
昨年の今時期、体育の日に絡めた3連休に出掛けた、米沢牛をメインとした南東北の米沢・裏磐梯を巡る旅に、今年もいそいそと出掛けて来ました。
我が家の恒例の旅になりつつあります (^^)b
カレンダーの休日とかに一切無関係に土日のみ休みの私の会社が、今年は気まぐれに3連休を出してきたので、行程や帰りの時間を気にすることなく、予定した1泊2日に気楽に臨めます。
但し昨年と違い、今年は天気に若干の不安があり、2日目は確実に雨の予報が出ています…。
さて天気はともかく、出発です。
今年の足は、最近遊びの足としても活躍し始めている、通勤スニーカーのデミオくんです。
高速移動はEye-Syghtがあるフォレくんが楽なんですが、何せ勾配のキツイ峠越えがある為、ターボ付きのこいつの方が楽そうな事からのチョイスです。
燃費も良いし、燃料も安いですしね(^^)v
では日記へ!
早朝6時に自宅を出発し、第1目的地の「会津鶴ヶ城」へ向かいます。
さすが3連休、東北道~磐越道は車も多かったですが、何とか3時間程度で到着しました。
紅葉を期待してましたが、まだ若干早かった様でチラホラの紅葉状態です。
晴れの予報も曇り勝手で、何だかパッとしません…。
行程の時間の関係で、お城へは登らずに城内公園をひと廻りして終了。
お土産などを買って、次の目的地に出発です。
途中の紅葉を期待しつつの、磐梯山ゴールドライン~檜原湖経由の喜多方ルートです。
途中の紅葉と横磐梯山。
やっぱりパッとしない紅葉…。
天気も今いちです。
…が、イイんです!
お昼ご飯は喜多方ラーメンだからイイんです(意味不明)!
「蔵々亭」です。
大人気店のラーメン店に比べ客数も少ないですが、地元の人やファンになった観光客の訪れる喜多方市内にあるお店です。
いただいたのは「いなか醤油味」。
シンプルだけど、煮干し出汁の効いたサッパリした味で、とっても美味しかったですよ。
これで、食べまくり旅の第1ミッション完了です (^^)v
次に向かったのが、「木之本漆器店」。
喜多方特産(?)の「蒔絵つくり」 の体験をします。
蒔絵とは、“喜多方で作られる漆器に彩を添える伝統的技法である” そうで、その蒔絵の絵付けを体験出来るお店です。
予め頼んでおいた種類の漆器に、自分で絵付けして蒔絵処理します。
ちなみに、ここでの体験は奥さんのリクエストです。
かぶれない合成漆を使って、漆器に筆で好きな絵を描き(下書き無しの一発勝負です)、半乾きのそれにキラキラ光る着色粉を擦り込んで仕上げます。
褒め上手の先生に指導を受け、波に飛ぶウサギ柄の手鏡が完成。
『ご自分で使うの?』 って聞かれましたが…、ねぇ… (^^;
さぁ、これでノルマ(奥さんのリクエスト)終了~、牛の街、米沢に向かいますよ~♪
…、?
お店から出ると、お店の駐車場に不思議なバスが…。
バスと思ったら、車体のペイントからするに、どうやらタクシーらしい…。
お店のお土産コーナーが賑やかだったのはコレのせいでした。
さて、国道121号(大峠道路)を通って米沢を目指します。
峠道を順調に飛ばし、小一時間程で米沢市内に入りました。
訪れたのはここ、「上杉神社」です。
某NHKの「天地人」で有名ですね。
上杉鷹山の像を過ぎて…
立派な木の鳥居をくぐり…
本殿前の立派な門をくぐって…
やっと本堂へ。
夕方の遅い時間だったので、人もまばら。
駐車場脇のお土産コーナーを見ている内に薄闇が迫って来ました。
ホテルにチェックインする前に、明日の朝飯の米沢牛弁当(!)のバリエーションをチェックする為に米沢駅のキオスクへ向かいます。
良いのが無ければホテル朝食を頼む為です(笑)
駅についてびっくり、駅舎が異様に綺麗に色づいてます。
原因はこれ、夕焼けでした。
西を背中に駅に向かってたので気付きませんでした。
『明日の雨の予報、外れてくれないだろうか…。』 、真剣に思いました。
駅前の街灯も綺麗でした。
で、結局米沢牛弁当のイイのが無く、ホテル朝食込を頼んでチェックイン。
いよいよ、メインイベントの牛夕飯に向かいます。
向かったのは、いつもお世話になってる「おるがん」さん。
米沢牛ステーキやハンバーグの専門店ですが、この手の他のお店より2~3000円は安く美味しい米沢牛をいただくことが出来ます。
サラダとスープが出て…
どぉ~ん!
米沢牛ヒレステーキ♪
300g、5500円(どうだっ)~!
肉厚なのをレアでいただきました(*^^*)
これで、ミッション2、完了です!
明日の天気を心配しつつ、米沢の夜は更けて行きます…。
翌朝、ガッツリ雨です (ToT)
ホテルでバイキング形式の朝食をいただき、向かったのがココ。
栗農園の「麦わらぼうし」が経営しているカフェです。
ここで、朝も早よからお茶をする作戦です。
奥さんが頂いたこれ、「紅茶シフォンケーキ」。
朝早過ぎて、自慢のピザ等が無く、時期が少し早くて栗メニューも無く、唯一の栗メニューの「栗ソフト」とコーヒーをいただきスゴスゴト退散。
相変わらず、表はバッチリの雨。
ツライす。
気を取り直して、檜原湖に南下する為、県道2号線を進みます。
雨で期待してなかったんですが、ここは紅葉がバッチリ!
こんな道を進んで…
道端のこんな滝(不動滝というらしいです)を発見し…
更に進むと…
もう、紅葉のオンパレード。
『晴れてなくても綺麗だな~!』 と、奥さんも大喜び。
雨も次第にあがって来て、峠直前の展望台では通ってきた米沢方面に、雨上がりの雲海が眼下に広がりました。
最近ちょっと雲海フェチなのでウレシイ (^^;
『おー!、雲海キレイ!』
などと言いつつ峠越え完了。
デミオくんは頼もしく軽々と山道を上り下りします。
遠くに磐梯山と檜原湖が見えました。
今からあそこに向かいます。
その後、30分程峠を下り檜原湖に到着。
まずは腹ごしらえです。
湖畔のレストハウスで遅めの昼食です。
ソースかつ丼と喜多方ラーメンの選択に悩み、両方付いてるセットを注文しちゃいました。
予想通り、凄いボリュームでしたが何とか完食。
ミッション終了か、と思われましたが、ご飯を食べ終わるや否や、無類の餅好きの奥さんに引きずられ、昼食後5分で “おやつ” を隣の店でいただくことに (^^;
奥さんが「いそべ餅」、私は「おろし餅」です。
3個入りのヤワラかつきたてのそれを、奥さんと1個づつ交換していただきました。
『もうお腹いっぱい(当たり前だ)!』。
食べまくり旅の全ミッション完了です (^^)v
食後は、檜原湖の遊覧船に乗り腹ごなしをすることに(なるのか?)。
天気は、ドヨ~ンとした曇り空ですが、雨は止んでます。
通ってきた峠方面はもっとドヨ~ン。
紅葉の進んだ小島の間を縫いつつ、周辺の景色を見せてくれます。
磐梯山も湖面から見ると、峠で見たものとひと味違って見えます。
30分程で遊覧終了。
1100円の船賃の割に結構楽しめました (^^)
『まだ遊び(食べ?)足りない』 とか 『カフェ行きたい』 とかいう奥さんのリクエストで、事前に調べたお洒落カフェに行くことに。
途中の池(沼?)で、紅葉の絶景に出会いました。
地元の観光タクシーが何台も道端に停車していて気付きました。
声を掛けてみたところ、運転手さんいわく 『名も無い沼だけど、紅葉で有名な場所』 らしいです。
アマチュアカメラマンが列をなして狙う撮影スポットとのことでしたが、『今年は1週間紅葉が早くて、誰もそれに気づいてなくて奇跡的に空いてるのだ』 とも言ってました(ラッキ~♪)。
…ってか、私らと運転手さんとお客さん以外誰もいなかったですが (^^;
で、カフェ。
そこから車で1~2分で到着しました。
「ヒロのお菓子屋さん」 という名のお店で、洋菓子が売りのカフェです。
「花豆モンブラン」というのがこの季節美味しいらしいですが売り切れ、我々は間に合わなかった様です。
入店するや否や、ご主人がそのことを大変申し訳無いという風にお詫びをして頂きましたが、閉店1時間前に到着した我々が悪いのでかえって申し訳ない感じに…。
しかし、店内は評判通りとても良い雰囲気 (^^)
窓から紅葉が見えて…
「自家焙煎コーヒー」 なるものを発見…。
これでシメです (^^)
いやぁ~、長かった食べまくり旅も本当にこれで終了です。
天気には恵まれませんでしたが、紅葉も見ることが出来たし、何より、食べまくりのミッションは満足の行く内容で完了出来ました。
冬の直前の束の間の秋。 景色に食べ物に、冬が来る前に、もう少しだけ楽しみたいとしみじみ思った良い旅でした。
おしまい (^^)/