
訴訟に踏み切ってから一番つらかったのは、セブンに乗れなかったことです。勝ち負けの心配はほとんどすることなく、弁護士を信頼して言われた証拠・資料集めにフンソウしていました。中古雑誌編集長は、私がクルマを購入後すぐに問い合わせてきたことや掲載内容どおりのクルマとして購入したいきさつなどを証明してくれましたし、自らもケータBDRのオーナーであるプロメカニック氏が、エンジンやミッションの状態と新車並行の実態を証明してくれたり、買取店が下取り車に50万のせて実質値引きしたとの相手方言い分を、適正流通価格だったとの証明を出してくれたりと、とにかくこちらの熱意を周りの方々が真摯に受け取ってくれて協力してくれたことに尽きます。弁護士がこんなことを言ってくれました。裁判になると腰が引けて協力を拒んだり消極的になるケースが多いのですが、あなたの真剣さと人徳が功を奏しましたねと。
さて、証拠資料の一部ですが、これはプロメカ氏が用意してくれたもので、弁護士が必要と思われる項目のページを抜粋して揃えてくれたものです。とにかく驚くほどのデータがぎっしり掲載されています。私はI LOVEシリーズを2冊持っていますが、月とスッポンの違いです。これを読まずして、風評又聞きの類でセブンのことを知ったつもりになるのは、あるいは知っていると思い込んでしまっているオーナーは一読をお薦めします。ケータ以外のKENTを選択したオーナーの大半は、予算だと思います。その分未整備や素人改造も多く、良識あるお店や整備士は怖くて売れない、乗れない個体が多いと教えてくれます。セブンはKENTに始まりKENTで終わる・・なんてエンスー誌で言ってましたが、内容はともかく私もKENTに始まりKENTで終わってしまいました(笑)
裁判話はこれで終了し、次回からはナラシ中の現車フレイザーの様子を披露いたします。
Posted at 2009/06/25 17:21:21 | |
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