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2010年08月02日 イイね!

サマートレーニングエントリー

主催のレジェンドさんよりミクシーのほうに書き込みがありました





サマトレ2010に参加される方はこちらに

参加車種

参加人数

BBQ 参加or不参加

翌16日道路清掃作業への参加・不参加を教えてください


質問等もありましたら書き込みお願いします




取次ぎしますので、書き込みをお願いいたします
Posted at 2010/08/02 23:03:43 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2010年07月20日 イイね!

仙台ハイランド4時間耐久レース

昨日19日は、仙台ハイランドの4時間耐久に参加してきました
仙台ハイランド自体いつぞやのアルファロメオチャレンジ以来..3年ぶりくらいでしょうか
まぁコース自体はオフィシャルやっていた頃に散々歩いて回ったので問題は無いのですが

新潟から仙台ハイランドに向かう道は、つい先日行った山形を通過して天童経由となります
こんなに山形に居るなんて・・15年ぶりかも(笑)


今回参加のメンバーは、Uすけ、O沼、性乃さんと私+bossの5人です
性乃さんはハイランドは初めてです

現地に到着し、周りを見渡すと、中心車種はシビックとスターレット
若干MR-Sやらエリーゼやらミラージュやらといて、総勢50台ほど
そこに今回、プジョー206S16を持ちこみました
例によって(205から引き継いだ)有り合わせ部品仕様です

ドラミ、車検と続きますが、ココの車検は結構厳しいです
JAFのレースと同様に、車検場を1台1台下回りまでチェックします
今回言われたのは、シートベルト取付方法
これは私のラリー車を始め公認競技車両なら当たり前なのですが、シートベルトのマウントが独立してボディに取り付けしていなければなりません
つまり、シートレールからマウントを出すのはダメと言う事です(クラッシュ時にシート&シートレールごと吹っ飛ぶのを防ぐためです)
これは走行会使用の車ではよくある取付ですが、せっかくつけるのですからきちんとした方が良いですね

そして予選スタートです
25分なので、マシンチェックとアタックをいれて4周私が走り、残りは性乃さんの完熟にします
コースインして2周目位でブレーキがスポンジーになりました
これはエア抜きが必要だけど、ダクトとか追加しないと同じ事が起こりそう
パッドやフルードも含めて熱対策が必要ですが、現在の手もちのモノでは対処できませんから・・ブレーキ負荷の小さい走りを考えなければなりません

他にも足回りなども調整したいですが、手持ちでいじれるのはリアウイングくらいで・・まぁ車なりに走り方を考えチームメイトに伝達するしかありません

そんな感じでブレーキは優しく乗りますが、無理なく走って2分21秒台とまずまずのタイムが出ています
セット決めてアタックすれば、17.8秒まで行くかもしれません。


そして空気圧だけ調整して性乃さんへ
45秒~39秒までタイムを詰めて予選終了、47台中39位からのスタートとなります


決勝は、私、Uすけ、性乃さん、О沼さんの順で1時間ずつ4時間後のゴールを目指します
灼熱の太陽の元の1時間走行はなかなかきついものが有るので、充分に水分をとったりと準備をしなければなりません

そしてローリングからスタート

周りはスターレットが多く、ほぼ速さも同様のようです
耐久とはいえ、同じ速さの車同士が並べば、レース好き同士のバトルが勃発はあたりまえ
しかしマナーは比較的よく、変な接触リスクは感じませんでしたし、お互いがラインをきちんと残し合うクリーンなバトルでした
そんなバトルが突然終わったのは3周目
コース後半の下りの左ヘアピンに進入時に突如右向きにハーフスピン!
「ええっ??何が起こった??」と思いながらもまずはコンクリートに行かないようにブレーキをコントロールし、グラベルにも埋まらないように車両を止めます
グラベルで動けないと、そこでリタイヤとなるのがココのルールなので、埋まってしまわないように止まる寸前にブレーキをリリースしタイヤを転がした事が幸いし、若干前後させてから一気にぐらべるを脱出します

しかしブレーキは不安です
ただでさえスポンジーなタッチに加え、その後のブレーキングでも度多売姿勢が右に向きます
足回り・ブレーキシステム全体を見直さなければならないかな?


しかしレースは始まったばかりなので、レコードラインを外して砂利を落とします
そして再びペースアップ
ブレーキは今まで以上に慎重に、そして燃費も油温水温も未知数なので6千でシフトアップ、タイヤもこじらない様に滑らさないように大切に・・
そんな感じで21~23秒でラップをそろえます
トップグループは10秒ほどで走っていますので、5週目以降は結構ひっきりなしに後ろから迫られますので、こちらもロスしないように綺麗に譲るように・・・・
なんて思っていたら、S時の進入で突然ステアリングが重くなります
パワステが壊れた!?
ハンドルを切る手が負けそうなくらい重いです
うわっ・・このままあと40分かぁ・・きついレースになるなぁ
おまけにバッテリーランプにブレーキ警告灯も点きました
まぁサーキット走っていると色々警告灯が付く(笑)ので、とりあえずそのままノルマの1時間走らせてからの対応しようと考えます

そんな感じで走り続けると、結構ブレーキやエンジン等にトラブルを抱えてスローダウンする車も出てきています(まぁうちもですけど(笑))し、抜いた車も数台いて、1時間経過してドライバー交代をしたときには31位まで上がります
そしてUすけに交代
今日初走行なのでペースはじわじわ45から始まって35秒くらいで安定、その後29まで上げます
しかしブレーキは相変わらずだし、重ステも同様でしょうから・・きつい走行をしているかと思います

そして1時間が経過しピットサインを出そう・・・・・



あれ?




帰ってこない




コースのオフィシャルポストを探すと(仙台ハイランドはピットから1.5.7.10.13.15のポストが見えるので、大体アクシデント時は場所の予想が付きます)
この時は、13ポスト・・オイラがスピンしたヘアピンコーナー入口のポストで黄旗が出ているので多分ココかな・・・と見当を付けます
ブレーキもあやしいので、そのまま直進してグラベルで止まったな?

とりあえず場所は判ったので、車でお迎えに
Uすけを拾いに行くと、コースアウトして止まったらスターターが回らずエンジンがかからなかったとの事
オルタネーター!?
と言う事は、パワステトラブルもオルタネーターのベルトが切れたか外れたかして、それで発電も出来なくなってバッテリーで走っていたのかなと推測されます

と言う事で、ココでリタイヤです
しかし車の回収はレース後・・・2時間お昼寝タイムですね



そしてレース終了後車両を回収にバッテリーを持って行き再始動
無事かかってピットに戻ります
しかしさすがに新潟まで走るのは無理なので、ココにおいて行く事になりました

何やら聞くところによると、メリーボビンズRT(tipoナパさんたちのチーム)のアイドラーズ12時間耐久のストップ原因と全く同じらしいです
車両を置いてきたのも同じらしい(笑)
違うのは、向こうはシングル入賞でオイラ達はただのリタイヤということ(爆)



でもまぁ、久しぶりのハイランドは路面も綺麗になっていたし、楽しめました
206S16もちょっと手を入れたら走る車になりそうです
レースもみんなマナーが良くて気持ちよく走れました
是非また参加したいなと思います

帰りは牛角にて打ち上げ
初牛角でした



Posted at 2010/07/20 13:15:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2010年06月24日 イイね!

サマートレーニング開催!

ラリーで走る公道を閉鎖して走れるイベントが有ります

以下主催者より添付いたします



今年のサマトレの日程を8月15日(日)に決定しました

内容はほぼ去年とおなじです

コースはハイスピード2車線3.5kmと
舗装林道ショート約1.5km

去年の道路清掃の報告書も配布しているので今年の開催にも近隣住民・区長さん・組合長さんなどの反応はかなり良好です

ラリーをしている人だけでなく色々なカテゴリーからの参加も全然OKです
当日、都合の付く方は是非参加してみて下さい

林道・2車線道路の占有を取った公認の練習走行会です



この練習会の主催者は、昨年のBICCでトシアライ選手を破って優勝したレジェンドさん(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1521543712&owner_id=18840466)と言う方で、コースは基本的にIFラリーで使用するコース(BICCのコースも隣接です)になりますので、嬬恋村内になります

全国的にも公道を真っ当に閉鎖し練習会を行っているケースは珍しく、今後も大切にしたいイベントです
私も昨年参加させていただき、走行終了後は草津温泉でゆったりした後、嬬恋村長を囲んでバーベキュー(朝どりの嬬恋キャベツがめちゃうまでした)と非常に楽しいイベントでした
上は全日本クラスの選手から、デビュー前の私まで、目一杯走れました

ラリー競技に親しんでみたい方、公道を対向車を気にせず走ってみたい方、ぜひぜひ参加をご検討ください

勿論私も参加予定です!!

因みに、コドライバーは居てもいなくてもOKですし、相互に乗りあってもOK
ペースノート練習にもお勧めです
タイミングが合えば、誰かの横に乗せてもらう事も出来るかもしれません


2車線の登り下りは、対向車を気にせず2車線で走れる珍しい機会です
下りは3速ドリフトが容易に楽しめ、マジ気持ちイイです
1車線の遅いコースは、これぞ国内ラリーと言う1速2速を行ったり来たりのうっそうとした林の中コースです

参加希望の方は私までご連絡いただければ申し込ご案内や取次をいたします

参加費などは・・昨年は5千円でしたので、同じような金額かと思います
安いですね・・・オフィシャルなどをされている方には本当に感謝です



是非この機会にラリーを味わってみてください!!
Posted at 2010/06/24 16:45:05 | コメント(5) | トラックバック(1) | ラリー | クルマ
2010年06月17日 イイね!

競技車両的orチューニングカー的

ツイッターでチョット書いたネタなのですが、長くなりそう・・というか説明が必要そうだったのでこちらに書いてみます

話は、106系の軽量クランクプーリーについて、その是非について質問したことでした。

ただその前に少々。
私個人としては、競技車両的(アスリート的)考え方と、チューニングカー的(趣味的)考え方は、似て非なるものであると考えています。
これは車に限らず、カッコ内のようにアスリートとして競技成績を求めるものと、趣味として楽しむスポーツではスタンスが違うのと似ていると思います。

競技車両を作るにあたって考えることは、いかに速く走るかです
もっというと、いかに成績を出すか
更に言うと、費用対効果の問題になります

車両があって、10万円あったら、どこにどれだけお金を使ったら(サーキットのタイムアタックなら)タイムが縮まるのか・・・と考えるわけです。
タイヤを替えたら1秒当たりいくら、サスペンションのセッティングをしたら1秒当たりいくら・・・という具合です。

逆にチューニングカー的考え方にはそんなものは必要ありません。
改造する喜びを得られたり、フィーリングが変わったり、なんかいいような気がする・・で十分成功です。

言い方を変えたら、競技車両的考え方においては上記のすべては不必要で、いかにタイムが上がるかに尽きるわけです。
(そうはいっても競技参加を趣味としてやっている私等の場合はそこにチューニングカー的遊び心がなくなることはありませんが)



そういう観点で、クランクプーリーの軽量化のメリットデメリットは?と思ったわけです。
私の考えたのは、トルク低下、そしてクランクシャフトのバランスが崩れることに対するリスクです。
前者は、実際の出力としてのトルクというよりも、低い速度で上り坂になったとき等に回転落ちにつながらないか(回転しやすくなるということは回転が落ちやすくなると同意語ですから)ということ
また言い方を変えたら、軽量化することでどの回転域(速度域)においてどれだけ速くなり遅くなるのか

後者は、まぁ106程度の出力なら考えなくても良いのかもしれませんが、大出力のエンジンなどはフライホイールを軽量化しただけでエンジンがブローする事もあります。
これはクランクシャフトの両端の重量を変える事は、縦方向のバランスを変える事だからです。

ちなみにレーシングエンジンの場合、フライホイールの軽量化という考え方はありません
クランクシャフト全体(プーリーやフライホイールも含む、回転方向&縦方向)でのバランスと必要な慣性に基づいて当初から重量が決まります
もし単純に回転部分を軽量化すればよいのなら、レーシングエンジンにフライホイールは存在しないでしょう。

話を戻しますが、一番出力軸に近い部分で安易に重量バランスを変えるのはちょっとリスクを感じますし、その慣性バランスも出力やトルク特性に合わせて決まっている部分ですので、どれだけ実際のメリットがあるのかが見えないんですね

確かに、プーリーやフライホイールを軽量化すると、(少なくとも空ぶかしにおいては)ピックアップが良くなり回転がすばやく上がります。
しかし実際の走行時はそこから先にクラッチがあり、ミッションがあり、ドライブシャフトがあり、ホイールがありタイヤがあり、そのすべてを一緒に回して慣性が生じているわけです。
それならばタイヤやホイールの重量を気にするほうがはるかに効果的に思います

ただのその慣性も減らせばよいというものではありません
例えば、重いホイールのほうがブレーキロックしにくいです
小刻みに荒れた路面において、むしろバタバタ動きすぎずにスムーズなこともあります
バネ下加重はバネ上加重の○倍に匹敵云々なんて言葉もありますが、実は根拠は希薄です
(余談ですが、電気自動車のホイールインモーターの話を某トップクラスのレーシングエンジニアが話していたとき、バネした荷重が増えるがどうなのかという問いに対して、「そんなの、バネ下加重が重いほうが良いという論拠を作って明示したらいい」といっていました。何が正しいかはよくわかりませんが、どちらにしてもその程度の話のようです)


車重は軽いほうが良い
重量は中心に寄った方が良い
回転部分は軽いほうが良い
すべて正しい面はありますが絶対的ではありません



例えばサーキットでタイムを比べるとします。

多くのドライバーの場合、カーボンボンネットと軽量バッテリーで軽量化した車とノーマルを比べたら、ノーマルの方が早く走れるでしょう。
ノーマルよりも重くするためにスポイラー等つけるともっと早く走れると思います(ダウンフォースよりも実加重のほうが運転を楽にします・・というかFF車で50:50のバランスになったら速くは走れません)
ウエット等では更に顕著になるでしょう。
また、軽量ホイールとノーマル・・若しくは重いホイールを比べても、シチュエーションによっては重いホイールのほうが早く走れるかもしれません

それ以外にも、車高を落としたほうが速く走れるかどうかも状況次第(106の場合は、Fはロールセンターの変化の弊害やバンプトーアウトのバランス、リアはバネレートと車高のバランス、前後車高のバランスまで考えないと本当の意味でメリットのある車高変更はできません
しかし、ルックスを考えるとやっぱりある程度低いほうが格好良いと思うほうが大勢かと。

重いスポイラー、オーバーハングに会えて重量物、主にノーマルボンネット・・・こと競技車両的思考のもとでタイムを考えたらアリな選択です(が、チューニングカー的にはナシですね)


そんな事も考えた結果、私のクランクプーリーはシトロエンAX-GTi用の純正流用をしています
これは鉄のワンピースものですので重量はほぼノーマルのサクソのものと同様ですし、インシュレーターがヘタって分離するトラブルを回避できます
またBMC?レッドポイント?から鉄のクランクプーリーも発売されていたと思いますが、個人的にはアルミよりこちらが安心してお勧めできるかと思います

ただ、軽量化のメリットはあるのだと思います
しかしそれ以外の作用・副作用がどう出るのか出ないのか
実際には考えるほどのデメリットは無いのかもしれません

ただ競技に使うことを前提に考えると、若干でもリスクが上がるなら(そしてそのメリットがそれほど大きくないのなら)全体としてはどうなのかな?と考えたりするわけです

この辺りは考え方や車との取り組み方、使い方、立場にも寄るので一概に何が正しいとは言えないでしょうね


難しい話になってしまいましたが、こんなことを色々考えているとノーマルってすごいなって思うことが多いです
まぁなんていっても開発費が数十倍~数百倍ですから・・・


まぁそんな話でした
何かの話しの種にでもなれば幸いです




Posted at 2010/06/17 01:01:55 | コメント(11) | トラックバック(0) | 整備 | クルマ
2010年05月19日 イイね!

ペースノートの面白さ

上級ラリーストの方から見たら笑っちゃうようなレベルの話だと思いますが・・・初心者目線での素直な思いですまた是非、ご指導、突っ込み、アドバイスなどいただけたらと思います



今回上高地ラリーを終えて思った事なのですが・・・
ペースノートは重要だなぁと改めて感じました。
(ペースノートと言うのは、競技区間を早く走る為にレッキ(下見走行)で作る案内ノートの事です)

今回のラリーは、まぁ県戦と言う入門クラスのものですが、とはいえ参加者のほとんどは複数回参加している人たちです。
そして使っているコースはほとんど毎年変わらない
話を聞くと、ほとんどの人は昨年のノートを元にしているとの事

更に今回は、レッキは1回のみ
(通常は2~3回)

私たちやらくたろうさん、その他BigOnのペアも今回初めてなので、その辺りのハンデを背負っている状況でした。(そんな3組が意外と好成績だったと言うのも皮肉ですが)

そんな中で、4/7のSSトップをとったと言う事は、参加者のレベルはともかくそれなりにまともなノートをつくれていたと言えるのではないかと思います・・初心者としては
もちろん、WRCや全日本の選手の様な精緻なものには到底似ても似つかぬものです
しかし、ただの危険個所の羅列では無く、早く走る為のノートをある程度作れたかな
そんな風に思っています

私たちのノートは、日本語表記でやっていて、コーナーのベンドを6段階に分けています
6はほとんどステアリングを切らないで行ける位
1は半回転以上切る低速フルターンのヘアピンです

スタート 40 右4 60 左3 右2 40 左6右2lg 100 クレスト20左3・・・・

そんな感じで読み上げて行きます

この場合、スタートから40mで右の中速カーブ、そこから60mで少し遅い中速のカーブ
そして右の低速カーブ、40m直線で左の高速コーナーから右の長い低速コーナー
80m直線で、登って頂上越えて20mで遅い中速の左・・

となります。

上級者はもっと多くの内容をここに盛り込み、どういうラインをとるかとか、ショートカットできるコーナーの有無とか、サーキットを走る時にライン取りを考えるような指示を出したりもします。

ただ大事な事は、ドライバーが理解できる内容であることで、私がそんなノートを読まれても消化できずに却って訳が判らなくなるので、私のスキルに合わせて私が作ると言うものになります。

このノートを安全に早く走れるものにする為に気を付けている点として、
危険個所の強調
タイミングの良い読み上げ
間の直線距離の正確な表記

等があります
危険個所の強調と言うのは、上のノート見てどこが危ないと思いますか?
まず思いつくのは、強い減速をする所を逃さない事だと思いますよね?
そうすると、左6右2の進入と、クレスト越えの後短い距離で左3に落とす部分が危険と思われます
ですから、後ろの小さい数字のコーナーをしっかり伝える事と、左6右2だとすると、これをしっかり続けて(切らずに)読み上げる事が大切です。
そうする事により、左6のラインを右2を前提に組み立てる事ができ、安全に早く走れる訳です。
この辺りの読み上げの流れを私たちは出来得る限りつきつめました。

直線の距離を正確に読み上げる事も同様で、その先の直線の長さによってコーナーの立ち上がり方が変わりますし、視界が悪かったりしても踏むべき所をきっちり踏む事ができるようになる訳です。

そんなノートを1回のレッキである程度作り上げ無ければならなかったので、レッキには結構時間がかかってしまいましたが、本番では良いペースで走れたと思います。
そしてそれは、同じSSを二回走る場合で、ほとんどタイムが変わらないという点からも、記憶や反射に頼るのではなく、あくまでペースノートに基づいて走る事ができたのだと思います。

このあたりは私とあだち君の2人ともが、ラリーを始めるにあたって最初から有視界走行では無くペースノート走行を前提にした事があげられると思います。
ペースノート・・というより、速いものが勝つラリーが日本で始まったのはまだここ10年余りの事です。
ですから、初期段階からペースノートランをしていたラリーストは非常に少ないと思います
というより、平均年齢が40歳を超えるラリー界です(私たちは若手ですから(笑))から、SSラリーを前提にラリーを始めた人はやはり少数なのだと思います。
そんななかで、私たちはラリーを走る=ペースノートに則って走るという様に捉えています
逆に、もしノートが間違っていたり読み違えていたとしたら・・・簡単に大クラッシュをしかねない面もある訳ですが、そういう状況でなければノートを使い切っているとは言えないとも言える訳です。
実際には私たちはその領域までノートを頼る事は出来ていませんが。

そして私たちの場合、幸いある程度定量をとらえられる運転の技術は有ったと言う事もあります。
そしてある意味頭をからっぽにして、右4と言われたらサーキットで同様のカーブがあるのと同じようにラインをつくり飛び込んでいく・・まぁなかなかそこまでは行きませんがそういう方向性の意識を持って走っている事。
また、お互いが長い付き合いで・・・それこそライバルとしてレースを戦ってきて早10年ですから・・お互いが共通認識(上記に書いたような点の何が大切なのかなど)を持てている事があると思います。

今後課題なのは、私の頭の容量アップ(笑)と、ベント指示の細分化(そしてそれをきちんと作成~表現できる事)、そしてノートを読んだだけでコースが目に浮かぶような精度をモノにしていく事かと思います。
また、2車線の道をキープレフトで走りつつ、フルにコース幅を使った時のラインでノートをつくる事は非常に難しさがありました。
実際には思ったよりうまくできたとは思いますが、そういう辺りも経験がモノを言う部分かなとも思います。



まだまだ未熟ではあるのですが、ペースノートを生かしたラリー走行は、ナビの声が右耳から入って脳みそを通過し、左から抜けて行きながら次々に走っていくような・・・不思議な快感があります

これはラリーの醍醐味の一つと言えると思いますので、是非皆さんにも味わってもらいたいなと思います
まだまだ未熟な私たち初心者クルーでも、その片鱗は十分に味わえますからね!!
Posted at 2010/05/19 10:37:48 | コメント(5) | トラックバック(0) | ラリー | クルマ

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