ジャガーとヴァイオリンと横浜と

金曜日、10年目の一年点検に出していたジャガーが帰って来ました。

現在52000km台。最近は車が増えたので年間3000kmに満たないキロ数になっていますが、今回も相変わらず何も問題は無く、追加作業はエンジンオイル＆フィルター交換のみでありました。

なので土曜日に自分の手で一点の曇りも無く洗車して、日曜日の早い時間から来たのは…

久しぶりの横浜元町であります。

16日は神奈川県民ホールで葉加瀬太郎さんのコンサートがあり、相変わらずコンサート大好きな奥さんの同行でやって参りました。葉加瀬さんの音楽、ただ譜面を忠実に再現するだけのクラシックとは違って私も大好きです。

この日は開演時間が早いので食事も早めに済ます必要があり、中華街まで歩いて重慶飯店のライトなコースです。



これは一部ですがライトとは言い難いものがありました…

少し前に行った恵比寿のウェスティン東京にある龍天門などはヌーベルシノワというか現代の中国料理という印象を持っています。大皿というよりはお上品な盛り付けです。それに対してこちらはザ・中華料理というか昭和の中華ってこんな感じだったと懐かしくなるようなお料理です。

再び元町に戻って「スタージュエリー」で愛用のカフリンクをクリーニングに出している間、バッグの「キタムラ」、洋食器の「タカラダ」、家具の「ダニエル」などの老舗を物色です。先週の詐欺被害の厄落としとは申しませんが、やはりこうしたお店の品物はどれも本物であり、見ているだけでも幸せな気分になれるものです。(結局見ているだけでは済みませんでしたが…)



私も色々なコンサートに行きますが、神奈川県民ホールは特に好きな会場です。ここの３Fからの眺望が素晴らしく、１階席のチケットが取れていてもこの景色を見る為に階段を上がります。


結局終演後も中華街をフラフラし、肉まんや焼豚などを大人買いし、今度こそ軽めの夕飯を求めて「吉兆」のあさりそばに辿り着きました。(これがまた軽く無かったんですな…)


やはり石畳が似合うように思います。(自画自賛。)

ここ最近では短い移動ばかりのジャガーでありましたが、私としては久々に距離を走ったドライブでありました。オイル交換後の目に見えて軽い吹け上がりに加えて鼻歌を歌うようなロードコンタクト感に身を任せると、「この車ってこんなに楽しかったんだ」と再発見が出来ます。それは多少の渋滞でも空いた高速での1○0kmでも同様で、モーツァルトのヴァイオリンソナタを奏でるような走りと言ったらカッコつけすぎでしょうか。

ところで横浜までの移動にはいつも汐留から高速一号線で横浜公園までのパターンが多かったのですが、同じルートでも湾岸線を使うと湾岸線割引のお蔭でETCなら300円も安かったとは知りませんでした。距離にすると５キロほど湾岸線経由のほうが多くなるそうですが、往復６００円の差は大きいですね。


おまけ

土曜日の夕飯は厄払いで大量の肉や野菜による鉄板焼きの宴でありました。その宴の後に鉄板を洗って置いてたら…

何やら嗅ぎつけてヤツがやって来ました。


ウチのプレートはコンパクトですが、今や背中の面積といい勝負でしょうか。

大きく育ったものです…(感慨)




土日にヘビーなものを食したら、月曜の今も苦しいです…。今日の昼こそは軽くしよう…