2010年04月01日
GTアソシエーションは、話題のCR-ZがスーパーGT選手権に今期後半から出場する事を発表した。
出場クラスはGT300で、チームは無限からのエントリーだが、
実質ホンダワークスと思われる。
過去、トヨタが十勝24時間でスープラハイブリッドを走らせ優勝した事があるが、スプリントレースでの性能はバッテリーの積載や補機類の重量がかさむ事から疑問視されていた。
しかし韓国のサムソンが新開発したリチウムイオンバッテリーを使用し、これが今までの1.5倍の容量で積載量を削減。
回生ブレーキにより、燃費面でも有利に働き、モーターの強力なトルクのアシストでコーナーからの立ち上がり加速はGT500並になるのではないかと言われる。
ドライバーは引退を撤回した黒沢琢也とルーキーの中嶋大祐の組み合わせ。
レースに使われる事で、ハイブリッド技術の進歩に一段と拍車がかかる事が予想される。
また一部情報では、マツダがトヨタから技術提携を受けたハイブリッド技術でロータリーハイブリッドによる新型RX-9を開発中とか。
RX-8に使われていたレネシス13Bロータリーのローター幅を狭くした新型13AAローターを3つ配したスリーローターで、全長は2ローターとほぼ変わらない。
ハイブリッドはエコの為と言うより、モーターアシストによる低速トルクの強化に主眼が置かれている。
バッテリーはコクピット下に集中して配され、低重心化とマスの集中化を図る。
問題の出力は、320ps相当と目され、またマツダスピードやオートエグゼから強化型モーター等のオプションパーツの発売される予定。
こちらも年末には発表になる模様で、GT300クラスにRE雨宮からのエントリーが予想される。
モータースポーツもハイブリッドなしには語れない状況がすぐそこまで来ている
Posted at 2010/04/01 09:16:35 | |
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