かじ２のブログ一覧

一人で４台は多すぎるので手放したのですが、もう一つ理由がありました。

「飛ばし屋」が乗るクルマと言うイメージの強い車なので、高速道路で追い越し車線をクルージングしていても前を走っているクルマが車線を譲ってくれます。
譲って頂いたのに追い越さない訳には行かないのでアクセルを踏んで前に出ます。
その時のスピードはどうしても違反ゾーンのスピードになってしまいます。

また別の場合は、後ろからあおって来る人もいます。
若い頃なら「よっしゃ、かかって来んかい」の勢いがありましたが今は失せつつあります。

そして取り締まりの対象にされるのでしょっちゅう目を付けられます。

まあ、これらのストレスを消化することが出来なくなったことがもう一つの理由です。

ＢＭＷでの高速ツーリングくらいが丁度良くなって来ました。

ベトナムから帰って来ていろいろと考えていますが、堂々巡りから脱出出来ません。
やはり僕が飯を食ってる業界の「労働集約型産業」では海外進出は難しいのではないか？の思いが頭の中の大半を占めるようになって来ました。
しばらく思考停滞中が続きそうです。

営業的には大した収穫がありませんでした。
とりあえず缶ビールを飲んで寝ます。

日本での清潔で、安全で、のんびりした生活にどっぷり浸かっていた自分に気がつきました。

予備知識を入れて行ったつもりだったのに「ぼったくりタクシー」に乗ってしまったこと。
国内のホテル予約の、自分なりの基準で予約してしまったホテルの汚さに閉口したこと。

幸い、こちら（ベトナム）在住のホテルの責任者とのコンタクトがありましたので、昨夜は「国内と同じような」ホテルで寝ることが出来ました。

今のところ現地の日本人の方とお話をしたのですが、どんなに気をつけていても「ぼったくり」「スリ」に遭うそうです。
２，３年も暮らせば、そんなものに遭わないような策が自然と身につくそうです。

海外初心者の老人、今からが勉強です(笑)。

ベトナムの道路の話です。
バイクもクルマも両方から正面からもドドォーッと流れて来て、当たり前のように流れに入って来ます。
そして何台かはまた別の流れの中に入って行きます。
このぎりぎりの間隔は、回遊する魚の群れのように見えます。
そして阿吽の呼吸で走っているサーキットを走るレーシングカーのようにも見えます。

クルマは自分の存在を示すかのようにホーンを鳴らします。
ホーンを鳴らされてもいらつく訳でもなく、何もなかったように何処かへ行ってしまいます。

昭和５０年代に大阪では、ホーンを鳴らされたことに腹を立てた運転手が殺人を起こしたことがありましたが、そんな気配はどこにもありません。
それを考えると日本よりのんびりして平和な国なのかもしれません。