レカロシートの不具合確認と修繕と加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
数か月前、上り坂の信号で右折待ちをしていたところ、ふっと、背中が軽くなった
初めは一瞬何のことかわからなかったが、背中がスースーする (+o+)
何と!電動リクライニングシートが勝手に動いていた
まさにコントそのものだった (^^;)
必死にアームレストにつかまり、どうにか車両を空き地まで移動させて、停止させることができた
まずはホッと一息入れて、冷や汗を拭いた(笑)
結局原因はわからなかったが、いったんエンジンを止めてかけ直したら直った
その後も一度発生し、あとはシートヒーターが勝手に作動したり、勝手に切れたり ( 一一)
ネットで調べてみると、レカロのリモコンのカールコートは、経年劣化により裂けるチーズのようになってしまうらしい
純正は当然高いらしいので、みなアマチュア無線のマイクコードを活用しているらしい
8芯のケーブルが、まさにちょうどよいらしいのだ
早速入手して、作業の機会を待っていた
さすがにこのままでは危険ですからね!!
2
とりあえずバラすのが大変!
隠しネジや届かないところのビス、布の外し方等を試行錯誤
既に相当に古いものなので、変に力を入れるとパキパキ折れる・・・
結果、リモコン・リモコンのケーブル・コントロール基盤、すべてを目視確認したが問題が見当たらない!
困った・・・
この基盤は、背もたれのスポンジの奥に隠されていた
さすが外国製品なので、この辺の気の利かせ方が不足している
でも逆に考えれば、折ったり切ったりせずともバラしてメンテンナンスできるようになっているのは、それはそれで凄いと思う
今度また、これを取り出すのは非常に大変なので、後でまたあの基盤が?となった時のことを考えて、基盤の入ったボックスを外付けにすることにした
これで後から原因が判明した場合でも、再度バラす必要が無い!
ケーブルを切断して、6pinのハウジングカプラーを取り付けて、1m程延長した
3
ちゃんと接続はされているが、半田付けが心もとない状態
被覆の処理もいい加減だったので、絶縁と固定のためにグルーガンで処理した
上記したように調べた情報では、8芯のケーブル使われているものだと思っていたのだが、開けてみたら4芯ケーブルだった
せっかく8芯のカールコードをスタンバイしていたのに、無駄になってしまった
4
20年も使っていると、ファンがややうるさくなってきた
使われているのは、PC等に使用されているただの80mmファン
5
ということで、ついでに静音ファンに交換した
のだが・・・、座面だけではなくて背もたれにも付いているのを忘れていた orz
一つしか用意していなかったぁ~~ (T_T)
6
それにしても汚い!!
スポンジの一部が粉末化していたり、シートカバー裏がベトベトしていたりで、食事前には見たくない状況だった(笑)
前車両のSGから載せ替える時に、シートクリーナーで表面は完ぺきにきれいにしたのだが、やっぱりそれだけじゃダメなようです
7
経験上、誤作動した場合はリモコンが一切効かなくなる
しかし、一旦電源を切るとリセットされるので、再発した時のためにエマージェンシースイッチを取り付けた
8
基盤の入ったボックスは、とりあえずシート下に固定
結局原因は見つけられなかったが、これで今後何かあっても、もうバラさずにさっと修理ができる
あれこれ試行錯誤しながら格闘して、原状復帰して気が付いたら6時間経過していました
腰痛のために導入したレカロシートなのに、作業で腰が痛い(笑)
腰痛持ちには、レカロはやめられないのです (^_-)-☆
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