今日は急に新聞が読みたくなったので、普段買ってまでは読まないのですが何故か買ってしまいました
普通の人は全国紙を買うのでしょうが、基本的に小生は変わり者なので地方紙である
『神戸新聞』を買いました
一面は
「オバマ民主党歴史的大敗」といった具合の記事でしたが、一通り一面の記事を読んだ後、朝日新聞でいえば天声人語のあたる記事の所で、またひとつ昭和の時代が終わったなという記事を見つけました
少し長くなりますが、神戸新聞の全文を紹介させて頂きます
◇神戸新聞 2010.11.4 正平調より
先週末、スポーツ新聞の記事を読み、アルバムから22年前の記念写真を取り出した。1988年9月、今はない大阪球場で友人と撮った◆プロ野球南海ホークスがダイエーに買収され、福岡に移ると聞き球場に足を運んだ。手にしているかばんには、当時ベストセラーだった村上春樹さんの「ノルウェイの森」が入っていたと記憶する◆新聞の記事は、巨人の大道典嘉内野手の引退を伝えていた。南海に入団し、現役を続けていた最後の選手である。バットを短く持ってボールに食らいつく。勝負強い打者で、巨人では右の代打の切り札として活躍した◆子どものころ周囲の大人は南海ファンが多く、父も叔父も、担任の先生もそうだった。「打倒巨人」といえば、関西では南海の代名詞だった時代があった。仕事を終えた父と旧国鉄の西宮駅で待ち合わせ、難波の大阪球場に出かけたのは楽しい思い出だ◆最後の南海戦士が、その巨人でユニホームを脱ぐのも何かの巡り合わせだろうか。41歳の大道選手は2軍時代に九州へ移り、ダイエーとソフトバンクの主力に育った。その後、戦力外通告を受け、巨人に入る。引退会見では23年間の現役を振り返って「悔いはない」と語っている◆大阪のファンを甘酸っぱい思いにさせ、九州のファンに感謝され、東京では温かく送り出される。浮き沈みはあっても、一つのことを続けることは悪くない。そう思わせる野球人生である。
小生は南海時代からのホークスファンですが、件の記事を読んでついに最後の南海戦士が引退したのかという思いがしました
今の若い人たちは
『南海ホークス』も
『大阪球場』も知らない方が殆どだと思います
でも小生たち昭和40年代生まれの関西人で馴染みのパ・リーグ球団と言えば、
『南海ホークス』・『阪急ブレーブス』・『近鉄バファローズ』なんですよね
でもその三球団は全て親会社が変わり、本拠地であった球場も全て解体されてしまったんですよね
携帯の方は写真共有サイト『フォト蔵』から「ホークス」で写真検索して下さいね
▽大阪球場
ホークス 002 posted by
(C)鹿之介
実はこの写真、南海ホークスが大阪球場で行う最後のホームゲーム(1988.10.15)を観戦した後に写した写真でございます
▽福岡ダイエーホークス
ホークス 001 posted by
(C)鹿之介
こちらも今は無き福岡ダイエーホークスのミニフラッグです
こういうノスタルジックな想いに浸るのも秋の夜長にはもってこいでございます
Posted at 2010/11/04 23:57:26 | |
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懐かしの『昭和』 | 日記