ジパングな朝

ジパング
完結したのですね。

かわぐちかいじ！！

軍隊とはなにか？
国防とはいかなるものか？
考えさせられますね。

私は未だ、「沈黙の艦隊」の世界を右往左往しております。

週刊誌に遅れること２ヶ月。
ついに完結巻となりました。

私が読み始めたときは
すでに物語が２０巻を越えていたので
沈黙の艦隊全巻と
ジパングの発巻済み２３冊とを
知り合いと交換して
集め始めました。


軍隊とは？国防とは？国家とは？
などと考えさせられながらも
最後は一人の自衛官の物語として
終わったジパング。
作者の狙いを想像するには最適な
最終巻でした。

こんばんは、九番艦さん☆

作中、角松さんの言動には、色々やきもきさせられました

でも。
最後の最後に・・
ほんと、全てを悟らせる、ラストシーンでしたね・・

作者の真意汲み取らなければ・・
凡庸とか駄作とかありきたりとか意味不明とかいぅ事簡単だけど・・

自分の世界でない場所で、
これから生きてかなればならなぃ、
角松さんの心情思うと、
胸が詰まります

九番艦さん、良ぃ御年を

おはようございます♪

相変わらずジパングな朝です。

たとえ火の中水の中、時空を遡っても
その言動が貫かれている角松さんはじめ
「みらい」乗員（海上自衛隊）ですが、
だからこそ作中の葛藤シーンには
「こうしちゃえよ！」
なんていう私を含めた読者の勢いとぶつかったりもします。

沖縄上空で消息不明になる前の菊池三佐が、飛行場で見送る如月中尉につぶやく一言

『あの講和で数百万の人々が生きながらえたことを　　私や「みらい」乗員そして洋介が願ったことは　　それだけ・・・だった』

新「みらい」出航を見送る角松さんが
梅津艦長をはじめ「みらい」乗員の顔ぶれを見たとき
腰掛けた車椅子からグッと力を込めて
立ち上がろうとするものの、結局物理的なのか精神的なのか立ち上がらずに堪える、そして凛として帽子を振る。

このあたりに背負った（背負ってきた）覚悟の大きさを感じます。

改めて
歴史というのは人が作っていくものだと
感動の締めくくりです。

たかっちさん！来年もよろしくお願いします♪