
慣らしもかなり進んできたので、
減衰力調整をいろいろ試してきました。
初めのうちは、乗り心地やスプリングレートを考え、
前3・後1や、前4・後2のような前硬めを試したのですが、落ち着きがないように感じられました。
そこで、前後3を試すと、落ち着きと回頭性の良さが感じられ、
自転車通勤が始まったこともあり、そのまま固定していました。
先日、また高速で静岡に行き、日本平を走る機会があったので、
いろいろと調整を試みました。
まず、やはり硬めの乗り心地を何とかしたいと、前後1を試したところ、
かえってスプリングの硬さに減衰が負けてしまい、
乗り心地が悪くなってしまいました(驚)
そこで、思い切って前後8にすると、
やはり減衰が効いている分、反応は鋭くなったのですが、
突き上げも強くて、荒れている所では路面を忠実になぞり過ぎている感じでした。
きれいな路面なら気持ちよさそうなのですが、
減衰が勝っていて、スプリングの動きを抑えている感じもしました。
次に、前後4にすると、まだ硬めだけれども、
前後1よりも落ち着きが感じられ、
しかもコーナーで「クッ」と曲がってくれて気持ちいいのです。
やっぱり前後3か4かな、と思いつつ、前後2も試してみました。
すると、、、
減衰よりスプリングが少し勝っているようにも感じられるのですが、
軽いロールを伴い「スッ」と曲がるようになりました。
「気持ちいい!」
帰りの高速でも、前後2のまま走ると、
レーンチェンジでも「スッ」と反応して気持ちいいのです。
ついつい何度も左車線に戻ったり、流れを見て右に出て追い越したりと、
レーンチェンジを愉しみました。
自然で無駄のないレスポンスで、
前12kg・後8kgでは、自分のベストのポイントだと思えました。
ただ、それでも市街地の荒れた路面では、
ペースを上げないと少し不快な感じがあり、
家族を乗せることを考えると、まだ少し硬すぎるのも事実です。
今回までの調整で、アラゴスタSVXでのハンドリング(マイ)ベストは実感できたので、
次の段階に進もうと決断しました。
この反応の良さを残しながら、乗り心地も高められるよう、
まずは後6kgを組むことにします。
フロントヘビーのSVX、リアだけでどこまで走りが変わるか、
これからも少しずつ愉しもうと思っています。
Posted at 2010/05/13 00:27:35 | |
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