
本日、
軽量クランクプーリー装着後、
初めての長距離走行でした。
感想は、
低速トルク不足を感じるよりも、
アクセルの細かな動きに対してリニアに反応してくれて、
扱いやすかったですw
また、異音や振動などは、付けてすぐと違って馴染んできたせいか
ほとんど感じなかったし、
むしろ扱いやすくてレスポンスがイイから、気持ちよさアップしたと思いました♪
ただ、長い目で見ると、楽観してはいられないかもです!
以下に、クルマ・バイクのメンテ&チューンの知識と技能に精通している友人から送られてきたアドバイスを短くまとめて紹介します。。。
EJ20は知っての通りメタル幅を狭くしてクランク長をものすごく短くしたうえ、ショートストロークで、ジャーナル径も太くしてオーバーラップをかせぎ強度を出してる。
なので、直4と比べても共振回転数が高く、みそすり振動の問題はまず発生しない。
基本的に水平対向4は左右バンクで位相差は少しあるのでゼロにはならないけど、互いに振動を打ち消しあうので、1次、2次、偶力振動(みそすり振動)も直4よりははるかに小さい。
水平対向6は、1次、2次、みそすり振動が理論上は生じない完全バランスエンジンなので、基本的には振動に対する不安は発生しないエンジン。
直6も理論上は同じ。でも実際はクランクがしなってみそすり振動は発生する。
ただし、SVXはクランク長が短いため、共振回転数は直6よりも高く、そんなに高回転(6500rpmリミット)エンジンではないので、ターボ付けて燃焼圧力がものすごく上がっているとか、NAでもレーシング
ポルシェみたいに9000rpm回すとかでなければ大丈夫だとは思うけどね。
昔、某ショップが走らせてたNAで1万回転回るような奴はわかんないけど、純粋なレーシングエンジンなら共振回転域は使わないようにするとか、通過するだけにするとかの対策をとる。
純正プーリーは回転方向のダンパーだけでみそすり方向のダンパーがついていないのならば、軽量プーリーに交換して起こる問題は基本的には回転振動になると思う。
必要な強度があるプーリーなら、問題が発生しても回転振動による騒音と、プーリー自体が振動で焼き付いて取れなくなることくらいかな。
軽量プーリーはアルミ系素材のものがほとんどなので、高トルクでの鉄・アルミ結合になるので、焼き付き、かじり防止のための対策が取れるのであればやったほうがいいと思う。
メーカーによってはボルト結合部が鉄で、プーリー部分がアルミの2ピースのやつとかもあるけど、軽量化するならばできるだけ軽いほうが問題が起きにくいことから、選択は難しいね。
自分がやるなら勘合部にスレッドコンパウンド塗ってボルトは最少限のねじロック材かな。
交換した場合のチェックポイントは、純正プーリーの時との比較で、最大トルク発生域(最大燃焼圧力になる)で全開にした時の振動の増加、可能であればそこからレブリミットまで全開で確認ができれば理想だけどね。
最大トルク発生回転より低い回転域(要するに日常での常用域)での振動(騒音、こもり音)は、たぶん増えると思うのでそっちのほうが気になるかもしれない。
理論上振動が発生しないエンジン形式とはいいながら、ダンパーがなくなることで、メーカーが対策して消していた振動が出るようになるはずなので、何回転くらいのところの振動が大きくなったか把握しておくのもよいと思う。
低回転からゆっくり回転を上げていけば確認できる。
まずは無負荷で確認した後、実際に走らせて確認する。
くれぐれも事故しないように。
アルミのプーリーは摩耗が早いから気を付けて。
点検はプーリーで駆動している補器類も振動の影響が出る恐れがあるのでセットで。
交換後、オイルシールからオイルが漏れる(にじむ)ようだったら振動による摩耗が考えられるので気を付けること。
その場合、クランク割ってメインベアリング交換が必要になる可能性もありうる。
使ったことないからわかんないけど、振動が減衰されなくなるから、エンジン、ミッションマウントは硬化する前に定期的に交換して逃げ場をきちんと確保したほうがいいと思う。
強化品は避けたほうが無難。
ちなみに、サスのアッパーマウントも純正か他車純正がおすすめ。
ピロボールだとボディで衝撃荷重を減衰することになるから確実に影響が出る。
う~ん、、、
仰る通りと思いつつ、禁じ手をいくつも実行し続けているんだな~(滝汗)!!!
MTということもあり、走りは良くなったので、
耐久テスト状態を続けてみようと思っています(^-^;)/。
Posted at 2015/11/15 23:22:14 | |
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