Avanti Yasunoriのブログ一覧

先回紹介 したヘッドランプのハイ/ロー切替レバー固着の件、その後の顛末編。

とりあえずハイビーム用のヒューズを抜いて消灯させた後、Ｄへ持ち込んで原因を調査。
ステアリングを外してレバーASSYを摘出。 しかし分解しないと中が見えない構造。
部品を見せてもらったが、結構ややこしい構造をしている。　結局、Ｄでは分解修理不能。
と言う訳でお決まりのレバーASSY交換コースに。（泣）　パーツの入荷を待つこと数日。

冒頭画像はレバーASSYの品番が記載された梱包箱。中身は愛車から摘出した不具合品。
自身で何が原因なのか調べないと今後の為にならないとばかり、バラして検証中の図。

判った事はやはりドイツ人設計者気質と言うか、構造がとにかく凝り過ぎ。　雑な操作には
耐えれそうにも無い複雑怪奇っぷり。 細かい樹脂パーツの集合体だ。 レバー引っ掛かりの
原因と思われる箇所は画像の赤矢印のハイ/ロー切替スイッチ部。　

切替レバーを前後に引くとスイッチ部全体が⇔方向にスライドする構造で、白色の小部品が
左右に首を振って黒い回転スイッチパーツにカムのように噛み合う。 この部分の動きが
ぎこちなく、カムが抜けなくなるのが原因。 特にパーツに割れたような損傷部位は無かった。
レバー交換後は新品の為、当然ながらウインカーレバー操作時のクリック節度感が向上。

整備手帳は こちら。　　今回の修理費用は以下のとおり。

故障診断：￥2310、ウインカーレバーASSY：￥13,335、工賃：￥4620　計￥20,265也

ＶＧＪ によると、本国からの供給不足で受注残を抱えている 『Ｐｏｌｏ』 について、来月までに解消し、
販売も正常化するとの見通しを明らかにした模様。

Ｐｏｌｏ の受注残は1000台以上有るそうな。　ＶＧＪ は「先月末ぐらいの着船分から入り出したので、
今月から来月にかけて受注残は解消していくと思う。タマが相当入ってくるので販売も正常化する」
としている。



本国にオーダーを入れても、生産されるかも見通しが立たないような時期があったが、ようやく
1000台単位である程度生産ができるようになってきたそうで、これから攻めの態勢に転じる模様。
GTI を除き、売れ筋のＴＳＩに関しては仕様さえ合えば早ければ2-3週間で納車可能。

ＶＷ本国本社が以前に輸出先からのオーダーが入ってから生産する方式に切替えたのが現在の
納車遅れに繋がっている模様。 ディーラーでの見込み発注が出来ないのが主な要因のようだ。