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NASSのブログ一覧

2009年06月25日 イイね!

趣味車裁判・証拠資料

趣味車裁判・証拠資料訴訟に踏み切ってから一番つらかったのは、セブンに乗れなかったことです。勝ち負けの心配はほとんどすることなく、弁護士を信頼して言われた証拠・資料集めにフンソウしていました。中古雑誌編集長は、私がクルマを購入後すぐに問い合わせてきたことや掲載内容どおりのクルマとして購入したいきさつなどを証明してくれましたし、自らもケータBDRのオーナーであるプロメカニック氏が、エンジンやミッションの状態と新車並行の実態を証明してくれたり、買取店が下取り車に50万のせて実質値引きしたとの相手方言い分を、適正流通価格だったとの証明を出してくれたりと、とにかくこちらの熱意を周りの方々が真摯に受け取ってくれて協力してくれたことに尽きます。弁護士がこんなことを言ってくれました。裁判になると腰が引けて協力を拒んだり消極的になるケースが多いのですが、あなたの真剣さと人徳が功を奏しましたねと。
さて、証拠資料の一部ですが、これはプロメカ氏が用意してくれたもので、弁護士が必要と思われる項目のページを抜粋して揃えてくれたものです。とにかく驚くほどのデータがぎっしり掲載されています。私はI LOVEシリーズを2冊持っていますが、月とスッポンの違いです。これを読まずして、風評又聞きの類でセブンのことを知ったつもりになるのは、あるいは知っていると思い込んでしまっているオーナーは一読をお薦めします。ケータ以外のKENTを選択したオーナーの大半は、予算だと思います。その分未整備や素人改造も多く、良識あるお店や整備士は怖くて売れない、乗れない個体が多いと教えてくれます。セブンはKENTに始まりKENTで終わる・・なんてエンスー誌で言ってましたが、内容はともかく私もKENTに始まりKENTで終わってしまいました(笑)
裁判話はこれで終了し、次回からはナラシ中の現車フレイザーの様子を披露いたします。
Posted at 2009/06/25 17:21:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年06月21日 イイね!

趣味車裁判・意外な結審

趣味車裁判・意外な結審1週間も東京で缶詰になり、会議会議の連続は田舎暮らしに慣れた身にはきつかったです。本日はまたもや朝から雨、でも正午には晴れるようなので近くの峠で憂さ晴らしができそうです。
さて、2年半にも及んだセブン裁判は、間もなく勝訴が出るであろう2か月前に相手は突然会社を倒産させてしまいました。敗訴すると全ローン会社の取引停止や各取引先の信用失墜などで、店は立ち行かなくなるから(弁護士談)だそうです。当の社長は今、後ろにいた外車ディーラーの販売員になっているのだから、この業界はホント怖いものです。そこでローン会社が和解案を出してきました。頭金はお返しできないがクルマは差し上げますと、そして残り3分の2の残債請求はしませんと。弁護士はこのあとローン会社と争うとまた1~2年かかるのと、この条件での和解は勝訴と同じようなものとの判断だったので私も納得。エンジンをフルオーバーホールして2年間楽しむことができましたが、ルーカス製オルタやスターターもド中古のままだったり、デフにバックラッシュが出始めたこともあり、他の所有車と抱き合わせで買取店に引き取ってもらいました。見てくれがよく走行が少ないこともあり、大型買取店のショウルームにしばらく展示の後、○○オクによく出ている専門店が買い取って2百数拾万円で売りに出され、すぐに売れたようです。
さあ、来月はこの写真の場所(北海道美唄農業飛行場)で走行会&フリマです。ニアセブンとかセブンモドキとか・・・とか、ロータス~ケータ以外は堂々とセブン!といえないような卑屈感をもったり、ケータオーナーは上から目線になったりする前に(笑)自分のクルマの正体をしっかり把握しないことには、モグラたたきの修理になってしまいますよ。次回は裁判で採用されたケータ資料(外国製)の一部を紹介します。
Posted at 2009/06/21 10:11:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2009年06月13日 イイね!

趣味車裁判・2

趣味車裁判・2朝からまたも大雨で走れず、来週から長期出張のため、続けて・2を書くことにします。ケータやケントに詳しい方は、シロウトが安易に手出すから・・と、お思いでしょうが、大なり小なり痛い目に逢っている方、気付かずに乗っている方が多いハズです。エンジンO・H経験者の方でも、回したから壊れたと思ってる方が多いようですが、実態は様々なようです。新並のケントがすべてダメなんてことではありません。ケーター社からデリバリーされたシャーシが英国内の何処の誰に組まれて、完成車として並行輸入されたかで全く違うというんだということが理解の始まりでした。それは完成車が正規と並行で入ってくる通常の外車概念とは全く違うということでした。紀和モノは型式がロータスとかCS・・で始まる刻印があり、リビルト・ニューエンジンをケータで組み、完成車として入れていたこともこの裁判で知りました。当時、同じ新車価格でも50~80万円以上の違いの訳の一端がこれで判りました。車体番号のアルファベットからキットであるかどうか、上陸地域などが特定できることも判りました。しかし、いずれも英国からの正規・並行新車として国内に出回り、正規の紀和は今も健在であり、90年初頭時にワンサとあった大小の並行屋は大半が存在していないことが、私が購入した個体の事実の一端を表していると思ってます。89・90・91年と立て続けにフレームや足回りが改良されたので、意図的に年度をズラして宣伝したことも判明しました。これも予備知識があれば、フロントIアームかAアームかは下に潜らずしても一目瞭然であることも判りました。2ヶ月半から3ヶ月に1度の審理で、結審するまで約2年半かかりました。私と販売店とローン会社の三つ巴裁判として、ものすごい経験と勉強ができたと思ってます。結末は意外な展開で終了するのですが、9割以上の勝ちと同じ内容(弁護士談)なのでサインしたほうが・・という終わり方でした。意外な展開の内容については出張から戻る1週間後にまた。(関係のない写真はLR・EXにて)
Posted at 2009/06/13 12:44:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年06月13日 イイね!

趣味車裁判・1

趣味車裁判・1どこかで裁判体験を伝えたいと思いつつ、自身の無知さ加減をさらけ出す?恥ずかしさもどこかありました。でも、裁判を起こす(原告)ことは簡単であり、怒り心頭・理不尽・泣き寝入りなんてするものか!の思いが強ければ、起こすべき!ということを学びました。海千山千の相手ほど、訴訟なんて起こされないと多寡を食っています。ただし、言った言わない論争は、ハンコを押して車を買ったユーザーには「納得の購入」という相手の切り札があり、それをひっくり返す第三者の証明と証言が必要になります。弁護士がクルマ(ましてやセブン)に詳しくなくてもまったく問題なしで、最初の相談時にここを言われ、さらにエンジンの状態を証明できるプロメカ・掲載雑誌の説明と実車の食い違いを証明できる編集者・下取り車価格を大幅にUPし事実上の値引で納得購入したという相手側の言い分に対し、適正価格の下取りを証明できるモノ・・これらが用意出来、証言として通用する内容なら裁判できると。その前に内容証明でお互いの弁護士同士のやり取りがあり、納得の購入をタテに名誉毀損をちらつかせてきますが、証言と証明を着々と用意できたことで、訴訟に踏み切ることになりました。
8年前の購入時の内容は‘90年式ケーターハム・ケントエンジン1700ss・ディーラー車・走行2千km・希少車・330万円というものしたが、実車は‘89年式の新車並行で、走行履歴・フレーム・足回り・補機類などは2千km走行相当で痛みはないものの、エンジンとミッションは相当に使い込まれた(10万km以上との診断で、部品交換やリビルト形跡なしの消耗品)で組まれており、外観からはわからないようリペイントされていました。これに相当する当時の中古価は170~220程度であり、表示を偽って100~150を不当に上乗せしている。というのがこちらの言い分で訴訟が始まりました。ここから紀和と並行の違い、キットの危うさが判っていきます。
Posted at 2009/06/13 08:27:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年06月10日 イイね!

ケータ・ケント・新並??

ケータ・ケント・新並??オフなので走りに行こうと用意していたのですが、空模様が怪しくなってきたので書ける時に書こうと思います。写真は毎年7月に北海道のセブンメンバーをはじめ、様々なスーパーカーも走って楽しめる農道飛行場での直線走行会とフリマのイベントです。フレアの黒が前所有のケータ1700です。札幌の大手外車ディーラーのショールームにしばらく飾ってあったのが、取引先の中古屋を通して売りに出たので購入したところ、1000km走らないうちに高速道100キロで走行中にガスケットから水蒸気を噴出。水温計は安定していましたので、ガスケット交換くらいで済みそうと仲間が言うので、下道50キロでトコトコとコンビニで買った水を継ぎ足してUターン。翌日仲間のメカ氏に見てもらったところ、どこで買った?・いくらした?・・の矢継ぎ早質問。地元中古車情報誌のページ説明は、D車・新古2000km走行・ショールーム展示車等などと書かれてあったことを伝えると、D(紀和)車ではない!、ヘッド開けたら経験上10万km以上は走ってる消耗パーツのまま!、年式は1年違う!、エンジンとミッションを除けば新古には間違いない!・・と、無知さ加減と100頭の200月賦がガーンと来ましたね。裁判へと発展していく過程は次回また。
Posted at 2009/06/10 10:35:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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先輩から譲ってもらったN360で車歴をスタート。2台目からはサビだらけアルファ・スッドに入れ込みはじめ、30年間でアルフェッタGT、75TS、155Q4、155...
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