てぇかむ#(Fe2O3・xH2O)のブログ一覧

今後、ハーネスを図面化したりする為に、
最も単純なハーネスを図面にしてみます。


　・おことわり
　　特定メーカーに偏った書き方ではありません。
　　多分ね。:-)




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矢崎総業製の AVS電線 0.5スケ （SQ. 、 Square 、 断面積） を
70mm（もちろん 7cm） で切りました。




エーモンが販売してる “汎用”ギボシ。
　（対応電線が 0.5スケ～2スケ なんて書いて売ってる ← 範囲が広すぎる）

これを使って、ホームセンター（カー用品コーナー）で売ってるような
端子カシメ用の工具を使って作業しようとすると
まともにカシメられません。
　　 → 力をかけて電線を引っ張ると抜ける。（笑）

　（なので、電線を折り返して、1スケ相当の電線太さにしてカシメます。）



カシメました。

　（電線を引っ張っても、端子から抜けない程度の強度は
　　多分出ていると思います。 今度、秤に繋いで引っ張ってみようかな・・・）



同様に、反対側もカシメます。




電線の長さ（切断長） は 7cm でしたが、
出来上がり長（端子の先端～先端） は 80mm になりました。




なので、図面には 80mm と書きます。
　（ギボシのオス端子は三角形、メス端子は長方形、
　　絶縁用の半透明カバーは四角で書いています。）
　（ちなみに、半透明カバーは “後付け部品” という位置付けなので、
　　 『絶縁カバー無し』（四角を書かない） という表現も可能です。）


機械の図面等は普通、2本の平行線を引っ張り出して
矢印（←-----→） の傍らに長さ（＆公差）を記載しますが、

ハーネスの場合、
出来上がり長（端子の先端～先端） を測るという “御約束” をしておけば
　「平行線＆矢印」 を書く必要が無いので
上側のように書けますね。

　（電線の切断長は、ハーネス利用者（取付者）側には知る必要が無いので書かれません。
　　もちろん、ハーネス製造者は電線を切断する作業があるので、
　　そちらの図面には長さが入るはずです。）