ｴﾝｼﾞﾝ･ｵｰﾊﾞﾎｰﾙ⑰ｳｵｰﾀﾎﾟﾝﾌﾟ・ﾀｲﾍﾞﾙ組み付け

ウォータポンプを取り付けるハウジングにダルマ型のOリングを入れてシリンダーブロックに取り付けます

取り付けたハウジングに新品のウォータポンプを組み付けます
ウォータポンプにはOリングが付属していました

クランクプーリを取り付け、アストロプロダクツから購入したプーリを止める工具にエクステンションをはめて使います
写真のようにプリｰボルトにをトルクレンチで締め付けます

タイミングベルトのアイドラーとテンショナーのベアリングを取り付けました

タペットの隙間調整のためにカムプーリで1番シリンダーを上死点に合わせます。カムの表側には「UP」と刻印されて裏側には「↑」マークが刻印されてます。
裏側の「↑」がイマイチ判りにくいのでデジカメで撮影し再生画像をズームアップし確認しました

マジに判りにくかったので赤マジックでポチッと印を付けておきました
カムプーリにメガネレンチをかけて左回りに回し位置を調整します
（ビートのエンジンは左周りです）

タペットにシクネスゲージをあててインテーク・エキゾーストそれぞれ隙間が規定値に調整されている事を確認しました

↓の整備手帳にも書いたけどオーバーホール・調整済みのヘッドです
ｴﾝｼﾞﾝ･ｵｰﾊﾞﾎｰﾙ⑯ﾌﾗｲﾎｲﾙ＆ﾍｯﾄﾞ合体
http://minkara.carview.co.jp/userid/529972/car/910266/2859289/note.aspx

フライホイルの上死点マーク
カムプーリーの上死点マークをそれぞれ定位置にセットしてタイミングベルトを張ります

クランク→アイドラー→テンショナーと掛けて最後にカムプーリで入れるのですが新品はピッチ・ピッチできつめの張り具合で入れにくかった

今週はここまでです

実は今週の作業を始める前にオイルパンをバラしてオイルポンプの組み直しをしました。作業は簡単なんですが液体パッキン剥がしに時間がかかりました

組み直しの理由は先週、組んだ時にオイルポンプ裏側のOリングの収まりが悪かったのにそのまま組んだ事です。後になってものすご～く心配になってきたのです

案の定、バラしたら写真の通りOリングがずれて取り付けされてました
そのまま見過ごしていたら油圧が上がらず焼き付いていたかもしれませんヤバかったけど、ギリギリセーフ(^_^;)