
子供たちに夢と希望を与えてきた小田急ドラえもん列車。何とか運行継続ができないものでしょうか。
先月、沿線に「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープン。小田急は記念として車体に人気キャラクターを描いた電車(10両)を運行していました。
しかし、東京都は8月中旬に電車のデザインがミュージアムの広告に当たると小田急に連絡。「許可申請をせず、広告に当たる絵などの面積が基準(10分の1)を超えており、東京都屋外広告物条例に抵触する」と指摘しました。
これを受けて小田急は同列車の運行を今月末で打ちきり来月から通常のデザインに戻すと発表しました。
小田急はミュージアムから一切広告宣伝費をもらっておらず、ミュージアムの事は車体に描かれていません。あくまでもキャラクターのみが描かれています。
沿線の方々に夢と希望をあたえたいという小田急の英断によって実現した列車です。
届け出や面積の問題などがグレーゾーンになっており、企業としてのコンプライアンスという観点から見た場合、条例違反はあってはならない事態です。
しかし、大人の都合で子供たちから「夢や希望を奪い取る」事もまた良くない事態だと思うのです。
何とか調整が進み、運行を継続できないものでしょうか。
Posted at 2011/09/23 22:39:04 | |
トラックバック(0) |
電車・列車 | 日記