2012年08月02日
N20B20Bを特徴付けるのは、その燃費性能と出力・トルク特性のバランスだと思います。恐らく私のような通勤が主な日常的な使い方をするUserの満足度は高いと思います。40km/h弱の一般道で約11km/lの燃費が得られ、そのpowerも不満なく、前方が空いたときのSport modeではほとんどターボラグを感じない加速で駆け抜ける歓びも得られます。
F10に共通するシャシー性能の高さによりその走りは523iの安心感や上質感につながっています。その高い静粛性もこのengine音の欠点をカバーしています。アイドリングストップも働き、停車時にはひと時の静寂も得られます。
N20B20Bの走行性能には確かに刺激性はありません。またSilky6の官能的な音色もありません。非日常性をこの車から得るのは難しいですが、非日常的な旅の場面を彩り演出する相棒たる資質は十分あるでしょう。N20B20BにはNew generationのBMW 5series engineとしての適性が確かにあると思います。
もちろんこのengineに全く欠点がない訳で無く、次の機会にはEcoPro modeでの振る舞い等に関してご報告したいと思います
Posted at 2012/08/02 21:46:31 | |
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2012年07月15日
F10を使用して片道約40kmの道のりを1時間弱で通勤しています。主に片側1車線の国道と県道を使用しているのですが、やはり整備不良の道もあるし、少し渋滞する場所もあります。そんな環境でのDrivingですが、F10の上質な乗り味には毎日感動すら覚えています。
もうすでに多くの方にF10の乗り心地の素晴らしさは語られていると思いますが、この点については4気筒2Lターボの523iにおいても同様だと思います。足回りについてはF10の下位モデルである523iでもコストダウンさせていないのがBMWらしいし、それが523iのコストパフォーマンスを上げていてUserの満足度も上げていると思います。
注目のF10 DBA-XG20の4気筒2Lターボエンジンについては、そのエンジン音の残念さ加減については多くの指摘がなされています。ただこのエンジンについてはあまりにもその音から語られることが多すぎるため、その正当な評価がなされていない気もします。それはSilky6の性能のみならず、その感性に訴えるエンジンというものをを前面に出していたBMWに対しての失望感が根底にあるがためでしょう。ただ恐らくはそんな評価になることを承知でBMWはこのエンジンで勝負に出てきたのです。
Down sizingはEuro内の排出ガス規制等の外圧が大きいとは思いますが、大企業としての環境保護の義務感もあるだろうと(期待を込めて、)思います。そんなところも含め新しい時代のBMWを経験したい気持ちも、DBA-XG20を選択した理由のひとつにあります。もちろん年間約20,000kmを走るため実際の燃費も大いに期待していました。(こっちがメインかもしれませんね。)
今のところ上記の通勤の走行が9割を占めていて、燃費は約11km/lです。7割Comfort・2割Sport・1割Ecoモードというところでしょうか。このモード切替も毎日『Efficient Dynamics』を感じさせてくれる一つの要素になっています。もう少し具体的に『走りの満足度』について書きたいと思ったのですが、今日のところはまずは一言で。 (一言にしてはちょっと長かったですね…(^^;) )
Posted at 2012/07/15 21:57:49 | |
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2012年07月13日

主要諸元表から、523i 4気筒モデルと6気筒モデルを比較して両者で異なる部分を挙げてみました。
型式 DBA-XG20 DBA-FP25
性能
燃料消費率JC08モード (km/l) 14.2 11.2
燃料消費率10・15モード (km/l) 14.4 11.4
アイドリング・ストップ装置 あり なし
エンジン
型式 N20B20B N52B25A
種類 直列4気筒DOHC ターボ 直列6気筒DOHC自然吸気
総排気量(cc) 1,997 2,496
最高出力(kW〔ps〕/rpm) 135〔184〕/5,000 150〔204〕/6,300
最大トルク(Nm〔kgm〕/rpm) 270〔27.5〕/1,250-4,500 250〔25.5〕/2,750-3,000
4気筒2Lターボになって最高出力は20ps落ちていますが、最大トルクは2.0kgm上がっています。なので、BMW Japanとしては何とかこのまま「523i」のバッジで行けるんじゃない?という判断をしたのだと思います。本国のように「520i」としてしまっては、日本でのライバル車と考えられるE250と比べるといかにも格下の車のように感じられてしまいますから。
ただ、E250も実は2.5Lでも2.0Lターボでもなく4気筒1.8Lターボですから「E250」のバッジもちょっと首をかしげたくなる感じがします。でもこの1.8Lターボ、実は204psでトルクは31.6kgmもあったりします。なのでスペックから考えると、「E250」は抵抗があまりない気がします。
BMW4気筒2Lターボの絶対的な性能は「523i」を名乗っても問題無いと思いますが、6気筒2.5Lの後を引き継ぐNew engineとしてはやはりスペックが下がる部分があってはいけなかったと思います。日本仕様として本当に「523i」にふさわしいチューニングをして欲しかったですね。実際Vin codeからネットで自分の523iをDecodeしてみると、「520i」という素性が明らかになり少し残念な気持ちにもなります。
BMW JapanはBMW fanであるBMW userの思いをもう少し慮って欲しかったし、その慮った結果がこのスペックで正直に「520iデビュー」あるいは「日本仕様本当の?523iデビュー」になっていれば、新世代Engineである4気筒2LターボはSilky6 fanのBMW userからもう少し高い評価が得られたと思います。
では今私がこの4気筒2Lターボ「523i」を残念な気持ちで乗っているかというと、『No』です。実に満足しながら、毎日『Efficient Dynamics』を感じてDrivingしています。何故なのか…は、また改めてご報告します。
Posted at 2012/07/13 22:30:16 | |
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2012年06月23日
Z4とX5のときにはブログは書かずパーツレビューと整備手帳のみでした(^^;
今回F10 523iをディーラーから新車購入したのでこれを機会に、この車を中心に少しずつブログを綴っていきたいと思います。
特に良くも悪しくも注目されている『5シリーズに4気筒』についてなど皆さんが知りたいと思われることを、私なりにご報告できれば良いかなと思っています。よろしくお願いします。
Z4T.Styleのネームはしばらくこのままで…。
Posted at 2012/06/23 17:49:46 | |
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