まったり屋のブログ一覧

ガソリン 軽油 ＬＰＧなどの液体燃料車の燃費計算は、
『１リットルの燃料で何キロメートル走る』
と、表現されていますが、これは燃料（エネルギー源）が、液体のみの表現方法で、 気体燃料を使用するＣＮＧ車や、話題の水素を使う燃料電池車の場合は、
体積の単位 ｍ3（立方メートル）で何キロメートル走れると表現になるでしょう。
また、プラグイン自動車などは、何アンペアで何キロメートル走れると表現されるのかもしれません。
ただ、ややこしくなるのは間違いなく、統一された燃費表現が必要になるのではないでしょうか？
単純に考えれば、『￥』が一番分かり安いと思います。
時価額￥１０００分の燃料を充填（充電）した気体、液体、電気自動車は、それぞれ何キロメートル走行出来るのか？
私のレガシィハイブリッドも、複数の液体燃料、燃料単価を使用する為、全走行距離を全給油量で割って、初めて１リットル または、￥１０００あたりの走行距離を算出することが出来ます。

モデル末期のＢＬを、好きで買ってタクシーとして使い始めた訳ですが、長年タクシー専用車で仕事してた分、違和感や、逆にタクシー専用車の使い勝手の良さを改めて実感しました。
● ハザードスイッチ
タクシーのハザードスイッチは、ウィンカーレバーにプッシュ式で内蔵されています。そして（だいたいですが）バキュームタイプの自動ドアレバーはステアリングポストの右側に付けられています。この位置関係が非常に使い安い。
例えば
営業走行中、
左前方に、お客さん発見！
右手でウィンカー左指示だしながら、左手でステアリング切りながら、続けて右手のウィンカーレバーでハザードだしながら、Ｃピラーをお客さんの前に付けた時には、右手は既に自動ドアのレバーを引いてドアを開ける事が出来ます。
しかも、お客さんが乗り込んでいる最中に右手はハザードを解除、そのまま右指示ウィンカーを出しそのまま右手で自動ドアを閉め後方確認しながら発車。
この一連の流れがタクシー専用車は、非常にスムーズに行えます。
ハザードのオンオフは、せめて右手で出来るよう小細工したいものです。
時々、乗車直後のプリウスタクシーなどがハザード出したまま発車するのを見るとついつい笑ってしまいます。私もチョコチョコやってしまいますので…。

　当たり前のハナシですが、人（お客さん）は、Ａ地点からＢ地点への移動手段でタクシーを利用します。その際、人によっては、選ぶ基準があったりします。
● 出来るだけ値段（運賃）を、安くしたい派
● 『特定法人』または『個人タクシー』を選ぶ派。
● その逆、特定法人、または個人タクシーだけは、絶対乗らない派。
最後は、『選ばない。テキトーに、走って来た 若しくは止まってた』タクシーに乗る派。
私の客層は、最後のテキトー派がメインです。『タクシーなんて、なんでも一緒でショ？』という方々です。このレガシィ（BL2.0GT）タクシーで一番多い評価（感想）が乗り心地です。車になんの興味もない最近の若いコや、女性主婦層を乗車して走ること５分１０分。おもむろに聞かれます。
『これなんていう車ですか？』
スバル レガシィというキーワードにはたいして興味は示しませんが、
『とりあえず乗り心地が（すごく）（なんか知らんけど）いい～。』
という声が圧倒的に多いです。今まで新車のタクシー専用車には何度も乗り換えてきましたが、たかだか三週間の営業でこんな沢山の評価をもらったのは初めてです。冗談やお世辞で言ってるのではないのが分かるだけに、おもわずオマケしたくなります。
ただ、ここで特筆すべきことは、レガシィの乗り心地ではなく、比べられたフツウのタクシー（クルー コンフォート）の足回りです。仮にも『旅客自動車』として販売するのならせめて固いと言われるレガシィより上品な足にしてほしいものです。コスト削減も大事でしょうが…。

レガシィ（BL-F）を営業車として使用してみて、とりあえずの感想です。あくまで、トヨタ、日産のタクシー専用車との比較デス。一般の方の参考にはなりませんので、あしからず…。
① 速い！笑いが止まらない程速い！この気持ちをビジュアル的に表現させて頂くと、『バリバリ伝説 世界グランプリ編』でグンが初めて新型ＮＳＲ500に乗った時のシーンがまさに、それデス。
② お客さん、歩行者などから、タクシー乗り場、信号待ち中にそれとなく、目を引かれる。
③ かといって、コレにつられてお客さんが ふらふら～っと乗り込んでくるわけでも無い。
　σ(^-^;)
④ 同業（法人）の空車で、必死に追いかけてくるのがチラホラ…。
⑤ タクシーとしての車格（室内キャパ）静粛性、乗り心地は、小型車以上中型車未満。乗り心地だけは、タクシーの定番になりつつあるプリウスが上です。
⑥ （プリウスと比べて）乗降性は変わらず。ただし、センターアームレストが後ろに出過ぎて、お客さんの車内移動の際、コンコン当たってしまう。
⑦ 当然ですが、車両代格差、燃料費格差もそれなりに広がります。よーいドンで稼働したら、８年後には普通車１台買える位の開きは、出るでしょう。値段だけを考える事業者の方には、迷わず『プリウス』をオススメします。

　09'5月末より稼働している当方のレガシィ（BL5-F改）ハイブリッドの使用レポート。
納車後 2週間（約3800km）経過。エンジン本体で消費される燃費としては、約６.５km／Ｌ。タクシー用途で考えたら妥当なところか？トヨタ コンフォート、日産 クルー（ＬＰＧ 2000CC）並みだからギリギリセーフにしときまショ。 同じ燃費、同じ排気量で８０PS、かたや２５０PS。納車後１週間（1000km）は、笑いが止まらずヨダレ落ちそうでした。