
実家に帰省したところ親より新聞の記事を手渡されました。
以下中日新聞より引用
岐阜県御嵩町で40年続く精肉店。店頭は昭和の薫りが漂い、調理場には使い込んだ器具が並ぶ。今秋、加藤佳孝さん(24)は、祖父が心血注いだこの店を引き継いだ。
祖父の森島豊さんは、テストで80点以上取った地元高校生にコロッケ2個をおまけする「コロッケおじさん」として知られた。高校生に限らずファンが多かったが、先月17日、81歳で亡くなった。入退院を繰り返す間、再び職場に戻るのを熱望し、最期まで店を気に掛けていた。
昨秋、長女である母とともに名古屋から応援に駆け付けた加藤さんは、祖父の仕事ぶりに接した。高齢に加え、過去に胃や腸も切除した体。1日800個のコロッケ作りはしんどいはずだが「お客さんの喜ぶ顔が生きがいだで、生きとるうちは働かな」。無邪気な笑顔に心をうたれた。
加藤さんも18歳の時に心臓病が見つかり、今も薬で進行を抑えている。過去には体力面から仕事が長続きせず、悔しい思いもした。ここなら祖父の妹ら家族と助け合って打ち込める。理想の職業に出会えたと思った。
「じいちゃん、僕この店ずっとやりたい」。そう切り出した時、返事はなかった。ただ、跡継ぎとし期待した長男を事故で亡くし、「店は一代限り」と周囲に話していた祖父が、妹や娘にも明かさなかったコロッケのレシピを教えてくれた。
子供からおばあちゃんまで、お客さんの心を一瞬でつかんだ祖父。味とは別の「秘伝」があることも知った。思い出いっぱいの店内では、目を閉じると祖父の小言が聞こえる。その声に耳を傾けながら、ゆっくり学んでいこうと思う。
写真は生前のおじさんです(朝日新聞より引用)。
僕が高校生だった20数年前、おじさんに何度もコロッケおまけしてもらいました。
当時は80点以上とったらとかではなくて「挨拶が気持ちいいな!」とか「部活は腹が減るやろ」といった理由でおまけしてくれました。
写真が趣味だったおじさん。本当にありがとうございました。長い間お疲れさまでした。
今日加藤君の作ったコロッケが食卓に出ました。
味はおじさんにはまだまだ及びませんがとても嬉しい味がしました。
がんばれ加藤君!
Posted at 2009/09/20 20:57:58 | |
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