
なでしこの2位での予選突破が決まりましたね。
これでサッカーは男女ともに決勝Tに進出。
サッカー好きとしては嬉しいことです。
昨日の最終戦を迎えるにあたって、1位通過か2位通過かという議論がありましたね。
そして、試合が終わった今日もネット等でそういう議論がされています。
1位通過すると、対戦相手はアメリカかフランス。
さらには8時間以上の移動。
2位通過すると、対戦相手はブラジルかイギリス。
さらに移動はなし。
対戦相手、移動を考えても2位通過の方がどう考えても条件は良いですよね。
佐々木監督は昨日の南アフリカ戦で、試合途中からドロー狙いの2位通過を指示したと言いました。
これに対して、賛成の意見もあれば反対の意見もネット等では出ていますね。
自分個人としては賛成です。
目標はあくまで金メダル。
その目標に対して最善の道をとるのが当然だし、別にルール違反しているわけじゃない。
特になでしこはまだ完全に人気が根付いてるわけじゃないから、結果がすごく大事だと思うし…。
自分がすごいなと感じたのは佐々木監督のマネジメント能力です。
ドロー狙いを指示したことを認めた上で、
「戦略としてやらせた僕の責任。五輪では挑戦者。なんとか勝ってベスト4のステージに上がることに尽きる。」
「選手には申し訳ない。と言った。テレビで見ている少年少女にも申し訳ない。」
と言ったそうです。
会見で自分の責任を明確に言うことで、チーム・選手への理不尽な批判を避けられるし、
選手に対して謝罪の言葉を述べることで、目標へのモチベーションを低下させないことができるし、
団結させることもできる。
応援してくれている人たちへのフォローも忘れない。
チーム、選手を守る危機管理能力。
尊敬します。
佐々木監督が戦略として考えて、こういう発言をしているのかはわかりません。
もしかしたら、人柄で正直な気持ちだけでの発言かもしれませんが、
このマネジメント能力は素晴らしいなと思いました。
Posted at 2012/08/01 11:45:13 | |
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