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よく、運良く拾ってもらうので、たまには拾い物もします。

ある日帰路、梅田駅で改札から出てくると数ｍ前方を若いカップルが歩いてました。
女の子の方が切符を買った後っぽく、サイフを手提げにすとん、と、入れる動作をしたのですが、入らず、下に落ちたんですよ。
赤いサイフ。

あっ、落としてる、と思ったのですが、女の子は気付かず、ずんずん二人で改札の方へ行くので、

先に呼び止めないと！と、小走り行って

あのーすいません、サイフ落としましたよ

女の子「えっ？」

ほら、あそこに、、、指差しながら、ぐるっと振り返ると、Σ(O_O)
なんと、さっき落ちていた赤いサイフがありません。

(O.O;)、、、。指差したまま絶句、固まってしまいました。

固まりながら、記憶を巻き戻し、さっき、、落ちてた時のタイミングで通過した、、とすると、右から来てたおっちゃん？、、が、左に通り過ぎてたら、あの辺？と、
ぐりっと左の方を探すと、らしきおっちゃんがヨドバシカメラの方に曲がって行くのが見えました。

・・・たたたたた、おっちゃんを見失う！と思って私が走り出すと、そのカップルさんも走ってついて来ました。
(後で良く考えたら、この時、多分、無言でいきなり走り出したのに、カップルさん、、ついて来てくれてよかったです、、、。)

おっちゃんに追い付いて、私は、

さっき、そこでサイフ拾わなかったですか？と、聞きました。

おっちゃん「知らんで」

いや、さっきそこに落ちてた赤いサイフ、拾ってないですか？
2、3回聞き直すと、

おっちゃん「拾ったよ」と、紙袋から赤いサイフを出して来ました。
「警察に届けようとおもとったんや」

女の子「それ、私のサイフ」

おっちゃん「あんたのかどうかわからんやろう。証拠でもあるんか」

と、もめはじめました。
その後、女の子はサイフを無事取り返しましたが、まだもめつづけそうでした。

(-.-;)んーーー

、、ぽっっつーんと傍らに立ってましたら、女の子が、

もういいですよ、と目で合図と会釈してくれたので(苦笑顔で)、私も苦笑顔で軽く会釈してその場を去りました。

まー、サイフが女の子に戻ってよかったです。
その後どこまでもめたのかはわかりませんが、、、。