
こんばんは。
この年末年始はコロナの影響もあり、ステイホーム中心の生活となりましたが、車のメンテナンスをする良い機会となりました。
嫁さんのBMW 5シリーズのアイドリングが不安定になった事から始まった今回のメンテナンスについて、私なりに思ったことをまとめようと思います。
まず初めに、車は機械なので消耗する物である事を認識しなければなりません。新車で買っても、中古で買っても、部品は時間の経過、走行距離により確実に劣化します。これは当たり前のことですが、愛情を持って接していれば劣化しないなどと錯覚に陥ることもあるでしょう。
誰でもどこか心の奥底に、似たような考えがあるのではないでしょうか?私も、高年式で、オイル管理よく、ある程度のメンテナンスをしていたら、新車からの劣化度は大したことないのでは?などと考えていましたが、部品の劣化は確実に進むと考える方が正解であると思います。
私を含め車好きに多いパターンとして、経年劣化を無視して、基本的なメンテナンスを疎かにし、ういたお金でアフターパーツなどを取り付けたりする、現実逃避系カスタマーです。
車を大切にしている事に違いはありませんし、カスタムはカーライフを楽しむ重要な要素なので、全く否定はしませんし、むしろ肯定派です。しかし、優先順位を考えると、走行距離や年数に応じた基本的なメンテナンスを行った上、浮いたお金でカスタムするってのが正解なんだろうと思います。
ホイール交換、コーディング、ローダウン、マフラー交換、高効率エアクリ、LED化、後期化、ステアリング交換、エアロパーツなどなど、あげるとキリがありませんが、基本メンテナンスより優先される項目はないと思います。
さて、今回の嫁号のメンテナンスに話を戻しますと、結論から申し上げますと、点火不良(ミスファイヤ)があり、原因はイグニッションコイル、点火プラグ、エアマスセンサーあたりが怪しかったので、全交換するとしました。交換過程でプラグが犯人である事が判明しましたが、同系統の同時交換は気持ちが良いものです!次に不具合が出た場合の診断もスムーズにできる可能性が高まります。
その他、バッテリーも弱っていたので新品に交換し、オイル交換、フィルター交換と基本整備を行いました。
まだやり足りない項目もありますが、このメンテナンスにより、平均燃費が約20%UPするという驚きの結果となりました。仕事も遊びもなんでもそうですが、基本に忠実に事を進める事の重要性を再認識しました。
これからは、当たり前の整備のほか、目に見えない地味な所もしっかりとメンテナンスしていきたいと思います。
Posted at 2021/01/19 01:20:36 | |
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