まったり屋のブログ一覧

法人時代の ベテラン乗務員（先輩）の体験談ですが。。。


飛んだ（長距離の仕事）帰り道、名神高速を ユル～リと走行中、

前方に陸橋が見えてきました。。

そのまま、通過しようとした瞬間、

陸橋から、何か大きな物が 落ちてきたそうです。

それは、長くて、一瞬【丸太】に見えたそうです。

『ヤバっ！』と思い回避しようとしましたが、間に合わず、軽く接触してしまいました。

路肩に 車を寄せ とりあえず 警察を呼びました。

落下物事故とはいえ、会社所有の営業車ですから、【事故 報告書】も 提出しなければなりません。

警察と一緒に、その落下物を探してみたら、結局 【布団のす巻き】でした。

『ホンマに、丸太やったら死んでたかも…』（本人談）


そして、一応 【その布団】、広げてみたそうです。。。


人間が出てきたらしいです。。。


このハナシは、ここまでです。。。

（男？女？）
（生きてたの？死んでたの？）

（そもそも、何故、そんな事になったの？）

その ベテラン乗務員は、教えてくれませんでした。。。

【意味不明】のかなり 怖いハナシでした。。

（！？マダム…おじさん？！）

【プロ】の方の乗車は、珍しくも無く また、車内でも【エンターティナー】として 振る舞いますから、楽しいぐらいですが…、

【こういう趣味】のヒトは、初めてでした。


（素人さんの【趣味】？！）
（趣味で、お客さんの【人格】を 判断するのか？）
（お前も ガンダム好きやろ？）
（いや、それと これとは…。。。）



…しかし、そんな驚きより、

自分の置かれている【状況】の方が、心配です。。。


（これって ヤバいんちゃう？）

【暗い山道】で、
【狭い車内に ２人きり】。
おまけに、
【バック（背中）取られて】。。

（ホンマに、この人家帰るんやろな？）

（？！ いやいや、【家帰る】なんて 誰も言ってない！）
当たり前…笑

（何かあったら、どうする？）

（！【何か】ってなんだ？）



私は、ルームミラーで、後席の【マダム…怖】を 監視することすら出来ず、
ただ、ひたすら、前屈みで 運転するのみでした。


しばらく、走ると 住宅地（村？）に到着し、
（深夜ですから、真っ暗デス）

一軒の民家の前で、支払い してもらい、
その【マダムおじさん…怖】は、家の中に消えていきました。。。


私は、すぐヘッドライトを【消し】速攻で走り去りました。
（家の窓から ナンバー見られてる様な気がして…。。よくやる手です。）


可笑しいですか？
ホント、怖かったデス。


【怖い素人さん】のハナシでした。。。

その道の スペシャリストが よく言う 言葉で…、

『素人さんは、コワいよネェ～。』

…が、あります。


【怖い素人】のハナシですが。。。


ある日の 深夜…

飛び（長距離の仕事）が終わり、市内へ向け走行中、前方で 女性が手を挙げています。。

私の前を 同業の空車が ２台程 走行していたのですが、（女性を）見落としたのか、

（結構、スカートが ヒラヒラしてたのに…）

走り去ってしまったので、

（ラッキー！）
とばかり、
私の車に、乗車しました。

大きめの（マダムっぽい…笑） 帽子をかぶっていたので、顔はよく見えませんが、

『〇〇まで。。』
細い声で、聞き取りにくく、おまけに【逆方向】。

でも、山奥の方だったから、そこそこ【距離】が伸びるので、

（ま・いいか…）
と、車を走らせました。。

ただ、
『〇〇まで。。』の声に 何か聞き覚えがあり…、

（知り合い？）
（以前、乗車した？）
…などと、頭の中を検索していました。

行き先は、信号も 別れ道も ほとんど無いので、時々、

『右へ…』 『左へ…』

…位しか 会話は無く 車内は、【無言状態】です。。

（芸能人？）

なかなか、思いだしません。

淡泊な 走行音だけがする、無言の車内。。。

お客さん（マダム…笑）が、また、
『右へ…』


（！！！！？）
はっ！と気付きました。
この【マダム…】。。



（！おじさん？…！）

彼女（元ソープ嬢）のマンションへ 車をつけた私は、【支払い】（￥１００００位です。）をしてもらおうと ドアを開け ルームランプをつけました。（癖です）

すると、彼女は、そのまま （支払いせずに）スッ… と車を降りて、

『上がってく？』

と自分のマンションを指差し 歩き始めました。。


（？？？どうゆう意味？）

（自分の部屋で、お金払う、ということ？）

私が そう考えている間に 彼女は、スタスタ 入り口へ歩いていきます。

（！ちょちょっと、待て！）

（部屋で、【支払い】してもらうにしても 目立つ営業車を深夜の住宅地の真ん中に 長時間 置いておくのは、ヤバい…盗難etc. 　せめて、アンドン 外した方が目立たないのでは？）

（？【長時間】て、なんだ？ 何を考えてる俺？）

（その前に こんな制服で ウロウロするほうが、怪しすぎる！ 上着だけでもぬいだほうが…）


たった数秒間 ワケのわからないことを 考えている間に。。

『ガチャン！』
と、彼女は、【オートロック】のマンションの中へ消えていきました。。


（！？！？）

呆然と、私は立ち尽くしました。

（どうしよう？）
焦りました。

そして、２０分後
現金を持って現れた彼女は、一言、

『なんで、入ってこなかったの？ 待ってたのに。。』


（！！あんたが、勝手に入ってもたんやないカイっ！）

（エエ加減にせんかい！！）

もちろん、笑顔で対処しつつ、支払ってもらい 現場を後にしました。。。


…数ヶ月後、…東京の同じ法人グループのタクシー乗務員が、【美人局】に引っかかり、
（相手は、そのスジとのこと。）
エラい騒ぎになりました。

その時、私は、

（あの時の俺！ お前は、正しかった！）

褒めてあげました。

ちょっとだけ 怖いハナシでした。【実録】

実録です。

私が新人時代（夜勤）の頃、

無線配車で フレンチレストランへ迎えに行き、 一人の女性を乗車。

年の頃は、３０才前後（アラサー？）で、結構【むんむん】してるなぁ…と思ってると
（結構 年上 好きなので…笑）

色々話しかけてくるので
軽く 会話の【キャッチボール】を開始。。

なんでも 元ソープ嬢だとか。。

その手の方の 送り迎えは、珍しく無いので 話しを合わせていると、

『うどんが 食べたい！』

と、言い出したので、近くの うどん屋へ 車を付けると

『おごってあげるから、一緒に食べョ！』
と言われ、

（エラい 好かれたナァ…）


【新人で 年下の小僧】でもあるので、ムゲにも断れず、一緒に食べることに。。（もちろん、メーターは、倒したまま）


腹も減っていませんが、残すのは 失礼だと思い 最後のお汁まで飲むと、

『ん～いい食べっぷり！ もう一杯 おごったげる！』

と言い出し、さすがに お断りすると、
『！？なに！ 断るのッ？』

と、変な雰囲気に。。
（これは、【リアル】現実なの？）

焦りながら、
過去のテレビドラマから、似た様なシーンを探し 対処しようとしましたが、間に合わず、２杯目突入…。

腹は、パンパンになりましたが、ようやく 店を後にして 彼女の自宅マンションへ 向かいました。