCMソングで知られていたものの、この曲がヒットするまではメジャーではありませんでした。一発屋という言葉がありますが彼の場合のこの一発はとてつもない大きな一発でした。数々の賞に輝きましたし、第２８回NHK紅白歌合戦にも初出場しました。また、『噂の刑事トミーとマツ』などのドラマ出演もしました。現在では多くのディナーショーを開催しています。２度の離婚をして２３歳年下の女性と再々婚できたのもこの歌のおかげです。
　愛のある暮らしをしていきたいです。残り少ない人生ですから…。
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　「菊姫　吟醸　あらばしり」（菊姫酒造）を呑みました。石川県のお酒です。

　槽かけし醪荒走り今年酒　

　義父がかつて作った俳句です。「ふねかけしもろみあらばしりことしざけ」と読みます。酒造りの工程の言葉が入っていてわかりづらいです。「槽かける」とは圧搾の工程の仕事をすることです。「荒走る」とは醪を絞ると亀口から酒が勢いよく流れ出るのですが、その状態のことです。
　あらばしりということで荒々しいのですが端正なお酒です。生まれたてなのですが奥深さが感じられます。吟醸酒の風味が素晴らしいです。菊姫に惚れてしまいました。
　ラベルには王維の詩がありました。

　　　　送別　　王維
　　　渭城朝雨浥軽塵　
　　　客舎青青柳色新　　
　　　勧君更盡一杯酒　　
　　　西出陽関無故人

　私の好きな漢詩なのですが、違和感を覚えました。題名が私が高校時代に勉強したものと違います。正しくは「送元二使安西」です。書き下し文であらためて紹介しましょう。

　　　元二の安西に使いするを送る
　　渭城の朝雨軽塵を浥す
　　客舎青青柳色新たなり
　　君に勧む更に尽くせ一杯の酒
　　西のかた陽関を出づれば故人無からん

　お酒を呑んだのに頭がさえています。もうちょっと呑もうかな～♪
　　

　午前中は家の用事で出られませんでした。みんカラの徘徊やテレビを見たりして過ごしました。
　お昼に義妹が帰るのを送りがてらドライブと相成りました。夕方も用事があるので遠出はできませんでした。
　お昼は足利市駅近くの「手打らあめん 丸山」でチャーシューメンを食しました。ここのラーメンは本当に美味しいです。

　温泉にも行きたくなりました。足利鹿島園温泉でもいいかと思ったのですが、ちょっとドライブしたい気分でした。あえて雪国に行きたくもなかったので、埼玉の温泉にしました。「行田・湯本天然温泉　茂美の湯」です。泉質も気に入っているので、たまに入りたくなります。

　さて、後ろ姿をアップするという責務も果たしたので呑むとしましょう（笑）

　昨晩は義父の家で呑んできました。出してくれたお酒は「高清水　大吟醸」（秋田酒類製造）です。秋田県産酒造好適米「秋田酒こまち」を５０％まで磨き、秋田流寒仕込みで醸し上げたお酒です。口当たりが切れもあります。
　昨日は義妹も帰って来ていて、二人娘と呑めて義父も嬉しそうです。呑兵衛四人で呑んだ四合瓶の「高清水」はあっという間に終わりました。上機嫌だった義父がテーブルの上に一升瓶２本をど～んと置きました。「 一人娘　さやか　特別本醸造」（山中酒造店）と「赤城山 男の酒 辛口」（近藤酒造）です。

　普段無口な義父が昨日は娘二人とよくしゃべっていました。とても楽しそうでした。私は話に入れず黙々と呑んでいました。頃合を見計らってマァより先に家に帰りました。義父が余った「赤城山」を持っていけというので家で一人さびしく呑みました。やけに辛く感じました。我が家にも二人娘がいるのにねぇ…。