以前も書きましたが、50系プリウスとP12プリメーラの比較です。
プリウスは、
全長×全幅×全高=4540×1760×1470mm
ホイールベース=2700mm
P12プリメーラは
全長×全幅×全高=4565×1760×1480mm
ホイールベース=2680mm
写真で見ると分かりますが、前のオーバーハングはプリウスが大きく、リアのオーバーハングはプリメーラが大きいです。全体の大きさは似たり寄ったりです。プロポーションはどちらもワンモーションボディですが、ハッチバック(?と)セダンという違いがあります。プリメーラのイギリスモデルで5ドアハッチバックがあったので、そちらの方がプロポーションは近いでしょう。
それにしても、プリウスはもともとCセグメントのハッチバックで、プリメーラはDセグメントのセダンだったはずなのですが、ここでほぼ同じサイズということはどのクルマも肥大化する運命なんですね。プリメーラ開発当時の仮想目標だったプジョー407なんて、全長×全幅×全高=4685×1840×1460mm/ホイールベース=2725mmになりましたし、後継車の508ではさらにでかくなって、全長×全幅×全高=4830×1855×1455mm、ホイールベース:2815mmなので、完全にEセグメントになります。どのクルマもでかくなる運命なんでしょうか。V/Wゴルフも初代は全長 3,725 mm、全幅 1,610 mm、全高 1,410 mm、ホイールベース 2,400 mmで、今のヴィッツよりも小さいですからね。
乗った感触は、さすがに発売時期の新しさからプリウスの良さが際立ちます。低いドライビングポジションと低重心のハンドリングで、乗り心地が良いのにハンドリングはシャープです。プリメーラもチルトを最低にしてみましたが、プリウスは一般的な乗用車というより、スポーツカーに近いドライビング感覚ですね。しかも乗り心地は良好です。
静粛性についても若干プリウスに軍配が上がります。プリメーラも当時としては静かだったと思いますが、最新モデルには分が悪いですね。
現時点での価格差から考えれば、納得以上にプリメーラの健闘を感じますが、燃費は比較にならないぐらいに違います。ざっくり30km/Lと10km/Lぐらいの違いがあるので、120円/Lとした場合、1,000km毎に8,000円の差が出ます。20万km走ると160万円の差になります。これはでかいですね(笑)
ブログ一覧 |
インプレッション | 日記
Posted at
2017/01/14 14:06:54