第16回チェント・ミリアかみつえプラスに参加してきました
今年の4月に開催される予定だったチェント・ミリアでしたが、直前に起きた熊本地震の影響で延期され「チェント・ミリアかみつえプラス」として参加型のスタンプRallyイベントして再開される事となりました
昨日のLeg 1はいいお天気の中産山牧場から阿蘇神社周辺と言う広い範囲で行われたイベントでしたが、Leg 2は南阿蘇市を4ヶ所めぐるスタンプラリーとなりました
Leg 2は嫁、子と昨日リタイヤの
幽霊おじさんの4人でアタックです
前日のエンジンブローは悲劇でしたが、南阿蘇は行ったことがないので都合よく忘れて楽しんで来たいと思います
当日のお天気は雨
お世辞にもいい観光日和とは言えませんが、車で南阿蘇をめぐる旅なので普通の観光客の車が少なくて走りやすかったです
最初のスタンプポイントは「
あそ望の郷くぎの」
スタッフがいる訳ではないので何処にスタンプがあるのか探さないといけないのが逆に面白いですね
地元の農産物などを眺めながらスタンプポイントを探すと数分で見つけることができました
今回のスタンプラリーの目的が熊本地震復興応援と言うこともありますので、立ち寄ったポイント全てで小額ではありますが応援をしようと考えていました
・・・なんて言わなくてもソフトクリームは食べたくなりますよねw
あじわい館にあるジェラート屋さんで早速ペロリ
濃厚なラムレーズンとサッパリとしたミルクの味わいがとても良かったですよ
さて第二のスタンプポイントはギャラリー「
Nyima」
雰囲気がものすごーい出でてるお店で併設のカフェではドリンクを楽しむことができます
とは言えまずはスタンプをペタリ
大理石??っぽい石を彫って作ってあるスタンプを押した後はちょっと一休み
メニューを見ると「ジンジャーミルク」なるものが
想像していたものより味も香りもはるかによろしい
生姜の味がしっかりしているのに癖が全然ない
ホットもいけるそうなんで次回は寒い時期にホットを味わいに来たいなぁ
ミルクを飲み干し次はギャラリーを、と思ってましたらメイン参加車のスーパーカー達が数台到着して駐車場がにぎやかになってきました
駐車場に入りきらないようでしたし、カメラマンも同行されてるようだったので、残念ながらここで退散です
排気音量だけだったら負けないんだけどなぁ(捕まっちゃいますが)
次回はギャラリーをゆっくり見ようと思いつつ、マクラーレンやランボを横目に駐車場からBCを引き抜いて次のポイントカフェ「
Easy Pit」に向かいます
車から降りてまず目に付いたのが真っ赤なS800
すばらしいコンディションのボデーで、小さな美人さん(お年からすると美人であったろうおばあ様か?)はガレージにかわいくお座りになっておられました
こんなのを見ちゃうと5人も乗れちゃうターボ付きのBCは、さしづめ尻のデカイパワフルおばちゃんに見えてしまいます
エスハチ嬢の隣のスペースでスタンプを押した後は店内に・・・
時間もちょうどお昼でしたのでここで食べようと言うことになり、お願いしたのが「男のカレー」
名前からめっちゃ辛いのかと思いましたが、とてもマイルドでおいしいカレーでした
テラス席もあったのですが、4人はムリでしたので店内でのお昼となりましたが窓が広くてとてもいい景色・・・だったんだろうなぁ(晴れていれば)
お店の中を見渡してみればさすがはエスハチのオーナーさん
ホンダ一色でした
中でもNRのシリンダーブロックとピストンが飾ってあったのはビックリしましたよ
ここもゆっくりと過ごしたい所ではあったのですが、スーパーカー達がいらっしゃって席が・・・
今回はザンネンですが、また来ることにいたしましょう
さて最後のスタンプポイントは「
葉祥明 阿蘇高原絵本美術館」です
ゴールの大会本部のある長陽駅の横を通り抜けて高台にある美術館を目指します
オイラはここまで完全にただの観光気分だったのですが、阿蘇高原絵本美術館に向かう道中の景色はこのイベントの意図が分かった、そんな光景でした
先日の熊本地震による被害
もちろんTVなどで知ってはいましたし、オイラも別府に住んでいるので地震がどの程度のものだったかは分かっているつもりでした
しかしその景色を目の当たりにした時、改めて地震の凄まじさを知り、またそこで暮らしている人がどれだけ歯を食いしばってがんばっているのかと思いました
とても写真など撮れる気持ちにはなれなかったです
あの高台の写真は町がまた美しく戻ったら改めて撮りに行こうと思いました
気持ちが沈みはしましたが、最後のポイントに到着です
葉祥明 阿蘇高原絵本美術館はとても落ち着く作りで道中の景色を忘れさせてくれました
絵本が沢山並んではいましたが、同じように沢山並べられた中の1枚の絵にとても引かれたので買って帰ることにしました
美術館の方に地震のお話は聞くことができませんでしたが、とても明るく気さくにお話しをしてくれました
美術館を後にしてゴールの長陽駅に向かう間、行きがけと同じ景色を見ながら考えました
地震で大きな被害を受けていながら南阿蘇の方々はとても明るくオイラたちに接してくれます、同じことがオイラたちにもできるんだろうか?
いや、やらなきゃいけないよね
遊びに来たオイラたちだけど、この景色は忘れないように大事に持って帰ります
このイベントに参加してよかった
さて、湿っぽくなりましたがこの二日間のグランドフィナーレです
長陽駅の駐車場に車を停め、小雨の中駅舎に入るとホントにこじんまりとしたスペースのテーブルに「大会本部」のラミネートが
誰も居ないのでついにゴールまでセルフになってしまったのかと思っていましたら
「あ、スタンプラリーの方だったのね」
スタッフと思しき女性の方が慌てて来てくれました
そりゃ4人でこんなイベントに参加してる人はいないわな
しかも親子と関係が分かりづらいオッサン連れで・・・
「全部回れました?」
と聞かれたので
「もちろん!」
スタンプラリーでもコンプリートの瞬間は嬉しいものです
「今日何台目くらいのゴールなんですか?」
と聞くと
「20台くらいかなぁ」
と返ってきました
「と、言うことは80台抜きだーwww」
前日のテールエンダーが20位台完走w
ス バ ラ シ イ w
ものすごーくワザとらしくよろこぶチームスタッフたち
まだ競技だったのかよコレ・・・おまいら後席で寝てたじゃないかw
記念にステッカーを受け取り勝利の余韻に浸ります・・・ん?勝利??
パリダカのビクトリーランと言えば海岸だけど、オイラたちは駅のホームだ
長陽駅のカフェ「
駅舎カフェ 久永屋」で無事完走のお祝いをする
サトウキビのカキ氷なるものをいただく
甘さが何か懐かしい、そう言えばウチのお袋は砂糖は黒糖派だったなぁ
先日の地震から路線の復旧を待つ長陽駅からの景色はのんびりしていて牧歌的
いつもはくっきりと見えるであろう阿蘇の外輪山は霧と雲に隠れちゃったけど、それはそれでやさしい風景でした
「お家に帰るまでがラリーです」
と言われてみればあと2時間は気が抜けないのですが、ブログとしてみれば今日はここまで
背中でスーパーカーの人たちが大会関係者の方々にお礼と来年の約束をしているのを聞きながら、来年のチェント・ミリアはまた元気のいい車たちの走りをサーキットで見たいなぁと呟きまして今大会の参加を閉めたいと思います
本大会の企画、運営に携わった方々
スタンプポイントのお店の方々
スーパーカーを惜しげもなく見せてくださった方々
産山牧場でお話してくださった方々
スタンプを集めて回った仲間たち
エンジン壊しちゃった幽霊おぢさん
みなさんお疲れ様でした!!!
追伸:4回連続でハンコのトップになってしまったのは・・・やっぱりご理解ください