2009年09月12日
時々、こんな意見を聞きます。
『レガシィで タクシーなんて、もったいない!』
こう言われると、私は、少々 不愉快になります。
何故、レガシィを『旅客』自動車として使用する事を もったいないと 感じるのでしょう? 高級車じゃないし。(スバリストの方、すいません。)
有名なハナシがあります。
某『れく指す』は、タクシー事業者(個人、法人)には、車を売ってくれません。(グリーンナンバーでの納車はしません、という意味です)
いろんな理由を付けるでしょうが、早いハナシが
『イメージが崩れるから、乗ってくれるナ!』
…ということです。
(私たちの業界も含めて) 商売人が、お客さんに そんな対応をしたら、大変なことになります。
タクシー事業者が、何故そんな扱いを受けるのか? 勿論、昔から マイナスイメージを積み重ねてきた 業界や乗務員の責任であるのは間違いありません。
しかし、真面目にコツコツ仕事している乗務員が、変な先入観や嫌がらせを受けるのは我慢できないのです。(私が真面目にコツコツとは、言いませんが…)
つまり、
『レガシィ【なんて】もったいない』の【なんて】に違和感を感じるのです。
タクシーなんか ボロボロの車でエエやろ? 安けりゃいいヤン…という印象を受けるのです。
同業者は、そんな言い方は、しません。
耐久性やランニングコストを心配してくれる位です。本人だって、いい車や 好きな車で 仕事したいからです。
ましてや、車が好き スバルが好き…という方から 『もったいない』と言われたら なおさらです。
逆に、
『いやー、あたしやったらインプでタクシーやりたい』
とか、
『働く自動車が好き』
と、言って下さる方には好感を持ちます。
それは、車が好きだからという理由では無く、相手の方が【タクシー】【乗務員】を上から見る訳で無く、同列で見てくれる…と、いう印象を受けるからです。
ですから、先の 社会からの変な先入観に対する 【ささやかな】抵抗として レガシィを営業車に選んだというのも理由の一つです。

Posted at 2009/09/12 15:22:44 | |
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