
レネシスのチューニングで多くのオーナーが憧れているエキマニ交換。
あの粒の揃ったサウンド、盛り上がるパワー、何よりも他の車より優位感が味わえる。
これこそレネシスの必須チューンと思われがち‥‥。
しかし、それに平行して異常に下がる圧縮、8万㌔を持たずしてアペックスシールが破壊する‥‥。
全てそうなる訳ではないですが、実際チューンされたオーナーが抱える問題なのです。
NAでたかが排気を換えただけで何故、こんな事になるの?!
主な原因の一つは、アペックスシールの溝にカーボンが溜まってしまう症状。
レネシスは給排気ともにサイドポートで行っているのが特長で、ゼロオーバーラップにする事で厳しい排ガス規制をクリアする事が大きな目的。
しかし、ペリでは行えてたアペックスシールの溝に溜まったカーボンを除去する機能が、常に密閉されるレネシスでは除去出来なくなり、唯一マツダがとった対策は、カーボンを発生させない燃焼環境をCPUで制御するのみ‥‥、
純正CPUはカーボン発生の少ない空燃費、14:1を必死で守ろうとします。
これはO2センサーやエアフロセンサー等を基準に行っている作業。
しかし、エキマニ等で排気効率が良くなると、排気温度も上昇、するとO2センサーは温度を下げる為、燃料をもっと噴いてやれ!と信号を送り、実際正常な空燃費より濃い状態が燃焼環境に起こり、そのおかげでパワーは上がりトルクも上がり、満足のチューンが出来るのです。
そのぶん、カーボン発生も増え、アペックスシールの溝に溜まり、エンジンの寿命は縮まりますが‥‥。
ならレネシスのエキマニチューンに将来は無いの?
いいえ。
究極のエキマニが開発出来れば可能。
そう、可変エキマニ(笑)
6000rpm以下は敢えて排気を絞り、純正と変わらないトルク型、そして空燃費を維持。
6000以上は排気効率の高いパワー&官能モードに変える、勿論この場合は高回転なのでカーボン発生のリスクは低い。
勿論、両方等長でw
‥‥‥‥‥
でも実用化するには数十万の製品になりそうですね(汗)
オーバーホール一回分に比べれば安いか‥‥。
FDにもシーケンシャルがあるくらいだから、エイトにもお願い(笑)
以上しろハネの妄想です。

Posted at 2010/05/29 10:01:34 | |
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