●梅雨明け
今年はとにかく雨の多い7月でした。東京に関しては7月で雨が降らなかったのは19日(日)のたった1日のみ。もう雨はいいやと思いましたが、30年くらい前に水不足の夏があって、朝シャン禁止とか厳しい取水制限が実施され、あれはあれで大変だった記憶がありますね。
独身当時アパートにはエアコンがなかったこともあり(今みたいな気候だったら日干しになってたかも…^_^;)、エアコンの効いたクルマの中が一番快適空間だったのです。まぁ部屋にエアコンがあっても走り回ってたとは思いますが(苦笑)。
そして、梅雨が明けたらいきなり猛暑日連発…極端ですよね!
▼夏空が戻ってきたのはいいけれど…
●剛性感
昔乗ってた「リーザ ターボ」と「セルボモード SR-FOUR」はそのシリーズ中で最高性能のものでした。「ミラ・ターボ」「アルト・ターボ」出現以降、昭和後期〜平成初期にかけて軽自動車のエンジンの進化は空恐ろしいモノがありましたね。
ホントに速かった。
1987年、真打ち「アルトワークス」の登場によって、今に続く64馬力自主規制がなんと30年以上にわたり続いています(トルクや環境性能は素晴らしく進化してますけどね)。ちなみに「セルボモード」はアルトワークスより遅れての登場です。
▼ミラターボ・TR-XX。デザインも性能もエポックメイキングな一品でした。街中でもよく走ってましたね。若者だけでなく、けっこうオジサンも乗ってましたよ(^^)。友達がATを買いましたが、なんと2速でした。グロス53馬力でみんな驚いた。
※Wikipediaより
▼乗ってたのはこのリーザでした(正確にはOXY-Ⅰ)。「セリカチョロQ」とも言われてましたね。4人乗り設定ですが実質2人乗りと割り切った設計で前席は広々、普通車と同等のドラポジがとれました。ネット50馬力でこちらも驚いた!
▼もはや伝説の軽自動車。いきなり64馬力という暴挙に出たスズキ。一気に軽の進化を推し進めましたが、お上に目をつけられました(^_^;)。ホントは80馬力は出てるという都市伝説のオマケ付き(笑)。
※Wikipediaより
▼ダイハツのスペシャリティが「リーザ」なら、スズキのスペシャリティは「セルボモード」。DOHC16バルブ・インタークーラーターボ・フルタイム4WD。武装リストだけ見るとレガシィと同じだったりする。
うちの近所は横浜駅から一駅とはいえ、山坂が多く狭い道や住宅地内の急カーブも多い、更には一方通行や、道路形状による地元独自のルールみたいなものも多数存在します。周辺地域は高速道路網も次から次へと整備されインターチェンジやジャンクションの複雑さも折り紙付き(笑)。初心者が苦労するロケーションだと思われます(苦笑)。ハイパワー軽は、うちの近所みたく一癖も二癖もあるような道路でもキビキビ走ってくれました。
とはいえ幹線道路でも新興住宅地の整備された道路でもなく、年末/年度末の道路工事で何度も掘り返され、それなりにうねっていたりボコボコ状態の路面も少なくありません。
そういう道路を「リーザ」や「セルボモード」で走っているときに、試しにドアと車体の隙間に指を当ててみると隙間の幅が変化している…そう、車体がたわむのがわかるんですよね(^_^;)。まさに「エンジンが勝っている(ボディが負けている)」クルマだったんでしょうね。
▼この部分(画像はゴルフ)。
セルボは四駆だったのでそれでも安定して速かったのですが、リーザはある時点でいきなり車体が暴れるモードになりスピンも2度経験。幸いにも事故にはならずにすんだものの、よく冷や汗をかかされました。これも剛性の低さがかんでるのではと思ったものです。
そして後年、ファミリカーと割り切った「ゴルフ3」の購入。馬力も2,000ccにしてたった115馬力だし重量もセルボの300kg増し。キビキビした走りは無理かなと思ってました。
しかしながら件のクセのある路面に対して、ミシリともしない、ドアと車体の隙間に指を当ててみても全くたわむ様子がない。当時の軽と比べるのは酷ですが、頑丈な鉄の箱に守られた感じ、素人でも肌で感じる剛性感にもまた衝撃を受けたのでした。今でもゴルフはある意味過剰なまでに「ボディが勝っている」ように思います。
ドイツ御三家やボルボなどはもっと頑丈だったかもしれません。しかし頑丈なだけでクルマが無事でも乗員がダメージを負ってしまったら本末転倒です。安全に対する研究が進んだ現在はどんなクルマも昔とは比べ物にならない剛性を得た上で、事故の時はボディが衝撃を吸収して乗員を守るようになっているでしょう。
若い頃はスペック重視でカタログの数値に一喜一憂していました。でもクルマは乗ってみなければわからないことがゴマンとあるんですよね。過剰な剛性感を楽しむのも時として趣味性に変わります。飛ばさなくとも楽しいことは見つけられるのです(^^)。
●モデルたち
仕事や趣味のイラストを描くのに重宝するデッサンフィギュア。少しでも良いものをと求めていたら、それなりに人数が増えてきました(^^)。ホントの人間ではないので完璧なものがないのは当たり前、必要に応じて使い分けることになります。身長はどれも15cm前後です。
こうしてみると国産と外国産の考え方の違いを感じますね。国産モノはアニメ的な絵になりやすいようしてあるのかあえてのっぺらぼう的になっています。ボディは大胆なポーズがつけやすくなっているものの、作りはプラモ的な分割構造、仕上げは脳内で補正してね♡という感じ。
▼国産勢。肌色のヒトはあのバンダイ製です。
一方、外国産はあくまでもリアル追求型でそのままトレースするだけで絵が完成します。
金属の骨組み内臓で固定ポーズもできますが、プラ素材の国産ほどの自由度はありません。
どちらかかというと筋肉の状態をみるのに重宝します。顔の造形や彩色もホントに精密で、デジカメで撮影すると顔認証もしますよ(笑)
▼外国製の男性はほとんどマッチョ。女性も爆乳がデフォルト(笑)。
問題(?)は外国産が必要以上にリアルすぎるということ。ご想像におまかせしますが下着セットなのはそのせいです(笑)。下着がないとおかしな趣味のアイテムに変貌します!
奥さんにでも見つかった日にゃ「こんなモノで興奮するの?」って言われそうデス…(悲)
●いつものところ
快適にとばせて、短時間で帰ってこれて、のんびりできて、まれに目の保養もできて、休日もそれほど混雑してないところといえば、今のところここくらいしかないんですよね。
よってまた今日もアイスコーヒーなど飲みながら愛車と通過するクルマたちをしばし眺めておりました(^^)。
▼自動車学校の高速教習車がアウディA4!
Posted at 2020/08/09 21:11:44 | |
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