
これが、昔、ずーーーーーーーーーーーーーーと疑問に思っていました。
小学校の頃からです。
100gのチョコレートを、3等分すれば、ちゃんと3等分できているんじゃないの?
じゃあ、なんで3で割り切れないの?
というのが、疑問の発端です。
兄に質問すると、図面のようなことを教えてくれました。
赤い線で10cmの線があります。
緑の線で15cmの線があります。
15cmの線は、5cmずつで、きれいに3等分できますよね。
(適当に作った図なので計らないでください。。)
10cmと15cmの先端をつなぐ線①(水色)をひきまして、
それと平行線になる線を、
5cmごとにびよーっと引けば、②、③の水色の線、
10cmが綺麗に3等分できるよ。
なるほどー。
と思ったのですが、
ますます、
じゃあ、なんで10は3で割り切れないの?
と気になって仕方がなく、
小学校の頃の担任の先生に聞きました。
先生の答えは、
『10は3で割り切れないんだから、本当に3等分できているように見えても、本当はできていないんだ。どこまでもどこまでも小数点で近付くように見えても、本当は3等分できてないんだ。』
でした。
。。。
どうも納得が行かなかった小学校の頃のqは、
中学校になっても、担任の先生に同じ質問をしました。
中学校の先生は、
『だから ”3分の1” という表現があるんだよ。』
と教えてくれました。
それでも、
そうなのか!とまで、納得できず。。。
のちのちもずーーーーーっと気になっていたのですが、
大学になってから、情報処理の勉強をしていた頃にですね、
2進法だの、なんとか進法だの出てきたんですね。
その時に思ったのです。
そうか。
10cmの物を3等分、できるし、10を3で割った結果は、間違いなくあるのに、存在するのに、
10進法では、10を3で割った結果は、
線でいうなら、10cmを3等分しているポイントが、
10進法では表現できない場所なんだ。
でも、10を3で割った場所は確かにあって、存在してて、
中学校の頃の先生が言った、
『だから ”3分の1” という表現があるんだよ。』
という言葉を、
そこで初めて理解した、
気分がしました。
なんで10は3で割り切れないの?の
納得のいく答えは、
自分の中では、
『10は3で割り切れるけど、10進法では、その結果を表現できる数値がない。』
です。
こんなことを悩んでたなんて。。。
でも、そう思った後は、
10を3で割った答えは、確かに存在しているけど、
小数点でどれだけ近付いても表現できない、という、
その存在というか、ポイントというか、
そこが、妙に大好きになりました。
Posted at 2012/05/23 22:13:58 | |
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