今週の月曜日の話なんですが、会社近くの道路で埋まってしまいました。住宅街の小さな交差点の少し手前で道路の左側部分がザクザクになっていました。その日は前の日から北海道では珍しく少しだけ気温が高い日でした。対向車の通過を待って、ザクザク部分を避けながら通過しようとするとの交差点の右方向から車が…。普通の判断ができれば、相手側は止まれですし止まるはずなんですが、その車は強引に左折してきました。ババアが運転する軽です。しかも止まる気配が全くなし…。このクソババアと思いながらも、仕方ないからバックしようとも思いましたが、自分の後ろには車が。そのババアもちょっとずつ進んできて、その後ろにもおじいさんが運転する車が。自分は完全に板挟みです。ここで頭の中で葛藤が…。ひとつは降りていって、自分の後ろにいる車に下がってもらって、自分も下がるか…。ひとつは降りていって、突進ババアたちに下がってもらうか…。ひとつは自分がイチかバチかザクザクに突っ込んで、道を空けるか…。頭の中で4WDだし、これくらいのザクザクなら行ける!と判断し、自分はザクザク路面へ。マイフィットくんはうなり声を上げながら、ザクザク路面のど真ん中で力尽きました…。その間に、対向のクソババアたちは通過。自分の後ろにいた車は、バックして道を空けてから通過。世間って冷たい…。自分だけ張り切ってザクザクに突っ込んで、埋まって放置プレー。何なの?そんな事を考えながら、車から降りてみると、完全に腹がつっかえてました。とりあえず、積んでいたスコップを使って掘ってみて脱出を試みるも全然ダメ。そうこうしているうちに近くの飲食店の方や美容室の方、建設会社の方、佐川の運転手の方。(いつも会社に配達に来る人で恥ずかしかった…。)、近所の住人の方などスコップ片手に続々と出てきてくれて、手伝ってくれました。総勢10人くらいになって、押してみてもそれでも動かず(ーー;)最後は建設会社の方がワゴン車を持ってきてくれて、牽引と総勢10人くらいで押して、やっと脱出!!脱出と共に、皆さん良かった良かったと言いながら、どんどん帰られていきます。自分はその場でただひたすらお礼を言うだけしかできませんでしたが、皆さん、大丈夫大丈夫!!とか良いよ良いよ!とか笑顔で言ってくれました。正直、最初の埋まった段階では通過して行った奴全員死ね!とか思ってましたが、みなさんに助けてもらって、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。雪国では冬の間に数回は埋まったり、事故ったりしてる車に出会うことがあります。もちろん出会わない人もいるかとは思いますが…。自分のまわりでは必ず毎年事故ってるスポットとかもあるので。今までもそういう車に出会うと助けるようにはしていましたが、正直面倒だなと通過してしまう事もありました。自分が助けてもらった分、今度は自分が誰かを助けよう。雪国のこういうお互い様の連帯感はなんか良いです。