五輪代表、U-23。天王山と言われたシリア戦に敗れてしまいました。失点シーンを振り替えると、どちらも不運と言えば不運な失点だったと思います。そもそも、清武の体調不良・負傷離脱、海外組もなかなか招集できず、唯一招集の可能性が残った大津もボルシアMGに最終的には断られ、試合序盤には山崎の負傷交代という不運続き。海外組に関しては給料を払ってるのはクラブなので、招集拒否されることは仕方のないことですが…。ただ、試合内容も中盤のつなぎのシーンでもいつものつなぎが全然できていなくて、相手と同じようにドッカンドッカン蹴り合いに付き合ってしまう展開。苦し紛れで蹴ったボールを相手に拾われて攻め込まれてしまうという悪循環が目立っていたように思いました。そして、さらにパスミスも多発で自爆気味。この蹴り合いに付き合ってしまった原因、パスミスが多発した原因はピッチがボコボコで、パスがうまく回せないという要因が大きかったと思います。でも、このピッチがボコボコで…っていうのはいつまで続くんでしょう。五輪代表でもA代表でもアジアで戦う時には中東の国との戦いは避けられません。今までの対戦の後でも、ピッチが悪くて…という話は毎回のように聞く気がします。素人考えですが、これってもっと対策できないものなんでしょうか?1番良いのはFIFA等の支援等でどこの国にも同じようなピッチがあることが良いと思いますが、現実的には厳しそうです。芝のピッチは莫大な維持費がかかるそうですし…。現実的なのは、こういうピッチに慣れること・こういうピッチでどう戦うかを確立することだと思います。世界に追いつくサッカーを確立していくのはもちろんですが、アジアで勝てないと、世界に挑戦は出来ません。同時に、与えられた良いコンディションの中でしか力を発揮できないような状態では、悪い環境でも力を伸ばしてきている中東の国にいつか追い抜かれてしまうかもしれません。サッカーファンとしては、日本代表がワールドカップや五輪で活躍する姿が見たいので、ぜひ予選を突破してほしいです。