ＳＡ浜松 スポーツＥＣＵ  

ＳＡ浜松スポーツＥＣＵについては、下記の通りです。

■ＳＡ浜松　スポーツＥＣＵ　主な変更ＭＡＰ■　
・燃料ＭＡＰ　　
・点火ＭＡＰ
・スロットルＭＡＰ
・スピードリミッターＭＡＰ　　　
・ＲＥＶリミットＭＡＰ
・可変バルタイＭＡＰ
・電動ＦＡＮ作動ポイントＭＡＰ
・Ｖ－ＶＥＬ　ＭＡＰ

まず、SA浜松のメカニックの鈴木さんに見送られて、駐車場を出た瞬間に感じたのは、アクセルレスポンスの良さですね。

アクセル開度に対するパワーの出方が明らかに変わりまして、車が軽くなったようです。

でも、決して下品になる事はなく、飛び出しが厳しい感じはなく、あくまでもジェントルに調教されており、期待通りの出来ですね。

更に、この後、家路に着くまで、２５０ｋｍ以上、走った高速においても、このアクセルレスポンスの調教の良さ・・が実感できました。

これは、高速では、６速のまま、アクセルのみで加減速を繰り返す場面が一番、多くなると思いますが、実にリニアかつ、テンポの良く車が付いてくるのを実感できました。

極端な言い方をすれば、純正ECUでは、このテンポ感が感覚と一致し難くなり、常にアクセル開閉度に微調整が強いられる感じなんですが、ＳＡ浜松スポーツＥＣＵは、それが見事に解消されているという感じです。

ですので、高速での運転が楽になり、加えて、Fun to drive（古！、死語かも～（笑））な感じが出たという感じです。


後、期待の高回転での吹き上がり感ですが、これも明らかにエンジンが軽くなった感じは勿論ですが、回転の上がり方が変わった感じがしますね。

これは、鋭い立ち上がりになったというより、より感覚的にリニアになった感じで、高回転でも、よりアクセルコントロールがしやすくなった感じですかね。

あくまでも、比較しての話ですが、純正ECUは、どうも、アクセルに対するリニア感が希薄で、回転の全域にわたって感覚と一致しない感じでした。
ＳＡ浜松スポーツＥＣＵは、この辺りのフィーリング面で改善がなされていると言えると思います。
加えて、若干ですが、音の変化もあるようで、純正では、ややガサツイた感がありましたが、ＳＡ浜松スポーツＥＣＵでは、回転を上げても、やや野太く澄んだ音に変わった感じがしますね。


何れにしても、このＳＡ浜松スポーツＥＣＵは、非常にフィーリング面の改善が著しく、感覚と一致するようにチューニングが施されたECUだと言えると思います。

恐らくは、これこそ、SA浜松の鈴木さんから伺った、木下選手のアドバイスの下、木下選手自身のZ34が、普段乗りでもサーキットでも行けるように、チューニングを施したというお話には納得させて頂いた次第です！！


ただ、一方で、このECUに、刺激的なハイパワー・ハイレスポンスを求めると、ちょっと期待はずれになる可能性がありますね。
実際、思ったより車が前に出過ぎたり、刺激的なレスポンスが味わえる感じは少ない方だと思います。

例が適当かは分かりませんが、私も候補にしておりました、ZCAR-ZEROのTaktとは、随分と印象が違う物だと想像されます。

SA浜松のスポーツECUは、まず、発進でアクセル開け気味にしても、「完全にフロントが浮いてしまいます・・」的な事は、まず無いと思います・・・
あくあまでも、純正＋α(・・β位？)にとどまる程度と言えますね。
この辺りはお好み次第ということなのでしょうか・・

また、SA浜松メカの鈴木さんからも色々と興味深いお話しを伺ったので、その辺りは、また、何れアップさせて頂きます。

関連情報URL：https://minkara.carview.co.jp/userid/592092/blog/19570028/