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２年ほど前、偶然カーラジオから流れてきた彼らのスタジオライブを聴いて一耳惚れして以来、ワンマンライブがあれば是非行きたいと思っていた。
そしてついに今年３月、NewAlbamリリース & ワンマンライブが行われるということで迷わずチケットを購入。（ローチケはチョーめんどくさかった）。

NewAlbam「Cry Like a Monster」前作までとはちがって、すごくパワフル。
重要なソングライターでもあったドラマーの脱退などもあって心配はしていたのだが、メンバー全員が作曲出来る強みでクオリティが落ちることはなかった。そしてタイトルの通り、奥に潜む怪物も健在だった。

アルバムそしてライブのオープニングナンバー。彼らのライブはどちらかというとじっくりと聴くイメージがあったが今回は違ったものになりそうだ。（もしかしてオレ、オーディエンスの中で最年長かも。と思っていたけど、もっと年上の人がいたのでホッとした。）
　


　　
のあのわ の魅力は、その多彩な音楽性にある。
以前の曲だけど、例えばこんなカワイイ曲や、
　

　
　
こんなダークな曲まで。
この「スクォンクの涙」初めて聴いたとき、凄いと思った。カッコいいギターリフ。ボーカルの迫力。のあのわファンになった決定的な曲。残念ながら今回のライブではやらなかったけど。
　

　
というわけで、念願の初のあのわライブ。
アルバムのラストを飾る「I AM HERE」そして彼らの代表曲「ゆめの在りか」では涙が、、。
永久保存したいくらい幸せな時間だった。

国道6号を行ける所まで北上した。Jヴィレッジを過ぎると、車は極端に少なくなり2Fを過ぎたら前後に車が見えなくなった。
検問で許可証の提示を求められた。「夜ノ森の桜を見に来た」というと道を教えてくれた。

草だらけの田んぼ、誰もいない住宅街、商店街はガラスの割れた店舗が多い。地震というよりも避難後に窃盗団にでも荒らされたのだろう。ガラスは歩道に散乱したままだ。
時間が止まった、というよりは時間だけが過ぎた感じ。

桜の並木道に着くと、天気のせいもあって人が2~3人しかいなかった。一応持って行ったポケットガイガーは、車の中で1μSv/hを計測。国際線の機内が5~8μSv/hというから気にする程ではない。でも雨も強く、傘も風で飛ばされそうだったので奥の2人がいなくなるのを待てず数枚だけ撮った。
満開まではもう少しだろうか、地元の人が誇らしげに話すのも納得の見事な桜並木だ。でも、振り返るとこんな現実を突きつけられる。




去年は防護服を着ないとここには来れなかったから、少しは前進したのだろう。
また大勢の人が安心してこの桜を観に来られる日が来ることを願ってやまない。