1966(昭和41)年は、ザ・ビートルズが来日した年です。6月30日から3日間日本武道館で公演をしました。日本の音楽史にも重要な出来事でした。前年のザ・ベンチャーズの日本公演もあり、日本ではエレキブームが起こり始めました。
加山雄三が映画『エレキの若大将』の中で「君といつまでも」を歌い、♪幸せだなァ♪と言っていましたね。さらに、ザ・ワイルドワンズ「想い出の渚」、ザ・スパイダース「夕陽が泣いている」、ザ・サベージ「いつまでもいつまでも」などがヒットしました。
歌謡曲では、美空ひばり「悲しい酒」、園まり「夢は夜ひらく」、美川憲一「柳ヶ瀬ブルース」、青江三奈「恍惚のブルース」、千昌夫「星影のワルツ」、高倉健「唐獅子牡丹」、西郷輝彦「星のフラメンコ」、布施明「霧の摩周湖」、水前寺清子「いっぽんどっこの唄」、
森進一「女のためいき」といった曲がヒットしていましたが、この曲がなぜか忘れられないのです。
「骨まで愛して」(作詞:川内和子 作曲:文れいじ)は、1966(昭和41)年に発売された城卓矢としての再デビュー曲です。不思議な歌い回しでした。子供でしたが衝撃を受けましたなんといっても♪骨まで 骨まで骨まで愛してほしいのよ♪の歌詞が凄すぎます。
この年には温泉好きなら必ず口ずさむデューク・エイセスの「いい湯だな」もヒットしました。また、森山良子「今日の日はさようなら」(森山良子)、ザ・ブロード・サイド・フォー「若者たち」、マイク真木「バラが咲いた」もヒットしましたね。日本のフォークソングが始まった年と言っても良いでしょう。
フォークと言えば悲しいニュースがありました。次のブログはのりちゃんを取り上げたいと思います。
Posted at 2017/12/03 07:13:21 | |
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