
もう2週間も前のことになりますが、みん友さんのAIAIAI さんのリクエストにお応えして、1泊2日の富士山撮影旅行に行って来ました。
これは、10月半ばに開かれた “秋のビーナスオフ” で、AIAIAI さんから 『ねえ、Tanakaさん、富士山オフ会の下見(そんなの企画予定に無い)をして、富士山の写真を撮りにに行きたいなぁ…』 という、とても目が真剣な申し出があり、それにお応えする形で実施しました。
元神奈川県民としては親しみのある富士山ですから、ツアコンを買って出たという訳です (^^)

当日は、前日までの雨天が嘘のような小春日和で、東名高速を西走している時から富士山がバッチリ顔を出すという、この2日間にとても期待が持てる朝となりました。
写真は、東名高速の大井松田IC手前から望んだ、足柄山越しの富士山です。

そして、待ち合わせの御殿場IC付近の某所。
前日私の囁きに応じて、日帰り参加してくれることになったみん友のがまちゃんさんが、集合場所に一番乗りで待っていてくれました。
程なく、AIAIAI さんも到着。
富士山を愛機のカメラに収めることに前のめり気味のAIAIA さんの雰囲気を察し、挨拶を済ませたら早速出発です。

第一の撮影ポイントに向けての移動開始時点でも、東名高速から見た通りの富士山が、頂上付近がすっかり雪雪に覆われてイイ感じで見えています。

…。
ガーン!
第一の撮影ポイント付近の写真です。
天気は良いのに、ターゲットはすっかり雲の中に… (>.<)
移動中に低い雲が流れてきて、 あっという間に スッポリと富士山を覆い隠してしまいました。

フォレくん達も、むぅー気味。

雲の切れ間も無さそうなので、自分たちの車を撮る位しかやることがありません。

がまちゃん号、紅葉に映えますね。

AIAIAI さん号、イカツイ感じがするのは私だけでしょうか…(^^;)

主役が現れないのでは仕方が無いので、次のポイントへ移動開始です。
この週末、富士山の麓は紅葉の盛りでした。

第2ポイント、田貫湖畔からの富士山…、って、まだ頭が雲に隠れてる…。
天気はバッチリなんですが、いかんせ低い雲が取れない。

再びむぅー、とうなりつつ、ワッセワッセとお昼ご飯予定の “道の駅・朝霧高原” へ移動。
この日は、時計回りに撮影ポイントを巡り、富士山を半周するというハードスケジュールなので忙しいのです(笑)

『あっ!、頭が出た!』 と、道の駅施設裏の展望台に駆け上ります。
実は、田貫湖からの移動中にちょっとだけ雲が晴れて来ていたんです (^^)v

と言いつつも、腹が減っては戦は出来ぬ、とばかり、お腹はあまり空いてない気もするけどとりあえず昼ご飯です。
外のテーブルで食べても寒くない、本当に良い天気になりました。

私は、AIAIAI さんとともにカツ丼。
年長者2名が一番重いものを食べるの図です (^^;)

『この日一番の富士山だ!』 と、食後に施設裏からの富士山に食いつく我ら撮影隊。

やはり、頭が見えて来るとテンションが上がります。

道の駅を後にし、次のポイントへ向かう途中でも貪欲にターゲットを狙います。
良いポイントを見つけたら即座に停車、という、ツアコンのお仕事も全うして行きます。

本栖湖からの富士山。
『千円札の風景はここなんだよ!』 と、がまちゃんに教わり関心。 オジサンは何も知らないのです(汗)

紅葉も奇麗!

そして、次の精進湖へ。
ここは、湖畔まで車で乗り入れが出来るので、フォレさんと富士山のコラボを期待していましたが、また雲が…。

次の西湖でも、山頂部の雲が抜けません。

ここも、湖畔まで乗り入れ出来るので、気を取り直して3台を並べて紅葉と 記念撮影。

手前の精進湖でお別れ予定だったがまちゃんさんを口説き、この西湖まで連れてきてしまいましたが、いよいよここでお別れです。
急な囁きに反応して参加してくれて、ありがとうございました。
さて、かまちゃんさんと別れた後は、今日一番のミッション、 AIAIA さんとふた組で“ 紅葉台~三湖台”へのダート走行登坂&超ショートトレッキングへと向かいます。

こんなダート路を10分程フォレさんで登り…

“紅葉台” という頂上に到着して、その駐車場から望む富士山。
そして、10分程の登りの超ショートトレッキングを経て…。

“三湖台” に到着、からの富士山。
シツコイ雲がまだ掛かっていますが、この時間から約1時間待って、日没間際の夕陽に染まる富士山を狙います。

約1時間後の日没直前、赤富士とはいきませんが、積った雪に夕陽が映る程度のオレンジ富士をゲットしてタイムアップ。

日が暮れてからの下山は危険なた為、ここで引き上げです。
一日中富士山を狙って、若干お腹いっぱいになってきた私でしたが、AIAIAI さんご夫妻はまだまだの様子。
明日に備え、今日の泊地に向かいます。

今晩の宿、河口湖畔そばのペンション、“ガストホフ・メラージ” に到着です。
途中、河口湖畔で開かれている “紅葉祭” の渋滞にハマったりして、到着時にはにとっぷりと日が暮れてしまいました。
そして、ふた夫婦毎に2部屋にチェックインし、お待ちかね、この宿自慢のフルコース料理の夕飯をいただきます (*^^*)

いっぱい種類があった前菜。

大皿で出て来たワタリガニのパスタ。
AIAIAI 奥様に取り分けて頂きました。

プレメインのカジキのソテー。

メインの鴨のコンフィ…、コンフィって何だ?
料理の名前は良く分からなかったけど、とっても美味しく、奥に見える、自家製酵母のパンもとっても美味しかったです。

デザートもお洒落。

夕飯で満腹になった後、AIAIAI さんはお疲れのようだったので私ら夫婦だけで、宿の主人推薦の紅葉祭を見に行きました。

すると闇の中に、昼間は決して見えなかった富士山の全身が!
コンデジの限界でこんな写真しか撮れず…。
AIAIAI さんにメールしたけど、寝てしまったみたいで来られず。
彼の一眼だったら、どんなにか奇麗に取れたんだろうなぁ…。

そんなこんなで宿に戻り、主人と共に深い眠りに就いているAIAIAI 号をパシャリ。
そして我々も、長かったいち日を漸く終えることにしました。
翌朝5時、写真好きの宿の主人から教えてもらった、富士山の地元の穴場ポイントへ出発です。
そうです、今日も富士山を狙ういち日が続きます。

宿から15分程、穴場ポイントの駐車場に日の出前に到着しました。
寒いけど辛くない寒さ?で、写真に集中できる気温です。

夜明け前に一枚。
雲海の下は、河口湖と湖畔の町です。

やがて空が白み始めて…

ついに陽が昇りました。
が、太陽からの光と雲の位置関係で、昨日に続き赤富士にはならず。
湖畔の町がようやく雲海から顔を出し始めます。
『湖畔で狙ってたら見られませんでしたね!』 と、穴場を教えてくれた宿の主人に感謝しました。
穴場ポイントからの帰路、先ほど湖畔の霧が晴れていることを思い出し、ちょっと河口湖畔に寄り道することに…。

湖畔に着くと、湖面から湧き上がる湯気?が朝陽に映え…

半分霧が晴れた湖面に、半分霧に埋もれた河口湖大橋が望め…

今度は、湖畔から、朝陽に照らされる富士山を見ることが出来大満足!

宿前の路上からも富士山 (^^)

朝ご飯前から活動しているのは我々だけの様でした。

そして、ほどなく朝食に…。
焼きたてパンと…

なんかお皿いっぱいに載ったおかずと、おかわり放題の珈琲。

写真好きの宿の主人とAIAIAI さんの、少々緊張感ある朝の穴場ポイントからの写真談義の後、記念撮影をしてもらい宿をチャックアウト。

早速、今朝とは別の場所の河口湖畔からすっかり陽の昇りきった富士山を狙い…

その後、昨日の雲へのリベンジで向かった西湖畔へ行くも、今度は逆光で撃沈 (>.<)

でも、風の止んだ瞬間に、逆さ富士をゲットん (^^)v
ツアコンとして、逆光の洗礼にうなだれつつも、お昼ご飯予定の山中湖畔へ移動開始です。

移動時間短縮の為、ひと区間だけ富士吉田道路を使います。
ワッセワッセ、今日も忙しいのだ!

そして、“ほうとうの小作 山中湖店” でお昼ご飯。
ここで、みん友さんのほたる.さんが合流。
サプライズ合流の予定が、渋滞に巻き込まれ遅れた為、ツアコンに裏切られサプライズがならなかったという、相変わらずの遅刻登場の彼でした。

私がいただいたのは、冬季限定品の牡蠣ほうとうです (*^^*)
んまかった!
お腹が膨れた一行は、昨日に引き続きの小春日和のもと、富士山と紅葉を愛でる人波に襲われつつも、ほうとうのお店の対岸へ。

ここでも逆光…。
やはり今日は、ツアコンとしては反省すべきルート選択でした。

山中湖を見下ろす見晴らし台から。
さて、いよいよ旅も終盤。
御殿場に戻るルートを、あえて三国峠を下るルートに。
ちょこっと、オフ会っぽくね♪

皆で楽しく峠を駆け下って、FSWのゲート前で記念撮影。
AIAIAI さん号。

ほたる.さん号。

マイフォレ。
昨日のダート走行で泥んこですな(笑)
長かった1泊2日も、いよいよ終了。
御殿場IC近くのファミレスまで移動し、反省会という名のお茶会を小一時間ほど…。
AIAIAI さんが昨日の富士山写真をほたる.さんにどんどん見せたり、見栄えがいいからという理由で頼んだケーキを真剣に写真に撮るほたる.さんを皆で冷やかしたりと、楽しかった余韻を共有したまったりタイムでした。
日帰り参加のがまちゃんさん、ほたる.さん、本当にありがとうございました。
AIAIAI さんご夫妻、つたないツアコンをどうかご容赦を。
楽しい2日間を、ありがとうございました <(_ _)>
P.S.
しかし、この旅が何のための下見になったのかは、いまだに謎です、ハイ (^^;)
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。