
私の入院した病室は4人部屋で私が部屋に入る前には2人の方が入院されていました。
1人は、耳鼻咽喉科で罹られている方。もう1人の方は呼吸器科。
初日の夜はその2人の鼾、う~ん例えていえば、
丼一杯のとろろ汁を啜り上げて食べる音?
鼻と喉からスライムを出す音?
そしてその時の呼吸の苦しみからでるうめき声。
「ウオぉ〜」「ウガぁ〜」「ウッ… (この間約1分) ハァハァ…」こういう呼吸の繰り返し。
まるでジャングルの奥地にいるような錯覚さえしました。
非常に眠りにくかったのですが、
私は私で麻酔薬が完全に抜けずふらふらの有様でした。
入院2日目、新しい方が入院されたのですが、その方も呼吸器科。
まもなく手術されるという事なんですが、なんとその手術の内容が「声帯をとること」。
患者さん本人は、全く普通にされているのですが、Dr.は「声が出なくなるんですよ。いいですか」なんて説明している。聞いてる私がビビっているのに、患者さん本人はどうして平然としていられるんだろう。
そして、それから…。
彼ら3人はヘビースモーカーだった事。
私が面会に来てくれた家族を送って外に行くと、彼らも食事が終わったのか、
そそくさと病室を出て、院外の路上でおタバコを燻らせていらっしゃいました。
1人の方は肺ガン?咽頭ガン?のため放射線治療を受ける程の人なのに。
彼が1番よくタバコ外出していました。
その日の夜、かれらの凄まじい限りの鼾を聞き、眠れなかったのはいうまでもありません。
あんなに苦しそうな呼吸になるのならタバコなんて吸わんときゃいいのに。と。
タバコやめていてよかったと再認識しました。
Posted at 2009/08/09 07:36:02 | |
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禁煙 | 日記