九番艦のブログ一覧

レッグプレスをここ半月ほどやっていません。
来年４日のジムでは真っ先にやろうと思います。

だから何だと言われればそれまでの話題でした。

年末年始に備えて（？）ＷＥＩＧＨＴトレーニングのやり方を変えました。
いつもの倍の種目をいつもの半分の回数で、バラエティーに２日続けてやってきました。そして、本日バラエティ３日目のトレーニングに向かうべく朝起きると体中が痛い！
・・・歳を実感しました。
ただ、午後から体が回復。家の用事を済ませながら
夕方ジムへ行こうかと思いましたが、今麦酒を飲んでしまっています。
・・・歳を実感しています。

本業で３度目の転勤では
職員（←というとなんとなく職業が限定されそうですが）住宅に入居できました。
家賃や育児に少しずつ余裕が出てきた頃
これまた偶然にもレッドバロンでお好みのバイクを見つけました。

せっかく大型免許もあるんだし
でもキックがいいんだし

という条件になると
必然的に旧車の部類になります。
ただ、有名どころの旧車はお高く、
逆に誰もが知らないような旧車は
破格な値段で売られていたりしますが
旧車ゆえなかなか出物はありません。

そんなときに見つけたのが画像のナナハンです。
検２年付きでしたので
２年間だけ乗ることを前提に妻にお願いし購入しました。
冬場も週一で長靴で乗ったりしていました。
寒くて２週間乗れないときには
燃料コックを閉めて
ガス欠状態でエンジンを止めないと
次回乗るときにプラグがかぶってエンジンがかからないくらい
旧車でした。
そんな儀式を楽しみながらも、
さすがに休日にツーリングというほどの遠出は
家族に申し訳なくできませんでしたから、
もっぱら近場を流すだけの
それでも唯一のひと時を楽しんでいました。

ＳＲ以上にキックにコツがいるため
ガソリンスタンドでのその瞬間は
心地よい緊張感もありました。

レッドバロンでの購入時に
オイルリザーブの会員になっていたので
手放すときにはオイルの残量分の現金が上限￥１００００で戻りました。
もちろん下取価格は（旧車ゆえ）￥０でしたが、
戻った￥１００００で子供達のおもちゃを買いました。
どうでもよい計算ですが
バイクの購入費維持費を２年間の日割りにすると
１日￥３００弱でした。
高いか安いかではなく
乗れたこと
おもちゃで子供達が喜んだこと
・・・・あっ、妻には何かいいことあったのかな？
という２年間のライダー生活でした。

バイク暦は以上になります。
大掃除をしていて下駄箱からＳＲ購入時に揃えたブーツと
Ｖ－ＭＡＸにスーツで乗ってもおかしくないように買ったくるぶしを覆うライダーシューズが出てきました。
ヘルメットはセレナの夏タイヤの上にダンボールに入れてあります。
年の瀬に想う今日この頃です。

Ｖ－ＭＡＸが
レッドバロンに買い取られていくその前、
・・・遡ること３年
私は結婚をしたのですが
新婚旅行は２泊３日で
私が大学４年間を過ごした
京都へ行きました。
慶弔休暇が日曜日も含めて７日間取れたので
２泊３日の旅行は
妻には物足りないものだったと思います。

結婚当初・・・・・・

私一人でＶ－ＭＡＸで出回るわけにもいきません。
無理言って妻にも中型２輪の免許を取らせました。
そして妻用に購入したのが
ＨＯＮＤＡ　ＧＢ４００の中古です。
前オーナーの趣味でキャプトンマフラーが付いた検２年付でした。
妻は当然バイクなどには興味がなく
どちらかというと車に対しても
「動けばいい」という洗車代などまず出さないタイプでしたから
免許取得もバイク購入も
説得するのには魔法が必要でした。

結婚記念日に
Ｖ－ＭＡＸとＧＢで、九州１周ツーリングを企画しました。
大阪南港から大分までフェリー１等を利用した
新婚旅行第２弾でした。

ＧＢには当然
「キック」が付いています。
（もちろんセルも付いていますが）
乗りやすいとか足つき性とか関係なしです。
ただただ「キック」が欲しかった私です。
バイクに興味がない妻のおかげで
私好みのものを購入できました。
私は２台のバイクを乗り比べながら
若さを満喫しました。

その後
残念さはいかばかりか
ＶーＭＡＸもＧＢも
ママさん仕様のセカンドカーに変わってしまいました。

雪解けと共に生まれてはじめての自動２輪。
ＳＲ４００の単気筒のトコトコ感は
海沿いをツーリングするのにもってこいでした。
バイク雑誌を読むようになり
それなりに車種や特徴が気になり始める頃
ＳＲ４００がライダーなら誰しも知る
「特別な」バイクだということにも気がつきました。
偶然にも所有することになった後でのことなので
まるで自分の娘がいきなりモデルか何かに
デビューしたようなこそばゆさがありました。

そのＳＲ４００ですが
一度エンジンが調子悪くなり
ＹＳＰへ持ち込むと、調整一発で元通り。
やるもんだねとＳＲの話を店長さんから聞きながら
２台目はこれどう？
と、推薦されたのがＶ－ＭＡＸ。
「ピストルの弾に乗っているようだよ！」
と、Ｖ－ＭＡＸのＶブーストなる要はターボが効いた時の乗り心地を
妙な笑みして説明されました。
「どうだい？スタンドもかけずにキック始動できるんなら男らしくマッチョにきめてみたら！」

その場で免許センターでの２輪講習会へ申し込みしました。
２輪講習会に申し込むことで
教習車両の試乗と試験コースの試走ができたのです。
当時は大型免許が試験場での限定解除のみでしたので
一発試験にはこの講習会が大きなアドバンテージになりました。

私の１２００ｃｃ生活が始まりました。

信号待ちで後ろからすり抜けてきた
うるさく品のないマフラー音の族っぽい兄ちゃんを
スタート一発振り切る牛乳瓶６本分の排気量は快感でした。

長男出産費用捻出のため手放すまでの４年間。
そこそこ一人旅にも行った思い出深いマシンです。