前回書いたボディーの傷の補修をしました。
ディーラーで傷の補修をタッチペンでしてもらいました。
しかし、所詮はタッチペン。
色は純正色で遠目に見たら、傷はわかりにくくなりましたが
剥離した塗装面の凹凸は近くで見たらはっきりわかる…う~ん。
というわけで、結局自分で補修しました。
修理してもらったときに、
ディーラーで補修用のタッチペンも買ったので、それを使って修理しました。
普通に補修する方法は
パテ盛→削り→サーフェイサー→塗装→コンパウンドで研磨
となるんですが、手順をだいぶ省略しました。
まずは、元の傷です(ディーラーでの補修前)。

完全に塗装がめくれて、下地が出ています。
場所は、フロントバンパーの左下です。FRP(?)の部分です。
周囲にマスキングをして塗装を盛ります。
塗った純正の塗料です。
数日の間をあけて3回塗りました。

はみ出してもいいので、元の塗装面より厚くなるように塗ります。
そうです。塗装でパテ盛を兼ねてしまうというわけです。
もちろん、比較的浅い傷だからできることなんですけど。
これを2週間乾かしました。
塗装面が十分に硬化したら、あとは削ります。
パテ盛だと600番→800番→1200番→2000番程度の
添え木をしたサンドペーパーで水研ぎして平面を出ししますが、
今回は違います。
周囲はガラスコーティングが施工されている塗装面。
問題のない塗装面も2000番のスリ傷で、艶消しになってしまう…
つまり、元の塗装面が削れてしまうわけです。
一方、最終仕上げに使うコンパウンドは、液体(ペースト)を布でこするから
艶出しには向いているが、表面の凹凸を取るには向いていません。
そこで、最初からコンパウンドレベルの細かさでで削れるペーパーを添え木して磨けば
平面も出て、必要以上に周囲の塗装面を傷めないのでは…
っというわけで、買いました。

6000番、8000番、10000番、15000番の研磨フィルムと添え木(スポンジ)
まずは15000番で試すと、凹凸が取れるほどは削れない。
10000番でもほとんど削れない。
8000番は周囲の艶が無くならないけど、塗料の削れた白い色が水に溶けてくる。
つまり、8000番でちょうど良かったわけです。
6000番の出番はありませんでした。
添え木をしているので、盛った塗装の部分を重点的に平面的に削ることができます。
元の塗装面のレベルまで削りました。
8000番だけでもピカピカで、元の塗装面とほぼ区別がなくなりました。
それでも、10000番で仕上げをしました。
ガラスコーティングの光沢面ともほぼ区別がつかない光沢が出ました。
出来上がりの画像が無くてスイマセン。
一か所だけ、塗料を盛るときに気泡が入っていたため、
そこだけ小さな穴みたいになっているので、再度塗装盛りして削る予定です。
ちなみに、8000番のペーパーでコンパウンドの15000番と同程度だそうです。
ただ、細かいペーパーで磨いた代償として、磨きに時間がかかりました。
約2時間の磨きを、車の足下でしていたので肩が凝りました。
タッチペンでの補修も、ひと手間かけるとだいぶ見栄えが良くなります
Posted at 2017/08/17 23:32:20 | |
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